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ブレックファーストクラブシリーズ・高校編最終巻
犬山は三木に、年末年始を自分の家で過ごすように誘います。
ところが家族は全員旅行に出かけてしまい、二人きりで過ごすことに、、、
結局、そこへ、飯塚と松本も来て、二人きりではなくなります。
犬山は三木を大事に思うからこそ、三木から去ろうとしますが、三木の出した結論は、、
見所は
ツンデレ三木のプロポーズと、2昼夜連続温泉旅館エッチ
オマケに、舎監・坂口のホームページネタ
「ブレック・ファーストクラブ」
→「ルームメイト」→「ベッド・タイム」
→★「ピロー・トーク」→「ドアトゥドア」
◾︎犬山広樹(BFC代表,飯塚のいとこ)×三木彰(生徒会長)
◾︎松本正種(まさね/編入生)×飯塚智晴
学生もので、こんなに悩んで悩んでって様をしっかり見せてくれるのは嬉しいし、その行き着く先が案外いい加減で、演出過剰な湿っぽさがないところがまたいい。
かといって萌がないわけではなく、しっかりと盛り上がりがあるんです!
三木はいい男になったなぁ。とってもお喋りでいつもニコニコしてる広樹が、意外とうちに秘めがちで、三木が最後のハンドリングをするのが面白いです。強引にいかないと彼は手に入れられないと悟ったんだな。受けが「俺についてこい」根性なの大好きです。
いよいよ犬山や三木の学年が卒業を迎えることになりました。
寮生はそれぞれ自分の将来の道を決めなければいけない。
このシリーズ、メインの2組のカップル以外にも存在感がある学生が多くて、印象強く残っている脇キャラが多いので、彼らも旅立っていくのか~と思うとなんだか寂しい気がします。
この巻でも犬山x三木カプがメインになっているのですが、2人がそれぞれの将来の進路や2人の関係のことで悩んで、それに答えを出していく様子は、高校生でありながら頼もしいなと思いました。
しかも、この巻では一気に大人っぽさを増したように感じます。
それに三木がとても男前でした。普段クールなだけに、意外な行動力にびっくり(笑)。
シリーズ1作目でメインだった松本x飯塚カプも松本がしっかり飯塚を守っているようで頼もしいです。^^
やっと2人なりの答えを導き出してくれましたね。思い返してみると、長かったようで、意外と短かったかもしれません。一見、強引にことを進めてしまえそうな犬山の方が実はより臆病で、三木は一旦腹が決まれば、行動力もあるタイプなんですね。もどかしい関係が続いていたけれど、読者もすっきりできるくっつき方だったんではないでしょうか。今すぐ恋人宣言をするとか、何でもはっきり決める必要はなくて、時間はたっぷりあるのだから、じっくり今後のことを考えればいい。そういう2人の選択が心地良かっです。