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四宮しの
雀影
カバーデザイン素敵だし、この雰囲気は好きなんだけど、 やっぱりというか、 あいかわらずというか、 微妙にキャラの把握に手間取る四宮作品。 今回は、メインの二人が幽霊に関わっていくお話で、各話毎に何人かのキャラが絡んでくるが、全体としての登場キャラはそんなに多くない。 ストーリーそのものは、地味だけど味わい深くて、何度も読み返しているうちに、じんわり心に落ちてくるよう。 BL的なラブやエ…
サガミワカ
受験生と塾講師のお話と、サラリーマン同士のお話2編が入った作品集。 どのお話も、王道なラブストーリー。 ではあるんだけど、この王道、どこの世界の王道かっていう、、、、 とりあえず、間違いなくBLの世界の王道だなって思うのは、ライバル部署で年の近いのサラリーマン同志のお話「いい男には秘密がある」 会社ではライバル、プライベートでは仲良しだったのが、ただの仲の良い友人の範疇を乗り越えて…
ひなこ
けっこうお勧めできますが、、、 病んでいる方面に波長が合うと、すっごくゾクゾクしそう。 読み手を選ぶっていうか、読んでいるこっちの体調とか、気分とか、気候とかで、かなり読後感が左右されてしまった。 この本って、春に出てたのねぇ、、、 春のうちに読んでおけば、もうちょっと気持ちよく刺さってきた感じがする。 少なくとも、この、毎日が猛暑日のクソ暑い最中に読んだのは失敗だったみたい。 ス…
剣崎絢
ネタバレ
最初にお断りしておきます。 この本の表題作は、女体化でふたなりでした。 二次創作とかだとよくある、なんか研究中のお薬でうっかり女体化、みたいな、 前から片想いの相手ときっかけはよくわからないけどセックスできちゃったら、途中で女体化しちゃって、はたして相手は男の自分とセックスしてくれたのか、それとも女の自分とセックスしてくれたのか、女の自分だから好きになってくれたのか、よくわかんなくてウロウロ…
あべ美幸
間違いなく、ハルとレンの恋愛を描いてはいるんだけど、、、 キスとかもしてるし、 でも、なんかニアBLっぽいのは、ハルが、 ハルが、自分にも他人にも不感症というか、決定的に欠落している物があって、 その人間的な欠落を埋めるというか、開花させるべき運命の相手たるレンが、 これまた、決めぜりふ以外の無駄口は全く言わないときているので、 なんか到着点が、あまりにも遠く、遙か彼方な感じで、 お…
毬田ユズ
表題作は、雰囲気たっぷりのサラリーマンもの。 過去にノンケと付き合って痛い目にあった受けが、本気の恋愛が怖くなって、セフレとの深入りしない付き合いを繰り返していたが、ついうっかり、一番面倒な、同じ会社に勤めて、同じマンションに住む、ノンケの年下を好きになってしまい、、、。 こういった場合のお約束で、ノンケの彼の方が本気になると怖いもの知らずで、元々ゲイの彼の方が怖じ気づいて逃げようとして,…
おげれつたなか
「である」と「になる」は、似ているようで全然違う。 恋ししちゃったせいで、不可抗力でバカになってしまったキャラは好きなんだけどねぇ、、 自分でもバカみたいと思っても、恋してしまったら、どうにもならないこともある。 自分を良く思われたくて、経験豊富な大人のフリをしてみたり、優しいイイ子になってみたり、 だって好きになっちゃったんだもん、 嫌われたくないんだもん。 って、ウロウロし…
森嶋ペコ
山奥にある、全寮制の男子校! というわけで、学園寮祭り開催中。 山奥の男子校に転校してきた翠、入寮初日から同室の松寺が上級生と部屋で真っ最中なのと出くわしてしまいます。 ただれた生活を松寺本人の意志で楽しんでいるのかと思いきや、実は、、、。 恋は罪でも罰でもない、現役高校生編「夏色モラトリアム」 卒業して10年、母校に舎監として戻ってきた長谷川は、同じく新任の水野に出会う。 ま…
陵クミコ
「愛しい声」の続きのようですが、「愛しい声」を読んだのがずいぶん前で、内容はすっかり忘却の彼方、、、 そもそも、そんな続き物だとは全く認識しないで購入したわけですが、、、 本書の構成が、まず2007年と古い作品の「想定外」前・後編があってから、「愛しい声」の続きのストーリーが、掲載順に、書き下ろし、小冊子、同人誌、雑誌連載分、書き下ろし、小冊子と続いて、最後が独立した短編となっていまして、…
せのおあき
サラッとしたキレイ系の絵で、ふわっとお話が進行するので、なんとなくスルッと納得して読み終えちゃったけど、、、 実は結構、意外とトンデモ展開かも。 表題作は、眠っているのをいいことに、あれこれエッチないたずらがどんどんエスカレートする話だし、 「Second~]は、コーヒーショップで偶然中学時代の先輩と再会したら、実はその店のオーナーが、、、な話だし、 「埋み火」は、たまたま宅配に来た兄…