茶鬼さんのレビュー一覧

あいをあの世に置いてきた コミック

殺生ヨネ 

作家さんのペンネームがすごい!

作家さんの初コミックだそうです。
BLお師匠さんはホームラン・拳さんだそうで・・・
それにしてもすごいペンネームですね!殺生=せっしょうですよ!!
思わず、なみあむだぶ、なみあむだぶ、、と唱えてしまいそうな(笑)
ところで、この作品もいきなり冒頭、殺生してますから!
主人公死んじゃってます!!
先日読んだ榎田さんの『永遠の昨日』と比較してはいけませんが、「本当の愛」を知る為に神様に課題…

2
非BL作品

童地獄・父子地獄 コミック

田亀源五郎 

ありとあらゆる攻め苦にもたえる親子愛がすばらしい

折しも今日は、都議会の委員会で「青少年健全育成条例」が可決してしまい、15日に議会で可決の流れとなる見込みなのであるが、そんな日にこの本を手にすることが出来て、ある意味記念となるものかもしれない。
田亀源五郎氏の作品はゲイポルノであり、BLの範疇ではないので、恋愛が云々とか、気持ちの機微が云々とかとはちょっと違う。
あくまでも肉体表現。
攻められて、いたぶられて、凌辱の限りをつくされて、そこ…

5

日向 麗人セレクションDX コミック

直野儚羅 

ブレがない直野作品

直野さんの絶版となった10年以上前の作品の再録集なんですが、現在のものと余り絵が変わっていない、しかもストーリーの展開の仕方とか、設定とかも余り変化を感じなくて、全然古さを感じません。
変化がないのはいいのか、悪いのか、それは定かではないですが、それでいて尚一線で活躍されて、そこそこのヒット作品を生み出されていることは、すごい!と思うのです。
作家さん自体にブレがなくて、一本芯が通っているって…

2

王子と乞食 コミック

河井英槻 

ああー、何か懐かしいこの往年の少女漫画的設定

このお話04年から始まって、まだ続いている?
すごいスローペースでの展開ですが、09年作品の番外編を除けば余り絵の変化は感じない。
だから、後で出典を見てびっくりしたのです!
可愛らしいショタっぽい絵に少女漫画チックだなーと思っていた作家さんでしたが、
このお話が19世紀の産業革命時代のイギリスを舞台に、身分差とかそんなものを下敷きにしているので、少女漫画の王道!って感じがして、そういうマ…

5

激マニアックに愛して♥ コミック

東野裕 

爆走妄想実現(爆!)

普通のキモオタが愛に目覚めてしまった為に、その愛する男・佐倉の「佐倉オタク」に変身してしまった、超おバカップルの妄想爆走コミックも3巻になりましたが、これが全然飽きないんですよーー♪♪♪
今回も森田の妄想爆発していて、超おかしいww

またまたスクール水着(今度は男子モノ)出たんですが、名札が縫い付けてあるっていうのが爆笑ですよねぇ~♪
ま、それに妄想はもう当たり前なんですが・・・
森田…

2

onBLUE vol.1 コミック

おいしいとこ取りです♪

レディコミ「Feel」の詳伝社からBL雑誌が創刊されました!
さすが、後発だけあって、雑誌の造り方を研究されているというか、各社の美味しいとこ取りをして上手く作っているなー!と思います。
まず、Citronで成功している作家インタビュー。
今回は人気作家二人の対談という形で、これある意味二人同時インタビューなんですよ♪
そして本を構成する作家陣。
最近はBL作家さんが普通誌も描いたり、普…

2

我慢するのも今夜まで コミック

タカヒサ享 

結構色んなモノがてんこ盛りで、大盛りでした。

この作家さん気になっていたのですが、初読みになりました。
何と、この本半分以上が描き下ろし!
表題も冒頭一作目の続きの描き下ろしなんですね。
面白いのは、絵が上手いんだか微妙なんだか、そのバランスの危うさに目がいってしまう。
しかし、1本目が09年作品、あとが10年度作品と、この年度が変わった作品は明らかに絵の描き方が変わっている!
キャラに合わせた変化なのか、それとも暗中模索なのか?

2

恋とは呼べない (1) コミック

榎田尤利  町屋はとこ 

すごく優しい&やきのり激カワ!!

うわ~!!どうしよう、どうしよう、オロオロオロ、、、
評価に迷いました、神にしようか、すごく神に近い萌えにしようか・・
町屋はとこさんのマンガは読んだことがないのですが、こんなに間の上手な作家さんなんでしょうか?
例えセリフのない、絵だけのシーンでも感情が伝わってきてジ~ンとさせる。
「恋は落ちるもんなんだよ」
このセリフから中盤から胸がドキドキして、ラスト近く思わず主人公と一緒に泣いて…

3

おまえとダイナマイト!! コミック

鬼嶋兵伍 

弾ける鬼嶋兵伍

鬼嶋さんの作品を他レーベルでも読んではいるが、この「肉体派」アンソロで掲載された作品を見ると、やはり鬼嶋さんのグラウンドはここにあるんじゃないかな?って思います。
ムチムチマッチョな肉体と、ほとんど隠しのないイチモツ表現、ましてや透視画法にイチモツ断面図(海綿体です汗、)そこまで弾けて、さほどストーリーにもこだわらず、とにかく肉体にこだわって描かれている点、薄っぺらと感じるかもしれないですが、や…

1

黒猫亭雑記帳 コミック

ARUKU  

進化している

遙々アルクさん、ARUKUにペンネームを変更されていたんですね(雑誌を見てなかったので知りませんでした!)
また今回の短編集もちょっとした心のトゲや、切なさが満載でした。
絵も見なれてきたせいか、目線のあれ?は多少あるものの、動きは感じられるように、ただのポーズだけではなくなってきた気がします。

表題は、かつて瞽女(流しの三味線弾き)の母親と一緒に旅して生活していた為にまともに学問をする…

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