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石原理
茶鬼
フェロモンだだ漏れな萌え教会もの♪ 何やらワケアリそうな牧師がつるんで、もうそれだけでも萌えシチュです! 牧師の矢内は16の時人を刺したという話を、ここだけと言いながら、その色気もあって、信者をバカスカ獲得している素行不良だけど優秀な(?)牧師。 ピアノのレッスンといいつつ、いたいけな男子もたぶらかさんばかりで、新しく来た青年にもその手で堕とそうとすると、彼は長老会から監視でやってきた湯…
みなみ恵夢
ネタバレ
作者によって、こうも一つのストーリーが耽美に変身するのかと、とても興味深い作品。 多分、そのモノローグが詩的表現でつづられているからかもしれません。 一つ間違えると陳腐で臭いセリフ回しも、この作家さんの絵の醸し出す雰囲気がまた合っているので、イメージがふくらむのでしょう。 表題はピアニストと声楽家、残りの話はいずれも義理であったり異母であったりの兄弟ものです。 『椿姫』 日本から来た…
みなみ恵夢さんの作品はちょっとレトロな設定で幻想モノが好きなのだが、今回の表題は現代モノの不思議、二重人格モノ!! しかも、患者も医者もだったんで、??って(見えてはいるんですけど) ピアスなので、いつもよりエロも濃い目で、そんな部分も眼福? 表題は障害事件(殺人?)を犯した少年が医療少年院にいるのですが、そこでのカウンセラーが同じマンションにいて慕っていた青年。 少年は通常はごくごく…
遠藤りさを
花音から出ているせいか、エロ少なめで切なさが前面に出たような暗さは少ない一冊です。 遠藤りさを作品をこれだけ一冊、初めて読んだら「なんだー」で終わってしまうかもしれません。 過去作品と傾向を知っていて、その違いを楽しめるというか、パターンを知るというか、なので、遠藤初心者にはお勧めしがたい一冊かもしれません。 表題は、父子ものですが、厳密には親子として生活しているものの、主人公の正矢は小…
明治カナ子
この本が痛くて切ないのは、それは単にSMという行為だからではなく、二人の気持ちがボタンを掛け違った状態で進むからです。 たった一言、そこに愛のこもった言葉があれば、それは甘美な世界になるはずなのに。 そういう意味で、不器用で身勝手で理不尽が存在する世界が描かれています。 「綾人」などは、どんなに酷い目にあわされてもそこへ行ってしまう、そこには受けの少年のかすかな期待があるはずなのですが、…
門井はがち
つきぬけた明るさはありません。 表題が兄弟モノだけに、ネガティブなイメージが先行してしまいがちなのですが、当の本人達はそれで幸せなのです。 じっとりと湿り気を帯びた作品は、ともすればノスタルジックな「赤色エレジー」を思わず口ずさんでいる自分を引き出します。(唄と作品とは全く関係ないですが) 両親が亡くなり二人だけになった兄弟。 この作品は兄の思い詰めた弟の喪失を恐れるあまりの歪んだ執着…
定広美香
作者98年、99年の作品で、初のヘアヌード描写作品だそうですが、言われてみれば・・・ちろっと毛が? 今では珍しくもなくなった表現ですが、当時はチャレンジだったのですね。 映画や音楽にインスパイアされたというか、そういう路線を狙った定広さんらしい作品でした。 表題は推理やサスペンスを含んだ展開に、もちろんリバです。 大学卒業後2年ぶりに留真から大樹に来た連絡は、結婚の報告でした。 大学…
TATSUKI
Cab掲載時からずっと気に入って読んでいましたが、やっと一冊になって自分のものになる作品ということで、本当に嬉しかった! この作品の感動はうまく言い表せないのだけれど。 「きっとまたお前のこと好きになると思うよ」 このラストのセリフに全てが凝縮されているのです。 このセリフが現れた時に胸がブワーって熱くなって、何か涙が出てきちゃう! それは”運命の相手”とかいう便利な表現ではなくて、…
松崎司
松崎氏が「筋肉男」アンソロに、商業として初めて長編を描いたと解説されている一冊です。 現在の絵に比べて02年作品ですから、何かね、生生しいですよ♪♪ 二本目の作品なんてチ●コに刺青ですから~~!! ヤクザの大久保さんは、鬼畜(?)なテーラー田中のリクエストでヘビの刺青を入れたんですけど・・・ その作品の主人公の彫り師は、ムカデですよww しかもフェラ絵がぁーーーーーー!!ムカデを呑みこん…
本仁戻
ああー!もう何度読んでもイイ☆ 知ってるはずなのに、胸が熱くなって同じところで涙があふれてくる!! 何てカッコイイんだ、君たちは。 愛も友情もかちえて、更に信頼を深める仲間達。 彼等が大好きだー、愛してるーーー!!!・・・と、叫びたい。 今まで何人とも寝たけど、こんなに気持ち良くて幸せなのは何故? ミキはとうとうテルに「好き」を告白するのです。 一瞬に逃げ出そうとする野良犬テル。…