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アユ・ヤマネ
茶鬼
ネタバレ
アユ・ヤマネさんの電子配信していた作品を紙媒体でまとめて出した1冊。 とてもほっこりして、心が洗われる作品。 まさに野良ネコがイエ猫になっていくお話で、男性同士として行きつくケジメみたいな、本物の家族となるその先まで描かれています。 親の会社が潰れて大学を休学して日当のよい現場のバイトをしている鯖寅。 彼が現場で倒れたのがきっかけ知り合った建築会社の人・土屋とは、ご飯をたべさせてもらう…
加東セツコ
真面目で誠実さのあるお話が思わずキュンを呼んだ作品。 相手が、金持ちの坊ちゃんで社会に出た事がなく、色々と知らない事が沢山あったり価値観が一般庶民と違ったりする設定なのですが、これを愉快にデフォルメすればコメディに転ぶであろうものを、真摯に向き合わせて主人公達の歩み寄りと成長を、そしてほだされ愛になっていく、その姿にとても味を感じたのでした。 両親を亡くし貧乏学生をしている大学生の内藤がバ…
芒其之一
アダルトグッズ会社を舞台にした作品、2冊目が出ました♪ 1巻の時はそんなに気が付かなかったんですが、今回見てみて、この作品はカラーの電子で見た方が断然いいんだろうな、ってそんな気がします。 コマ割はそれ対応なので、見やすくはあるのですが、顔が似ていて人物の判別が、髪の分け目でようやく解る始末…あれ、自分の目が悪いのか? 描き下ろしは、電子じゃないので手描き感が満載で、人物にあったかみがあるん…
間宮法子
作者さんの初コミック? 収録されている4本、どの作品も誠実であったかさを感じます。 そして何となく自然にキュンを感じていたことを後で感じる。 大人のお伽話っぽい雰囲気があるような気がします。 表題【誘惑ツンデレーション】 大学を卒業していつも色々相談に乗ってもらっていた恩師が亡くなった。 ある日、龍之介の前にこの恩師の孫だという白江春樹という男がやってくる。 どうやら彼あての…
ナリ
「BL界に一石を投じる 新感覚?近未来BLコミックス」 というコピーが帯についておりますが、一応BL誌掲載作品なんでBLなんだけど、1冊読み終わって果たしてBLになるのか? はなはだ頭をひねるところで、或る意味、これって二次創作する原作本みたいな感じの匂いやカプリングが考えられる程度でしか、まだないんですよ。 しかして、案の定描き下ろしの【第一回そば屋サミット】にて、登場人物達にBLとは何ぞ…
山田ユギ
BBC版に表紙を新しくして、描き下ろしも入れた完全版の上巻。 下巻は未収録の長谷川編が入る事で、シリーズとしての完全版になるのなら買わないわけにはいきません! 珍しいのがチェコ語の翻訳家という設定。 感情の表現がとても薄く一見色々な事に淡泊で執着もなく無関心に見える古書店の店主をやっている日下。 大学時代、一人の女性が日下に告白して振られたのを怒ってその女性と付き合うつもりだった飯島が…
吉尾アキラ
この本の魅力、何と言っても受けになった芹沢の天の邪鬼気味のキャラにつきます! そして、主人公達を何気に後押しする同僚キャラ達。 それぞれのキャラクターが上手いこと作用して見せる展開にもうっ、萌えキュンしちゃうんです☆☆☆ 最初読み始めて、何となく腰乃さんぽいな、って思ったんです。 絵が似てるとかじゃなくて、キャラクターの動かし方やセリフ始め展開の仕方。 きっと、腰乃さん好きの人にはは…
椿
7年ぶりの再会を果たして恋人になった先生と生徒の物語の2巻。 1巻では、先生と生徒のケジメを付けようとしながらもやはり思いはとめられない。 しかし、先生には何か忘れられない過去があって・・・ とこの2巻ではその先生の過去が明らかになると期待しておりました。 もう最初から最後まで、心は真っ直ぐ柊一途です。 夏休み、寮生は帰省をしなくてはならないのですが心の両親は海外赴任で家へ帰るこ…
須貝あや
須貝作品はもう一言「かわいい!」に尽きる。 受けちゃんのこぼれそうな大きな目に、少女漫画みたいって嫌悪感をいだくどころか、これがクセになるんだな(笑) ハッピーの甘甘展開に、ゴチソウサマが言いたくなるくらい。 今回も無問題なほどにクスっと笑えて超ハッピーです♪ 父親を早くに亡くし母子家庭で来た頼人に、母親の再婚でお兄さんが出来た。 母親の再婚相手は世界的大財閥の総帥で、兄・玲はそ…
黒澤真円
作者さんの初単行本なんですか!? 絵もこなれているし、背景は少ないけど人物の雰囲気と見やすさ、短編集なのにそれによくある早急展開による物足りなさとかがなくて、スマートにまとまっている感じがします。 料理に例えるなら、あっさり和風から洋風味付けまで、そんな印象を持った作家と作品でした。 【表題】 偏食家の樋上は、それについて人から色々言われるのが嫌でつい会社の仲間と疎遠になっている。…