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木下けい子
茶鬼
今回は六車君と由利先生を振りまわす(?)キャラクター達が出てきて益々面白く、キュンキュンを誘うお話になっています♪ ああー、六車君が愛おしい。 編集二年を迎えて、由利先生の他にも担当するようになった六車君。 佐倉は華族出の気障な作家ですが、どうも由利先生のライバルみたいです。 六車君を困らせることで由利先生も困らせて、六車君を迎えに行く由利先生は愛だよね~って思うけど、六車君ニブチンだ…
山田ユギ
「最後のドアを閉めろ」の本田のお兄ちゃん'sのお話です。 血の直接の繋がりはないものの、兄であろうとする長男と、事情を知っていて兄を愛する弟が切ないです。 長男の正一は本当はいとこですが、両親が亡くなったことで本田家に養子に来たのです。 二男の俊二はその真実を知らされる前からうすうす気づいてはいたようですが、その幼い頃から正一が好きだったんですね。 そして、正一も俊二が好きだ…
えすとえむ
ミュージシャンを主人公にした作品、えすとえむさんの世界観って独特で個性が強いんですが、映画みたいで好きなんですよね。 多分UKのミュージックシーンだと思うのですが、妙にリアルに自分の中に入ってきます。 かつてのジムジャームッシュの映画をほうふつしてしまったのは、あくまでの個人的趣味か? 才能があるのに、破滅的な生活を送るニックの行動の理由はギターのビリーが好きだけど報われないからだと思う…
恋煩シビト
8編のうち、4編が擬人化。しかもおなじみのモノ達なので、これからそれらのモノを目にした時にまともに見られなくなるのでは?と心配になりますぅぅぅ~ ☆「窓際の林檎ちゃん」 winさんとappleさんですね♪お笑い芸人のコントネタにもなっていましたが、この恋煩さん編のほうが萌えるし楽しいです。 winくんは見るからにカッチリ・キッチリ、でもどうしてフッシュバーガーなのかな? 林檎くんはスタイリ…
夏水りつ
ネタバレ
初読みの作家さんだったのですが、表紙の今にも泣きそうな顔につい手が伸びて、でも裏切らない面白さでした! おまけペーパー付きを買うことができたので、この顔の理由がわかって笑ってしまいましたが、これはこの作品の冒頭に繋がる理由になると思いますよ。 二宮さんはメガネ男子なんですが、その登場が面白かったです。 主人公百目鬼(ドウメキといえばマンガHOLI●●××を思い出した自分)が新しく入った寮…
恋煩さんの絵は黒のベタが印象的だ。 首に描きこまれる影が特徴で、引いたアングルになるとたまに首が真っ黒になって顔が浮いているようになるから、幽霊のように見える時がある。 髪が白抜きの人は目も白抜きの事が多く、不気味さ二割増? だからというわけではないが、ストーリーもブラック気味だととてもマッチしている。 全編、ダークな雰囲気をまとった短編集、みごとツボにはまりました! 「愛のポルダー…
阿仁谷ユイジ
舞台は福岡、登場人物は皆博多弁、阿仁谷さんを初めて知ったのはこの本でしたが、これですっかりトリコになった大好きな作品です。 先日Q&Aで「方言のBL」というお題があったのに、自分でレビューしてなかったのに気が付いて、改めて書いてみます。 田舎のコンビニ店長北村には長く付き合っている春名ちゃんがいるのに、バイトの南原に「オレが好きなのはあんたですよ」って言われてから、順調だったはずの人生が変…
夏乃あゆみ
夏乃さん、小説挿絵では知ってましたがマンガは初読みです。 目についたのが、絵の見にくさです。 白と黒のコントラストがはっきりしているのですが、全体が白っぽくて背景の描きこみが少なく、人物の線が細く変化がないので、デジタルで描かれているようできれいなんですが、それが難点ですね。 人物の顔も、同じ人物なのに別人みたいになってしまったり、みんな同じ顔っぽくて、その点が自分には苦手に思われた部分です…
神崎貴至
Mの調教といえば割とあると思うのですが、Sの調教って本当にできるの? 興味を惹かれて購入してみました。 さて、上手くいったのでしょうか? ということで、売れっ子の音楽プロデューサーの長谷部が目をつけたのが、スタジオに点検に来た電気工の永森。 彼を見下ろす目が気に入ったようなんですが、要は一目ぼれですよね。 最初、永森は見られながらの自慰をする長谷部にあきれているのですが、キスからその…
深井結己
もしこの表題作だけで一冊だったら、ものすごく重くて暗くていたたまれなかったかもしれませんが、心をえぐるドラマの造りが素晴らしいです。 何度も書いてしつこいようですが、深井さんのストーリーは本当に上手いです。 主人公、絹一郎が目を覚ますと大人になっていて、慕っていたお兄ちゃんの基哉は高校生だったのにもっと大人になっていた。 タイムスリップでも何でもなく、絹一郎の嫌な時代の過去の記憶が一切飛…