茶鬼さんのレビュー一覧

魔性の唇 コミック

五城タイガ 

とどのつまりがバカップル♪

五城タイガさん絵が綺麗なのでいつも注目してしまいます。
ジュネピアスからですけど、ただのエロエロじゃなくてキャラあってのエロなのでその点は他の掲載誌作品とあまりスタイルは変わらないので安心感があります。
実は表題じゃなくて、併載作品のほうが自分的に面白かったとか。。。

【ビターキススイートミルク】
珈琲ショップの息子で手伝っているくせに珈琲嫌いの主人公。
彼を目当てにやってくる常連客…

4

天使の顔した天使はいない コミック

高井戸あけみ 

しっかり者の双子ちゃん

絵柄も作風もサクっとライトな一冊ですが、キラキラした絵柄でないので、今回のこうしたモデルという設定が鼻につくことはなく、楽しめちゃう作品。
天使のような美形な双子が主人公なのだが、ちゃんと等身大の男子高生の生活をしているのが気に入った点だったり。

母子家庭で育つも、母親がそこそこの資産家の娘だったので何不自由なく暮らしていたのだが、ある日突然告げられた「もう家にお金がないのv」宣言。
そ…

4

遊星の恋人 コミック

伊藤倭人 

宇宙人BL来襲

小説で宇宙人設定って見た事ありますが、コミックで宇宙人ってあったかな~?
いや、性格が宇宙人じゃないですからね♪
そんな地球人と宇宙人のラブは、宇宙人が地球へ色々と調査するために来ていることから、興味の範囲が広がって思わずアッチ?な展開も見せ
愉快で健気で宇宙サイズの人種と星を超えた(?)コスモな愛になりました(爆)
カルチャーショックが介在するからコメディタッチ。
爬虫類顔の宇宙人とい…

6

gateau Vol.17 コミック

新装の雑誌に期待☆

アンソロジーとしてのgateauも今号を持って最後。
秀良子さんの連載は、雑誌に継続になるようだがウノハナさんは最終回を迎えて、ひとまず切りよく落ち着いたということろだろうか。
新しい作家さん、人気作品を発掘してくれた一迅社にお礼を言うのと共に、新しい雑誌にもどんな本になるのか、期待したいと思うのです。

秀良子【STAY GOLD】
話数は3.5となっているので、閑話休題編。
今回新…

4

がっこうのせんせい 8 コミック

松本花 

いよいよ完結!!ありがとう☆

とうとう最終巻を迎えました。
山の学校に赴任してきた先生と、人間に捨てられた動物たちのほのぼのと心温まる、そしてちょっと切なさも満載のハートフルストーリーが一体どうやって終わりを迎えるのか?
BL臭は大変に薄い作品でしたが、絆と根底に育まれる愛情はLOVEに溢れている。
この巻だけの評価ではなくて8巻全てを総括して、「神」作品を付けてしまいますっ!

これから寒い冬がやってくるからストー…

2

玄関先で コミック

CJ Michalski 

ブラックMichalski降臨!

今回のこの単行本、いつも明るく楽しいミチャ作品ですが一転!
おおおー!と人の暗闇を抉るようなバッドエンドも含め暗いお話が3本も併載。
表題は、いつもの可愛くて楽しくてちょっとエッチないつものミチャ作品なんですが、3話構成のその三話目に挿入された猫のミータの話に思わず涙がドバーーーー!!!
本の帯、感動系を示唆する「誰もが皆、大切なあの人を待っている。」という、後ろは「泣けるBLコミック」とい…

4

川果町よろづ奇縁譚 コミック

四宮しの 

出会いは因縁

今回のこの表紙とても素敵で思わず見惚れてしまいました。
デビュー作から拝見させていただいておりますが、最初の頃稚拙な…などと比喩してしまった絵も随分こなれてきまして、それが独特の味になり、
特に今回は今まで少年を描くことが多かった世界に大人が登場したことで、また淫靡さも見せ、更にこの作家さんの魅力にはまりそうです☆

今回このレビューを書くのは大変に難しかったです。
何をどう伝えたらいい…

7

めぐまれない大人達 コミック

宮沢草雨 

究極の選択を迫る作品

OPERA39号で、単行本発売前の宣伝として実に4年ぶりの掲載をしたこの作品。
それすらもカオスすぎて、この本の内容が全く不明でした。
掲載雑誌も多分読んでいる話しもあったと思われるのですが(掲載号を見て)全く記憶になく、
そういえば20号の記念特集で、作者さん動向にルネッサンス吉田さんのアシをしたとか云々の事が描いてあったような~?
果たしてこの作品・・・やはりカオスでした。

本の…

8

夜まで待てない コミック

梶ヶ谷ミチル 

「好き」が欲しかった

向井も桐原もとてもゲイだったと思います。
宏明に恋人ができたことで、寂しさを紛らす相手が欲しいかなと行ったバーで出会った桐原と寝て、相性がいいかもと思う。
誰でもいいからぬくもりが欲しい向井と、発散したかったという桐原の希望は一致するのですが、がっついていつでもどこでも求めてきて独占欲も魅せる桐原に、惹かれながらも
二人とも求めているものが同じだったのに、その表現が不器用だったために起きるす…

6

青い風の吹く街で コミック

新井サチ 

窓を開けて風が入る

本の帯「たどり着いた街で出会ったのはなぜだか目の離せない年上のひと」
そして裏書きの文「大切な人を亡くした悲しみからの再生を描く感動ストーリー」
この物語の概要は、もうこれだけで充分でしょう。

お世話になった食堂へ挨拶に来た時に颯が出会った、妻を亡くした絵本の絵を描いている子持ちの男性・青生。
颯の父親は彼が幼い時に家を出て行ってしまったから、父親というものがよくわからないのだけど、青…

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