茶鬼さんのレビュー一覧

バンフォード侯爵家の執事 コミック

池玲文 

執事は床上手☆

『人間玩具』の続編で、坊ちゃんに少年という玩具を与えていた、ヒゲをそると見事な色男だったというあの執事がフューチャーされた本作品。
その坊ちゃんたちのその後のお話も、スピンオフにあたるPINK GOLD掲載の作品も載っております♪
この本、本当にエロ度が高いです!
しかも登場するたびに、いろんな体位がまるでAVとか体位のポーズ集かというくらいバラエティに富んでいて、お話と共にそれもとても楽し…

20
非BL作品

王子様と灰色の日々 (3) コミック

山中ヒコ 

相手を思う気持ちにキュン

失踪した大金持ちの息子・至にそっくりだったことから身代わりをすることとなった貧乏な家の少女・敦子の物語。
今回の表紙は至の側近であり異母兄であり、現在敦子の世話を何かとやいてくれている遼なのですが、お話のほうも敦子が遼に抱く本人もまだ自覚のない”想い”が中心になった展開だったように思います。

至は女装癖がありそこに性的嗜好は?なものがあり、そして主人公にはノーマルな関係が、至の側近の遼と信…

1

バニラリゾート コミック

大槻ミゥ 

下の世話もお世話のうち♪

まぁ!なんて甘いお話なんでしょう~♪
ヘタレ漫画家と、天然気味のお世話係りの先輩に、
もうっ!あんた達それって好きってことでしょ=3なんて身悶えしながらオカン発動しながら読み進む一冊(爆)
水気多めのヌルヌル(?)エッチは今回ありませんで、、、
しかし、きましたよーーーー!!
使用済みオナホにてのオナニーwwww
おおー!フェティシズムの極みでないかいな♪♪♪
ということで、とっても…

3

恋とセンチメンタリズム(表題作 ほしあらし) コミック

橋本あおい 

万事そつなく

この本は表題がなく【ほしあらし】がメインで他4本の短編で構成されています。
この作家さんは絵もきれいだし、お話もそれなりに卒がなく、うまくまとめられますし、ファンの方も多いかと思うのですが、
どうにも自分にはその卒のなさすぎる点と、少々少女マンガチックな展開が多分苦手に思ってしまう作家さんなのかもしれないと、既読数冊目にしてやっと気がついた!?
切なさを感じるには、今ひとつ掘り下げが欲しい!…

6

宝物はぜんぶここにある コミック

糸井のぞ 

絆という確かなもの

この本を手に入れてから、どうやってレビューしたらいいか、散々悩んだ。
雑誌掲載の時も、前作もそうだったのだが、この作者さんには、いつもしてやられるw

ブレないものが周りにある。
散々悩んでブレるのは主人公。
この主人公に目線がいって、彼等目線になってしまって読者である自分がオロオロしてしまうのだ(笑)
一見ネガティブで深刻さをまといながら、あとになってみれば・・・なんだ~
この手法…

5

ひとつふたつひみつ コミック

笹丸ゆうげ 

注目の新人作家さんデス☆

かわいい系の小説の挿絵で気になっていた作家さんの初コミック。
残念ながらかわいい系小説は大概自分の好みの範疇外な事が多いのでありますが、挿絵をされていたのとはまた違う、ご自分でストーリーを創りだすわけなんで、別口としてとても気になるのです。
・・・ということで読んでみますと・・・おもしろかわいい!!
帯は扇情的な「先生のおっぱいは世界一かわいいよ!!」なんてありますが、また、確かにw(コホン…

2

チープ・フィルムス コミック

石原理 

カッコイイ理想の男

石原理さんの描く男が大好きです!
カッコイイ!色気がある!
デンジャラスなのも、そうでないのも、なぜかしら匂いたつようなフェロモンを発散してる♪
今回の主人公は、危険な匂いのするすんげー奴ら。
ちょっと危険な男を描かせたら魅力全開!クラクラしちゃうw

表題は主人公たちの出会い編。
でも雑誌掲載は08年【Love or Lost】のエピソードが先。
単行本化するにあたり、出会い編を…

7

room share コミック

イシノアヤ 

ふたり暮らし男子の理想型ですっ!

自分がイシノアヤさんの作風・絵柄とも大好きだからちょっと贔屓目かもしれません。
だけど、この話はOPERAで毎号見ていたときもギュン萌えを催すほどに、フツーの男子の共同生活の萌えと妄想を描いた作品として、自分の萌えツボにドンピシャ当てはまる!
ああー、いいな~こういう関係って♪
イシノアヤさんって、なんでこんなに何気ない日常を描くのがうまいんだろう!って、再び再認識する作品☆☆☆

ルー…

8

密室の密かな星 コミック

雨隠ギド 

イケズで天邪鬼には理由がある

ギド作品は、毎度毎度心を鷲掴みにします。
この作品も一度目より二度目、三度目と、読み返すほどに心に染みてくるんですね。
この物語の攻めのちかみちは、とってもイケズな男なんだけど
「その行動にはワケがある」のごとく、よほどの天然でない限り何か理由があるわけで、それにホロっとさせるものである。
主人公の鵜飼についても、明るく優しい性格だけどトラウマを抱え、でも、必死で一生懸命な姿が心を打つ。

4

日陰蝶 コミック

名取いさと 

闇落ち?それとも?

先月ショコラから「つないだ両手がはなれたら」が出たばかりの名取いさとさん。
citron掲載のこちらは、実に重く暗く痛い作品です!
雑誌で初めて目にしたとき、何故かその痛さにショックをうけましたもん!
それは肉体的にというのではなくて精神的に?
先に出た方の作品と比べると、面白いかも?
トーンもですが、絵も幾分お話がダークな分暗めな印象を受けます。
そして・・・これで完結なのかな?描き…

6
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