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小池マルミ
茶鬼
ネタバレ
作者さんの05~現在までの作品が収録されていて、その変遷を見るに、最近のものになるにつれどんどん良くなってきているのが見えます。 シリアスに進むものより、ちょっとコメディの風味が入っている方が、話が楽しく魅せるような気がします。 実は初読みの作家さんなのですが、絵も線もきれいで、顔も身体もしっかしした骨格のある大人の男性に描かれているのが自分好みです。 が、一本だけ登場人物が子供時代のものが…
夏來ジッポ
作者さんの初コミック。 人相が悪くそれが大きなコンプレックスになっている花屋さんのお話と、 愛されたいと強く願う大学生の表題の2シリーズが1冊になっています。 花屋さんのお話・・・実はこれを読んでお話は全然違うんですがヤマシタトモコ氏の「喰いもの処明楽」をイメージさせました。 かといって全くそっくりなわけではない。 その理由は・・・読んでみて感じてください。(ひょっとしたらそう思うのは自…
水渡ひとみ
水渡さん、初ダリアコミックです。 かわいい路線のものが表題になっておりますが、その中身は色々なタイプのものがあり、ラストには同人作品も1本入ってます。 今回はヤンキー君はいませんねwww 前作童貞モノのとき、まさかよもやの”そっちかよー!”のヤンキー襲い受けがありましが、この表題も”そうきたかー!”のかわいい年下攻め。 陸上部の主人公が、とても可愛い子に告白されたので、思わずOKしたら…
恋煩シビト
そうそう!この感じ。この痛み。 短編集ですが、シビトさんの特徴がよく出ている♪ なんかね、大人のグリム童話って感じがするんですよ。。。 教訓っていうのがあるわけじゃないんだけど、人間の汚い部分を見せるというか、そういう部分も含めて肯定しているっていうか。 そうそう、綺麗事ばかりじゃないよって、部分も含めながらそれでも、救われてみたり救われなかったりと。 だからこのこの作家さんの魅力なんだ…
館野とお子
99年の作品の新装版 旧版に『内緒ごと』『秘密ごと』のその後の描き下ろし短編が新たに加えられて、あとがきもつけられています。 時代を感じたのは、『CLOSED』の作中枠外に”キャー地震よ怖い!1/17”と手描きで記載されていることです。 ということは、この作品は97年の阪神淡路大震災の時に描かれていた作品だったのだ!と。。。 もちろん、絵も作風も時代を感じさせるモノですが、うまく表現はでき…
依田沙江美
そんなにディープな依田作品ファンではないし、受け入れられるようになったのもつい最近という依田歴の短い自分ですが、ラブコメは大好きです。 この本、旧版に『OVER LOAD 』と、表題のその後の描き下ろしを1本入れた新装版になります。 『ぴかぴか~』は全部で4話からなるのですが、その一話一話の密度の濃いこと! あれやこれや、いろんな事があってそれがユーモア展開されていく、多分他の作家さんだ…
奥田七緒
非常に少女漫画的な(自分的)BLだったな~ というのが、全体を読んで思った印象です。 それがいい意味なのか、悪い意味なのかは個人の趣向によるもので、ただそれによって非常に読みやすい漫画であったというのは確かに言えることです。 元々BLって少女漫画から派生してるから少女漫画でいいんでしょうが、なんていうのかな?やっぱり少女漫画?(スミマセン、、、) 空手道場の長男の大河は母親がいとこ同士…
国枝彩香
旧版単行本の『夏時間』と『ため息の温度』が収録された作品集。 持っているけど、どうなの?という方には大変気になる描き下ろしは、残念ながらあとがきのみでありました。 国枝作品が初めてという方には、とっつきやすい構成になっていたのではないでしょうか? 国枝作品って、ブラック国枝とホワイト国枝があって、時々グレー国枝もある。 そう言った意味で、それらが網羅された大変にバラエティ度の高い一冊になっ…
西田ヒガシ
題名は「天国も地獄も」なんですが、お前と一緒なら天国へも地獄へも行ってやるぜ。 この二人の関係、何か映画を見てるみたいなんだけど、すごく好き! 決してネガティブじゃないんです。 ネガティブをポジティブが引っ張っていく。 この場合のネガティブとは、性格が暗いとかじゃなくて、生き方がネガティブってことなんですけどね。 この二人、一生逃げおおせて欲しいよ。。。 生徒に頼りにされて、力にな…
かゆまみむ
二ヶ月連続刊行の2冊目♪ 表題は、意外にもすごく普通な感じがしました。 もちろん、エッチがいっぱいあってつゆだくなのはいつもどおり、女装エッチもあるんですけど、、、 幼馴染同士で恋人で、相手は「俺に秘密があるなんて許せない」ただそれだけで身体の関係があるという、主人公にとっては「好き」という言葉をもらっていないだけに不安な関係。 執着愛の物語だったわけですが、もしかしてこの相手は傲慢なツン…