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西野花 サクラサクヤ
茶鬼
ネタバレ
生まれてすぐ養い親に預けられ、ひっそりと暮らしてきた桃霞の身体には秘密があった。 そして18歳になった時、鬼牙島へ生贄として嫁に出ることになり、そのお供が猿・雉・犬・・・(爆!) ふたなり桃太郎(?)かな? しかし、桃霞には秘密があり、もう全編エロエロで90%くらいやってます! しかも、夫となる神威はもちろん、桃霞の秘めた力を引き出す為に、他の鬼たちにも抱かす抱かすwww しかし、女性の…
バーバラ片桐 梨とりこ
ヤクザの跡取りと警察キャリアで何やら陰謀もあり、題名も大仰なシリアス&ドロドロっかと思えば、その中身は!? 以外にあっさり風味? これは主人公のキャリア青年が努力型の平凡な男であることと、攻めになる男が自分の親とかに愛着を持っていなくて、受けになる男のほうが大事であるからかもしれないな~と思いました。 とにかく受けの主人公が格好つけしなくて、飄々としているのがある種の魅力なのかもしれません。…
四ノ宮慶 奈良千春
同じ作家さんだから、こういう組み合わせが好きなのかな? と思ったら『玩具の恋』のスピンオフ、あちらの主人公の少年・圭吾のネットで知り合いゲイバーへ連れて来てくれたガクのお話だったんですね! なるほど~ガクにアドバイスしていたくらいだから、似たシチュエーションなはず!と納得いたしました。 こちらも受けは、多少歪んでいるが不器用な猛進型の少年。 ただ攻めとなる男は、実に臆病で、ヘタレをクー…
真崎ひかる 高久尚子
05年ノベルス版に同人作品と書き下ろしを1編入れた新装文庫版です。 ネグレクトで戸籍さえない少年が、偶然出会った医者に引き取られ育って行ったお話は、その境遇に、静かに実に日本的に進む言葉にしないすれ違いの愛に、時として涙腺を刺激されます。 父親の借金のカタにヤクザに売られそうになったところを、そこへ出入りしている開業医の鳴宮康宏に引き取られた一葉。 そのヤクザの組の揉め事に巻き込まれ康宏…
宮緒葵 亜樹良のりかず
プラチナ文庫小説大賞の編集長特別賞だそうです。 最初、亜樹良さんとわからなかった表紙絵に、あらすじを見れば少々苦手な姫設定、どうせ・・・とおもいつつ放置してあったのですが、これが読み始めたら面白い!! いやぁ~読んでよかったですよ♪ 国の成り立ちの伝説より天姫の生まれ変わりとされる証の金色の髪を持つ珠玲は、超箱入りの為に世俗に疎く周りを見る目を持たず、自分の事だけ考えているそんな人間でお…
秋山みち花 周防佑未
秋山さんの作品は花嫁モノより極道モノの方が好き! ということで今回、極道×警察のかなり好みの作品が登場して何だか久々にワクワクしました♪ 作品的には高尾理一さんの『愛咬の掟』に似ているんですが、でも好物シチュなんで、似たようなモノでもすごく満足v どうもシリーズものになるらしいので、その後も期待大です! 今回の主人公は警視庁特殊機動隊(SAT)という職業。 珍しいですよね。 テロと…
榎田尤利 町屋はとこ
1巻は眠るサガンを見守る橘高でしたが、今回の表紙は居眠りする橘高を見つめるサガン。 この表紙が表わすように、橘高が自分を見つめ直すお話だったかな?と思います。 描き下ろしで学生時代の出会い編があるので、それでどんな出会い方をしたのかそれがよくわかり、この物語を補足してくれています。 1巻でサガンの囚われている事柄が判明して、少しは彼にとって新たに踏み出すきっかけになったのかな?とも思った…
西野花 かなえ杏
今回のお話は攻めが、ヤクザの組長の孫息子で将来多分跡を継ぐであろうという青年なんですが全然ヤクザらしくなくてびっくりしました。 何だか普通に、普通の青年って感じ。 読んでいてこの話におけるヤクザ設定というのは必要?って思っちゃいました(汗、) まず話言葉、受けが年上で、一般人の事もありますが結構丁寧語。 好感度の高い大学生って感じの年相応の話しかた。 ヤクザゆえに内紛とかそんな設定は…
桂生青依 亜樹良のりかず
華族の家柄で外見も頭脳も秀でた父を持ち、その期待にこたえられないことが怖くてコンプレックスになっているおぼこい16歳の少年。 国内派閥がいやで海外に飛び出したものの、人種や身分の差別を受け詐欺師まがいの男とつるみパトロンを数多く持ちのしあがっていこうとするバイオリニスト。 この組み合わせでもう展開や結末が見えてしまいました。 いや、見えてもいいのですがこの甘っちょろい受けちゃんに、そのまっす…
剛しいら 小笠原宇紀
これは実に淡々としたお話です。 それは主人公が自分の定められた運命を甘んじて受け入れざるを得ない環境にあり、またその為に自由に思うままに生きることができないからかもしれない。 これも政界を舞台にしてその裏に渦巻く陰謀と憎しみに翻弄される主人公達という、外国工作員までが登場し、かなりハードなアクションものになりそうなのだが、あくまでも”人の心”に焦点を当てている点にぶれのない剛しいらを見ることが…