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山藍紫姫子 水上シン
茶鬼
この山藍さんと水上シンさんのコラボは絶品です☆ 時代といい、淫靡さといい、表紙カラーページといい、中のイラストといい、イメージを伝えるのに、文句なしの効果を発しています。 最初読み始めて、一見隠れ遊里に売られた公家の若君・王麻呂(きみまろ)と誰がしかの物語になるのかしら?と思いましたら、違うんですね。 この物語の中心は、呉服屋の大旦那(実は遊里オーナー)・十右衛門が主人公で、サブが遊里の楼主…
あさひ木葉 実相寺紫子
うひゃー!!最初から最後までエロでした!!! やってない時はないっていうくらいの前編エロまみれの調教モノ。 ストーリーなんて、あってないようなものですので、エロ堪能したい方にはお勧め・・・かな・・・? 侠客一家の次男・圭介が好きなのを選べと言われ、授産院(孤児院)から連れてきたのが契。 犬が飼いたかった圭介が、ハーフで色の薄い契を気に入って連れ帰り、それから溺愛ならよかったのですが、「…
高尾理一 緒田涼歌
ネタバレ
『片恋の唇』が面白かったので、本編を読んでみました♪ 向こうは仔犬と蛇でしたが、こちは虎と猫!? もちろん、仔犬と蛇もきちんとそれらしく登場しており、う~ん、動物設定すごいよwwと感心するくらい徹底して貫かれてます。 15年前に父親を殺され、その犯人を突き止めるために刑事になった夕志。 しかし、張り込み中に、五虎会黒木組の組長・永瀬に拉致監禁され、身体を拓かれ、仕込まれる。 夕志の目…
木原音瀬 街子マドカ
幼い頃引き裂かれた兄が記憶喪失で何もかも亡くして弟の目の前に現れた。 そんな設定に、まさかの攻め受け設定が待っていたとは♪ あ、でもこの場合はこの流れは正当なんだよな、、と納得するのでありました。 妻を病気で亡くし、男一人で切り詰めた生活で必死に子供を育てる岬。 妻の手術費用を工面するために兄に再会したとき、過去の優しい兄の面影はなく冷たくあしらわれ、憎しみを持ったのに、精神が子供にな…
鹿住槇 小椋ムク
今回、この表題の作品に関しては小椋ムクさんのイラストは余り効果がなかった(!?) むしろ、同時掲載作品の『ハルトーカラジー』が年下ワンコ攻めでジャストでした。 ということで、この本ですが作者さんの都合で『疑惑の恋人』が何だかいいところで一段落した箇所で終わってしまい実に残念。 高校時代、好意を持っていた如月に再会した、人が好過ぎて騙されて借金を追ってしまったフリーターの悠介が、実は如月に…
かみそう都芭 周防佑未
本日食べたプリン並みに甘い、ハーレクイン調のお話。 ”ロシア”にマフィア絡みと見て、ちょっとハード部分もあるかと期待しましたが、全然でした。 もう攻め様が金持ちすぎて、完璧すぎて、付け入る隙もありません。 受けちゃんは男子ですが、女子なんでは?と・・・ 芸術支援企業の新人・檜夏に一目惚れした、日露交流のスポンサー・アドリアノフ財団の当主レフが、強引に檜夏をロシアに連れ帰り、若干監禁めい…
木原音瀬 北畠あけ乃
木原さんの絶版作品は、バカ高い値段がついていて二の足を踏むのだが、ビブロスのものは絶対再販が出ると信じていたので、待っていたかいがありました!! デビューノベルスになるとういことで、初期作品なんですが、「性格の悪い男」というのが少しイタさを含んで、これが木原作品の原点なのか、と思うのと同時に、その奥に秘められた優しさも感じ取ることができて、今読んでも充分に古臭さを感じさせない、とてもよい作品でし…
高岡ミズミ 蓮川愛
『我儘なエゴイスト』の続編。 4年以上かかって、やっと続きだそうです。。。一体どうやって決着をつけるのかと思っておりましたら、意外や意外な展開があり、嫌な男はじつは我儘Sの甘えん坊将軍という、メロメロ男になるという結末に、あ~あ、洸も大変な男を恋人にしたよ、と、この先、違う意味で思いやられそうですが、、、エロエロ大魔神だったのにニヤニヤです♪ 一応恋人(?)となった冬海と洸。 まだ洸には…
芦屋3兄弟の二男・冬海編の1作目です。 母親のカフェ「エスターテ」を継いでマスターをしている冬海に焦がれる、小さい時から冬海を見ていた大学生の洸。 これえきれずにその想いを告白し、冬海は簡単にその気持ちを受け入れるのですが、冬海の温度は低く、洸は不安に思うことばかり。 何と言ってもこの冬海が憎たらしいほどイライラさせます。 傲慢でオレ様で、自分勝手で振り回して、というわかりやすいキャラ…
小川いら 九號
『愛の弾丸』のスピンオフで、その存在が気になった若頭・大江のお話。 ヤクザの世界が舞台なのに、前作に比べて、あれ?っていうくらいコメディなのか?と勘違いするほどなのは、主人公の少年の性格によるのでした。 少年の人柄で、ターミネーター大江も骨抜きww 生活能力のない画家の父親と二人暮らしの千里は、高校へ通いながらも生活の為朝も晩もバイト三昧。 でも父親の描く絵がどんなに世間に認められなか…