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高将にぐん 茶々ごま
茶鬼
ネタバレ
にぐん作品だからかわいくてもいいんです。 たとえ28歳の天才科学者と、平凡なサラリーマンでも、 彼等の恋愛に対する精神的年齢がまだ子供みたいな設定で、展開もまるでかわいらしい子供みたいな展開でも。 そういい聞かせましたが、やはり自分的にこのお子様度合いが受け付けられなかった作品。 イラストもそれに追い打ちをかけるようにかわいらしくて、どうみても高校生にしか見えなくて。 それも更にマイナス…
成瀬かの yoco
泣けるからいいってもんじゃない、感動したからいいってもんじゃない。 「神」評価の基準はいつもあいまいで、その時のメンタルにもよるのだが、何か心の琴線にふれるどころかかき鳴らして乱されても、その評価がでるわけじゃなく。 では、何がよかったのか? こういうときばかりは言葉にできないものなのです。 とてもとても作者さん言う所の「一番ピュアな話」エッチもエロもありません。 深い心の結びつきで…
真名あきら 水名瀬雅良
作者さんのブログで公開していた作品の初単行本化です。 水名瀬さんのシリアス調のカバーイラストに内容もシリアスなのかと思いましたら、意外や意外! 主人公の性格もあり、ライトでウィット感のあるリーマンものとなっておりました。 なんといっても注目は、その性格もありますが、胃に腫瘍ができて半分摘出した為に男に不自由しないくらいにイケてた外見が別人のように様変わりして、伸びてぼさぼさの髪、無精ひげ、鋭…
椹野道流 夏目くも(くも)
やっと椹野さんの小説のほうの『くろねこ屋歳時記』が出ました♪ 普段ユーモアだったりシリアスだったり痛かったりがどちらかというと好きな方なんですが、このゆる~い感じのとてもほのぼのしている『くろねこ屋』の雰囲気も大好きなのです。 それぞれのキャラクターの特徴と関係が魅力的です。 店主のネコヤナギさんがお茶を飲むために開いた、自ら海外で買い付けてくる雑貨と喫茶のお店”くろねこ屋” この小説は、…
一穂ミチ 金ひかる
一枚の写真を思わせる風景と印象的ワンシーンの一瞬をとらえた描写から始まる冒頭。 自分を「ヒカリ」と呼んだ同級生となる青年との出会い。 物おじしないで懐に飛び込むのが上手い楽天的で自由な主人公・塁と、気遣いのできるどことなく遠慮を感じる槙志が友人から恋人になる話なのであるが、 槙志が語りたがらない「ヒカリ」について、それにまつわる槙志の人柄というのが、展開の要点になっている。 槙志は「ヒ…
成瀬かの 小椋ムク
切なさ全開のお話でした。 凪良さんの『まばたきを三回』くらいまでのファンタジーはありませんが、それに近いモノもあります。 大切なものを失い、それを初めて現実として突きつけられた時、 向いあいながらも忘れられなくて、罪悪感もあって、でもふんぎりを付けて新たな道に歩む。 まさに題名通りのお話。 こういうお話の時、設定がどうのとか、展開がどうのとか、重箱の隅をつつく作業のようになってしまいがち…
日向唯稀 高崎ぼすこ
クロスの日向作品といえば、どれもこれもシリーズがすごくて(汗)これもそうなのか?とあらすじを見ましたら、全く新しい新作でした。 イラストが高崎ぼすこさんで何やら社内情事かセクハラか?な淫靡でシリアス調をイメージさせるものがあり、そんな話なのかと読みはじめましたらーーー。 やはり日向さんだった(爆!) 怒涛のポンポン進むジェットコースター展開。 若干天然入ったポジティブ受け。 セリフや会話…
名倉和希 夏目イサク
名倉作品といえば童貞とオヤジ、と勝手にイメージしているのですが(笑)今回は童貞男子でした(ただし受)♪ しかもプロボウラーを目指す男子で、師匠にセクハラされて怒りと嫌悪感で逃げ出し実家へもどってくるという設定。 しかし、要点は童貞男子ではありませんでした。 プロボウラーを目指し、寂れて親会社にも見放されて売却閉鎖されそうな、自分を育ててくれた地元のボウリング場を盛りたてたいと願う主人公の希望…
椎崎夕 穂波ゆきね
血のつながらない兄弟が、互いのブラコンの質と方向は違えど、若干兄の執着が勝る形で恋人関係になった義兄弟モノの続編。 1作目のデキあがるその「気持ち」というものに疑問を抱いて評価は低めとなりましたが、続編ともなるとそれが確固たるものになる過程を描くので、そういった意味での不満足感はありません。 椎崎さんらしい(?)と思える地に足のついた堅実な設定と展開だけに、やはり派手さはなく、あっと驚くものも…
田知花千夏 緒田涼歌
ケモミミモフモフ、しかも表紙は多分攻め2×受け1と見た!3Pですか!? いや、このレーベルはビープリだ。 しかもデビュー作品からちょっと自分の趣味的にはずしてきている作家さんだし。 しかし好奇心が勝ちました。 作者さん初挑戦というファンタジー人外モノだそうです。 しかして、結末に至るに・・・がっくり・・・やはりそうだったか~ 期待した自分が悪かったのです(泣) 両親の海外赴任に付…