total review:289529today:10
ようこそ!ゲストさん
無料会員登録
ログイン
ログイン 無料会員登録
38/178(合計:1775件)
中原一也 水名瀬雅良
茶鬼
ネタバレ
ほほぉ~今回はシリアスな淡々とした刑事×ヤクザの男モノですね。 久々の・・・と思いつつ読み終わろうとしたクライマックスのその後にビックリ! 中原作品というと、登場人物の性格が突飛というのはあったりしても割と庶民的にいい意味で泥臭い(この話も或る意味泥臭いのだ)展開だと思うのだが、その終わりはまるでハリウッド映画のアレでした。 それは決して傍目で見ればまっとうでもなく安全ではないのだろうけど、…
凪良ゆう 宝井理人
表題が高校時代の切ない片想いの三角関係を高良視点で 後半、【ずっと~】がそれからの再会と恋の行方をマヤちゃん先輩視点で しかし、全部を通すと何だか先輩がヒロイン的立場で主人公のような、切なさがちょっぴりこみ上げてくる一冊でした。 今回どうしても表題の入りの部分がひっかかって、気になったのが視点描写。 高良視点ではじまるのに、「高良は~した」という第三者視点と当人視点が混在していて、その文章…
成瀬かの 鳶谷あい
成瀬さんの同人作品の商業化ですね。 実は花嫁モノだったので、しかもファンタジー設定で、いくら好き作家さんでも・・・と地雷が爆発したら怖いな~と恐る恐る手にとった本でした。 しかし。。。 今まで嫁モノで男前受け嫁はありましたが、ここまで奔放(エッチ)で強い(何と言ってもK-1に憧れて格闘技をやっていたと言う設定)男嫁が登場している作品は少ないですので、これなら許せると全くの無問題でありました!…
いおかいつき 小山田あみ
軽くてサクサクサクと行ってしまいます。 銀行員の主人公が、貴方の父親が亡くなりましたと言って強引にその父に世話になったという刑事に父がやっていた探偵事務所に連れて行かれ、父親の人となりを知ってほしいと連れ回されているうちに、主人公が横領の疑いをかけられ、 その刑事と、探偵事務所の所員と主人公と一緒になって、誰が罪をなすりつけたか調べると同時に、主人公が自分の知らなかった父と母の事を知って、それ…
火崎勇 いさき李果
攻めの一人称で進む、いつもの火崎さんらしい作品。 ヤクザが主人公で任侠の世界が舞台ですが、比較的軽く穏やかな組ですので、展開もシンプルに主人公達の関係性に絞って進んでいくので非常に読みやすいです。 好きや嫌いや好みの差や展開のパターン化はあるものの、いつもそこそこの一定水準を保つこの作家さんはすごいなーと思うのですよ。 博徒が発祥の家族的な白竜組の若頭・森谷は、その庇護下に入った上部団体…
剛しいら いさき李果
何かリンクスでの剛作品の特殊設定以外の作品って今一つ微妙な感じがして”ンンンー?”って思ってしまう自分です。 今回もまた・・・ これでいいのだ!と言われてしまえば、”ハイ、そうですか。こういうのもありだよね”というけれど、好きかとか好みかとか萌えるかとか聞かれると、そうじゃないんだな~ ユニークだけど心に残らないっていうのかな? 前作、前々作もそうだったんですがそんな一冊に仲間入りしてしま…
剛しいら 葛西リカコ
えっ!?AZノベルズなのにエッチがない!恋愛もない? よく見たらAZホワイト・・・新しく創刊されたレーベルで”新感覚☆微BL”とあるから匂い系に近いものなのね、と思いつつも割とガッツリとBL展開しそうな要素は沢山含まれているお話でした。 そして何より最初のページに登場人物紹介がある。 そして、この本の終わりは~ええーっ!?これで終わりですか?な驚きが。 作者さま後書きのラストが実に心細い(…
高岡ミズミ 奈良千春
11年に朝南かつみイラストで出た『ワイルド&セクシー』のスピンオフですが、前作を読んでなくても全く問題ないほど独立しています。 今回、おや?と気がついたのが奈良さんの絵がまた変わった感じに見えること。 鋭いとんがったイメージが弱くなって、若干の柔らかさを感じ、裸体の描写に影がはいり肉体表現に生々しい感じが。 作品に会わせて変えてられるのかもしれないですが、また雰囲気が違って素顔を隠す主人公と…
山藍紫姫子 本仁戻
プリズム文庫みたいにキラキラしたケースから現れた御本はとっても素敵な黒地に切り絵のように浮かび上がる、まるでブックカバーのよう♪ 本仁ファンにも嬉しいこの装丁でした。 濃厚なセックス描写の山藍作品しか知らない自分には、意外にもあっさりとしたこの作品にビックリいたしました。 ねちっこくないの。そしてライト。 怒涛の5Pっていうから、どれだけだくだくなのかと思えば。。。 また、同時掲載の作品…
久我有加 北別府ニカ
芸人シリーズですね、実はこの前の時代モノはすごく好きだったんですが、それ以前のものはどうにも世界に入り込めなくて未レビュー。 しかし、今回はとても読みやすかったです。 ニカさんのイラストに親近感もあったせいもあるかもしれないし、主人公がコンプレックスを克服していく話となったこと、その後のビックリ展開があったことも要因でしょうか? しかし、恋愛は?と言われると、どうにも受けの存在感が薄くて、主…