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榎田尤利 草間さかえ
茶鬼
榎田さん作品には、何となくペットラヴァーシリーズでSM調教の片りんをチラ見せしてくれていたので、今回の題名にドキワクの期待をしておりましたよ♪ 最初にイラストの事に言及してしまいますが、確かに”殿下”と呼ばれるとても40には見えないMの准教授が日本家屋に住んでいてという設定はあるし、攻めになる大学生はワンコなんで、カラー絵はよかったのですがちょっとピンと来ない感じがしてしまった気がうっすらと。。…
海野幸 草間さかえ
ネタバレ
この本は主人公の48歳・春日先生の一人称で進んで行きます。 48歳って、見回すと本当は働き盛りのバリバリ、そこそこ地位も得て、いいお姉ちゃんがいたら浮気のひとつやふたつくらいしちゃいそうな年齢。 実際結構モテる年齢だったりするんですが(じわりとにじみ寄る加齢臭に怯えつつw) この春日先生、まるで58歳のように枯れてます~(涙) 一応教授なのに、話ベタで言いたい事が言えなくて、つい自分の都合…
いおかいつき 國沢智
「俺が攻めるー!」と一馬が言い続けてもう6作目。 すっかり受けが板について、攻めるというセリフも二人を燃え上がらす起爆剤にしかならない飾りになってしまった神宮と一馬の関係w 今作も、恋人故のナイスなコンビネーションで事件解決しております。 もう安心の二人ですよね♪ 今回は神宮視点なんですが、そういえば初めて?と後書きを読んで気が付いたくらい、そんなに違和感ないですよー。 作者さん、神宮も…
高岡ミズミ 朝南かつみ
この表紙イラストがUPされた時に滅茶ときめいて期待したお話。 題名とイラストがまさにぴったりのマッチング! しかも表と裏が続き・・・裏のカウンターにいる男は? スリリングで色気匂い立つまさにワイルド&セクシーを絵に描いたような男が出てまいりました。 こういう不遜な、男なんて考えもしなかったという男が、ついその魅力にやられて襲いかかり、禁欲的な受けがうっかりそれに惹き込まれて積極的になるエッ…
髙月まつり サマミヤアカザ
毎年香港A型だのB型だのと色々流行のあるインフルエンザの症状がもし、ケモミミ尻尾だったら? そんな妄想は多分誰しもが考えたこと・・・ある? そんなウイルスに感染してしまった男子が、それが縁で永久就職先を手に入れるお話。 と書くとぶっとびすぎで、さぞかし受けちゃんはかわいこちゃんなのか?と思いますがwww 家の事情により中卒で会社の寮住まいの機械工。 しかも13年も勤めてリストラの憂き目に…
樹生かなめ 一ノ瀬ゆま
ロクデナシとは何ぞや? この本を読むにとんでもない男が登場して主人公を苦しめるのだが、ろくでもない男なのは間違いない! ろくでもない男のことをロクデナシと呼ぶのだろうか? ”ろくでも”がないわけだからろくでなしでいいのか。。。などとアホな思考に陥った自分であります(笑) 「限りなく~」のスピンオフ「貴公子の理不尽な愛情」のまたスピンオフになります♪ うう~ん、、、樹生作品も何気にホモ連鎖…
中原一也 小山田あみ
無精髭によれよれの服装、傲慢な態度なのに何故か目が離せない。 そんな魅力あふれるオヤジ(多分40前後ではある)と、ちょっと四角四面だけど正義感の強い実直な男の組み合わせは、中原作品の定番な流れながら、飽きさせずにサスペンスを織り込み一気に読ませるみせどころたっぷりの一冊でした。 今回のオヤジの特筆点は・・・足粉!? いきなり初めて上がった男の部屋へ入るなり靴下を脱いで足の爪を切りだす(爆…
和泉桂 相葉キョウコ
戦争前夜、昭和初期の不穏な時代を背景にした作品でしたが、ふたをあけると実に甘いお話で、軍を舞台にしているとはいえ、とてもとっつきやすい話になっています。 主従再会初恋成就物語でした。 ただ”軍”に結構こだわりのある自分には、まずこのイラストの主人公達の髪型が気に入りません。 きれいでいいんですけど、この時代の軍人には・・・できるうれば晄久は短髪で、阿澄はオンは髪をなでつけたオールバック、オフ…
砂床あい 桜城やや
元妻が亡くなった葬儀会場に行くと、涙にむせぶ寡夫となったその夫の傍らに立つ子供は、どうみても自分の遺伝子を受け継いだ容貌! 離婚後、実家からの再三のうるさい縁談の催促にうんざりした主人公・知章は、その息子を手に入れて面倒事から逃れようと画策するが。 断固拒否する継父である栄司の元に乗り込んで、何とか息子を手なつけようとするのですが・・・ 今までのシングルファーザーものと違って親権争いが絡…
一穂ミチ 穂波ゆきね
今作は「街の灯~」の主人公・初鹿野の勤める研究所の歳は上だけど同期の研究員・築(きずき)のお話。 相手の名前は新(あらた)。互いの自己紹介をする場面で「新築だね」なんて発言が出て、この主人公の命名はひょっとして狙ってる?なんて思わずニヤリとしてしまう。 築は研究者らしく、理論的に物事を考える人のような気がする。 明るく社交的な家族に対して、自分は人づきあいが余り上手くなく、その家族とつい…