茶鬼さんのレビュー一覧

Give me a break! 小説

高尾理一 

結局猫に全てがいっちゃうんだ(爆)

自分的に大好きな「愛咬の掟」と「片恋の唇」の番外編は、仔犬の罪のない発言と、それが最終的に仇となる展開に、爆笑しまくった一冊でした!
決してお笑いっていうかコメディの話じゃないんですけどね、彼等の関係性がそういう流れになってしまうんですよw
この本編を読んだ人は是非読んでもらいたいと思う番外編です♪
猫も仔犬に手を妬くっていうか、仔犬が蛇に従順すぎるせいで、蛇が虎にチクるから回りまわって猫に…

4

三人遊び 小説

丸木文華 

禁じられた遊び?

まあーっ、本当!どうしようもない奴らばっかしでね、、、
この主人公達三人、攻めは一人はガキ引きずったヤンデレで、もう一人も大人のくせにこいつもヤンデレで、一番バカなのが受けで流されタイプでお子様でね。
唯一まともと思われたアテ馬の存在も、これもまた最後どうも・・・
スッキリ爽やか!なエンドでないところ、いつもの丸木節でこれがまた魅力なんですよww

受けになる主人公・哲平。
これが、頑…

5

最凶の恋人 覚悟の日(表題作 cremonial day-法要-) 小説

水壬楓子  しおべり由生 

ラブバカップルというより、、、、尻に敷かれた夫と敷く妻ww

旧版「最凶の恋人」の3巻の一部と4巻が収録、そして書き下ろしで一本入った新装版。
全編、柾鷹と遥のラブバカップル話しオンリーですけど以前と違うのは、遥の立場がいやでも組に深く関わり、そして彼自身にも覚悟と度強がついたと言う点がすごい進歩です!
それにつれて、イラストも以前はちょっとナヨっとした雰囲気のあったものが、男らしい雰囲気に描かれています。
一方柾鷹は、まぁ以前から遥にメロメロで頭があ…

6

藩王宮(マハラジャ)の黒太子 小説

遠野春日  朝南かつみ 

インドもアラブっぽいのね

インドのマハラジャですから幾分アラブものに近いですね。
オレ様傲慢で、ちょいトラウマ持ちでヤン気味。
どちらかというと苦手部類ですが、朝南イラストにフラフラ~♪
実を言うと、実生活でインド人と交流があるのでこの攻め様のような美形インド人は想像できなくて、思わず”これはお話、これはお話”と頭に念じておりましたww
そう、このイラストと美形を連想するならヨーロッパとインドの混血の美形モデルを連…

3

ラブ・ブラッド -テンペストの到来- 小説

五百香ノエル  楡野ユキ 

ファンタジーラノベのエロゲ風味で脳内動画になってますw

五百香ノエルさんもまた作品の幅が広くて面白い作家さんだと思います。
今回は、何気に深夜やってるアニメ風な(w)、頭ン中でアニメになってました☆

えっと~ですね、、多分ものすごーく人によってはな地雷がいっぱいあるんじゃないかと(自分的には、無茶楽しめたんですけど)、なので一応挙げておきます。
・主人公がふたなりですが、ショタ風の(12歳で成長が止まっている)まだ男性器が未熟でどちらかという…

5

目を閉じて触れて 小説

真崎ひかる  三池ろむこ 

お兄ちゃーーーーん!!(涙)

兄の勤務する病院で出会った目の不自由な男性に、ほのかな恋心を抱いたまま別れて2年と少し。
とあるショップで再会した、目が見えるようになったその男に声がわりした自分はわかるはずもなく。
そんな再会モノ、17歳と30歳の年の差ラブ物語。
・・・なんですが!!
こういう年の差ものって、高校生の子供っぽさが鼻について苦手分野の自分です。
でも、でも、でも、彼のおかれた家庭環境、恋する気持ちが寄り…

3

嘘とキスと野蛮人 小説

  ヤマダサクラコ 

好きな人を手に入れる方法

ゴールに向かって一個一個アイテムをつぶして行って最終目標に到着する。
そんなとっても解りやすい、ライトなノリのお話でした。
主人公の物語なんだけど、その行きがかり上主人公兄の人柄も見せているような、二人の姿が同時進行みたいな部分が面白かったかも?

いい加減でだらしないけど世渡りが上手い兄をみてきたせいで優等生になった主人公の芳人。
彼が突然キスされた司という男と共に、借金を一千万抱えた…

2

それが愛だとするならば 小説

ひのもとうみ  小椋ムク 

胸が締めつけられた

最初一読した時、というより、冒頭からもうデジャブ感満載で、前述お二方と同じ作品が頭に浮かびました。
それらの作品の断片がそこかしこに、設定からして思い浮かんで比較してしまいます。
それでもやっぱり自分的に、こういうたぐいの苦しい恋愛のお話、片方が傲慢で鈍感で、そんな痛いお話はとても好きなのです。

幼馴染のその慕う気持ちは”頼りになるお兄ちゃん”からいつの間にか”好きな人”へと変化している…

5

大黒様の華麗なる事件簿 小説

鹿能リコ  北沢きょう 

ミイラ採りがミイラになる

新幹線開通と東京オリンピックの前の年、昭和38年を舞台にした作品ということで、おっ、なかなかに面白い時代設定だな~なんてww
丁度戦後復興から高度成長期に差し掛かる真っただなかで、古いものと新しいものが混在する、この時代設定は果たしていかされていたか?
物質的なものというよりは、主人公達のその境遇(特に主人公の)に反映されていたようですね。
それが主人公の性格をとても一本芯の通ったものにして…

1

不埒なパラダイムシフト 小説

崎谷はるひ  タカツキノボル 

直隆お兄ちゃん、好きだー!

スペクトルの続編、待ってました~♪
あの朴念仁兄貴は、その生真面目さがラブモードに反映されてすごく好感度の高い攻め様になって、読者を満足させてくれます。
相変わらず絶倫エロ魔人だしww
そして、ユキとの愛もスクスクと育まれてこの夏の暑さが一層増すようなアツアツカップルに育っておりました♪

前半にいかに二人が愛し合っているか、その信頼度が見えます。
そして中間に、直隆の元婚約者が登場し…

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