乱菊さんのレビュー一覧

オヤジ回廊へようこそ コミック

みささぎ楓李 

オヤジスキー必読

本編よりあとがきで本領発揮するタイプである、みささぎ楓李のエッセイ漫画。
とにかくみささぎさんがどれだけオヤジ(しかも受け)を好きか、転げまわりながら語っているだけの一冊である。
この中に「引っ越してきました。お隣に」の入居編も掲載されている。
なるほど企画モノの中で生まれたこのお話を、ひとつのストーリーに組み立てるのはさぞかし骨折れたことだろう(笑)
その努力の賜はぜひ本編を読んで確認し…

4

愛人☆淫魔 ver.PINK コミック

神葉理世 

テクニシャンなトコロテン

エロ魔人・玲とエロ高校生・藤丸のエロライフを描いた第2弾。
前作に引き続き、相変わらず快感に弱い藤丸がいい味を出している。
チュウで気持ち良くなり、網に絡まれイきかけて、玲にすごい吸引をされ(笑)イってしまい、挙句にチンパシーなる体感共有の力を使われてしまい奉仕しながら昇天・・・・・・。
なんともバリエーションが多くて、本当に楽しい。
そして夢の中とは言え、トコロテンにもイかされてしまう藤…

0

野獣主義 羊編 コミック

みささぎ楓李 

メガネ×メガネ

みささぎ楓李と言えば受けオヤジなのだが、今回は攻めオヤジである。
まあどちらにしてもオヤジが出てくることに変わりはないんだけども。
そして受け攻め共に眼鏡をかけているという珍しい設定。
思えば眼鏡カップルって珍しいかもしれない。
チュウする時にカチャカチャ当たって邪魔だぞ、というのは余計な心配か。

内容的には途中で(私が)ダレてしまったので、やや読み飛ばし気味になってしまった。
や…

1

雨色の居場所 コミック

みささぎ楓李 

BLファンタジーの許容範囲

生徒×家庭教師という、すこぶる王道な雰囲気のお話。
みささぎ楓李なのでもちろんオヤジ受けである。
世間と家族から逃げたオヤジである辛島は自分を変えたいと思い、金持ちのボンボンだけど親に捨てられ歪んだ人間関係の中で育った鈴は、愛情を得ることに固執していた。
捨てた人間と捨てられた人間の出会い。
仕掛けとしてはまずまず面白いかと思う。

そんな中、鈴の愛情が重くて、いつものごとく逃げ出そう…

0

幸福論 コミック

あきばじろぉ 

弱メガネ。

表紙からしていかにも弱そうな受け眼鏡といった風貌だが、中身もまるでその通りの弱メガネだった。
表題作は恋人になって20年になろうかという熟年(?)カップル。
基本的に同い年にはあまり食指は動かないのだが、それは学生同士の場合に限る。
大人同士なら構わない、いやむしろ大歓迎♪
しかしなんと後ろ向きな受け眼鏡なんだろう。
20年近く連れ添って未だ自分に自信がないとは、謙虚を通り越して少々イラ…

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君がこの手を離れるなら コミック

柊平ハルモ  小路龍流 

2冊目はいつ出るか?

恐らく殆どの方が絵師としてしか認識していないであろう小路龍流の初コミックス。
かく言う私も挿絵しか描かない人だと思っていた。
原作は公私共に交友が深い柊平ハルモ。
柊平さんの作風を熟知していないため、今回収録されたものがどれくらい彼女らしいカラーなのかどうかはちょっと分からないのだが、割と王道的なものが多いのかなといった印象だった。

また全体を通して絵が安定していないと思ったら、描かれ…

1

アンバランスな熱 コミック

水名瀬雅良 

色んな意味でアンバランス

同級生とその義弟に愛され翻弄される主人公のお話。
しかしすったもんだの三角関係の後に主人公の竜が選んだのは、義弟の信也。
これが最後までしっくりこなかった。
私はてっきり同級生の義人と結ばれるんだと思っていたのに・・・実際ふたりは惹かれあっていたはずなのだが、信也がそこに突っ込んできて強引に略奪した図式になる。
とは言え、ガキの我儘で強姦までされながら、そんな男に絆されてしまう竜の心…

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手をつないで、空を コミック

宮本佳野 

地味だが名作

宮本佳野作品の中ではそう目立った位置にはないように思われた本作だったが、今般作品集に収録されたとのことで、この作品のファンとしては密かに喜んでいたところだった。
小説家崩れのくたびれオヤジである晴也と、荒れた家庭環境のために潔癖症になってしまった高校生・真希。
この世捨て人のような2人が、互いに寄り添い労わりあう様子は、地味だがとても温かい。
派手さはないので好みは分かれるだろうが、たまには…

4

小説

水原とほる  奈良千春 

挿絵は奈良絵で台詞付き

表紙の奈良絵に惹かれて手に取った一冊。
収録は表題作を含む4つの短編で、シンプルなタイトルのつけ方も非常に好みである。

「窓」
・西村隆明(年下)×大庭保(年上)【リーマン同士・高校の同窓生】
暴力で支配されていたはずが、いつしかその関係に溺れてしまい離れられなくなってしまうお話。
加害者に共感という意味においては、厳密ではないけどもストックホルム症候群に近いのか?と思った。
やや…

9

初恋 小説

水原とほる  片岡ケイコ 

誰がいちばん悪い?

水原さんにしては甘く、そしてまるでメロドラマのようなストーリーだった。
本当の意味での悪人はひとりも出てこず、皆が誠実で真摯である。
こういうありきたりで先の見えるお話は、下手をすると猛烈に詰まらなくて読めたものじゃないのだが、そこはさすが水原とほる。
しっかりと描き読ませてくれた。
ただこの手の恋に翻弄される主人公がタイプ的に好きではないので、感情移入はし辛く始終イライラはしてしまった。…

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