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浜田翔子
葡萄瓜
心を確認するためにカラダがある。 確認したら、誰でも強くなれる。
恋に思い違いが介在するのは良くある事。 そして、思い込みと暴走と困惑と迷走が介在 するのもまた、当たり前の事。
炎が一瞬にして凍えた過去。 氷が静かにせせらぎに変わった過去。 心に爪痕を残した過去。 その過去に対峙したから、彼等の物語はある。
過去から追いかけてくる障壁に抗う術はあるのか。 もどかしさを感じながら手探りで進む少年。 彼には、既に勝利の鍵を手にしているという自覚は無い。
凍えていた時間はゆっくりと動き出す。 過去は過去、今は今。そう割り切れる想いが動き出す。 そして歯車はきしみながらゆっくりと廻る。
むとべりょう
心と体の同調が一寸ずつずれ始めている 年頃の男の子が、同性に恋してしまったら どうなるか…。 苦悶より先に何かが先走ってしまう事もあると 思うのです。そう言う何かがふんだんに 詰まった一冊です。
深瀬アカネ(深瀬紅音)
一つの感情を活かせば恋は続くし、 殺せば心はどうしても醒める。 駆け引きの中で感情の活かし方を 知った人は、多分結構強気になる。
摩耶薫子
作者にとって好ましい題材と展開に 伸びやかさが見え隠れし、安定した 佳品に仕上がっている。 只、難を言うなら薬味が少々欲しい。
アユヤマネ
同性同士の壁を飛び越える事が勇気なのか 同性だから友達に踏み止まるのが勇気なのか。 その境目が曖昧だからこそ、関係の確立に 皆必死なのでしょう。 笑顔の裏には覚悟がきっとあるのです。
二次創作アンソロジーを輩出している ふゅーじょんぷろだくとが同人作家の 単行本と言う趣で出したシリーズ初期の 一冊。 『幽遊白書』の蔵馬×飛影もの八篇・ 幽助×飛影もの一篇、『ミスター味っ子』 陽一×一馬もの二篇を収録。 摩耶薫子と言う作家の原点が垣間見える 一冊かと。