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19/138(合計:1371件)
平眞ミツナガ
葡萄瓜
内容的には色々えぐってくる黒平眞降臨に なるのかなぁ…と半ば期待しながら頁を めくったのですが…実質白平眞とも言い切れない 感触にどうも戸惑っています。 帯とカバーと本文が見事にすれ違ってる 感じなのですね。 シチュエーションもキャラクターも確かに 美味しく戴けるのです。ですが、それらが 合わさって美味しさが倍増するのかと言えば そうではなく、所々にどうしても馴染まない 部分が…
たつよし
読み通した後でレーベル名を見返しまして… この本がこのレーベルから出た事自体に まず隔世の感を覚えました。 このX-Kidsコレクションと言うレーベル、 元来はショタものを扱うレーベルだった 筈なんですよ。昔あったショタアンソロジー・ X-Kidsからの派生ですから。 元ショタっ子の物語だからこれで良いのだ!と 言ってしまえばそれまでなんでしょうけど。 表題作が全ページ数の約…
この一冊に隠し主題があるとするならば それは随所に挟み込まれている表紙の背景 なのだろうか、と読み終えたあと満足の一息。 リブレ出版さんの18禁BLはテーマ縛りで 進めるよりはある程度作家さんの筆に遊び心を 持たせながら…、と言う方がノリが良いんじゃ なかろうかとやっとの事で悟っています。 まあこの悟りは現時点での話であって この先覆される可能性が大いにある訳ですが。 さて、…
新條まゆ
かなり踏み切った一冊だと思います。 先ず世間の注目通りあの作者さんによる 初のBL作品である事。 ですがそこに注目されているせいかもう2点、 版元としてはかなりな冒険をされている事が スルーされているのではないでしょうか? この作品の初出媒体は版元さんの マンガ配信アプリの無料コーナーです。 評者も確認してきましたが、そのコーナーは BL専用ではありません。普通の少女漫画と 並…
本間アキラ
煩悩に貴賤は無い筈なんですが、どうしてこう この巻では噛み砕き難い煩悩ばっかり集まって くるのやら。 何かの対語として煩悩を活用したいと言う 腹積もりだったのならそれはとんだお門違いじゃ あるまいかと頁を閉じて三味線抱えてついつい 斜め45度上の虚空を眺めてしまいます。 煩悩の匙加減がどこかで違っているのかも知れませんね。 だからこの巻は多分読み手として合う合わないの 差がかなり…
椎名ユキ
表題作についてこれがBLなのかと問われれば 評者はこれもBLですと少し言葉に迷いながら 答えるでしょう。 もう少し適切に言うならボーイズラブライク、 と評するべきかも知れません。 登場人物達は恋をしている、とは受け止めます。 ただそれがそのままLOVEかという問いに、 評者があっさり首を縦に触れないだけです。 そう言う意味では併録作の方が確実にBLで あると言えます。 しか…
雪代鞠絵 早川麻百合 中村明日美子 ラナ・マクレガー
この一冊をどう言う位置に置いて読者として 対峙すべきか…と暫し考えましたが、答えは実に あっさりと提示されました。 それは装丁が雄弁に物語っています。 つまりこの表紙は本体と4分の3程度の長さの カバーによって構成されているのです。 必要に応じては本体の表紙だけでも充分都合が 良い様に構成されています。 本体だけで密やかに読むも良し、カバーにも 物語らせて雄弁に読むも良し、と言う…
灼
作品のタイトルのこの言葉。 調べによると紐の結び方の一種、 あるいは水引の結び方の一種、 また料理の方面では二つの異なる食材を 用いて結びを表現した具材の調理法との事。 祝事に用いる事が多く基本紅白で表現される との事です。 後書きでは具材に大根と人参を用いた 三番手の意味が採用されていますね。 そして更にこの作品には深みのある因縁が 絡んで参ります。その因縁があるからこそ …
やまねむさし
なんや読んでいる内に何処ぞの誰かさんと 被る様な被らん様なと要らん想像を巡らせた 評者でしたが完全にフィクションでしょう、 多分。 そう言う微妙なバランスの上で成り立っている 世界観ですので読む側にも存外匙加減が 必要なのかも知れません。 ある意味裏話が表の事情だったりする空間だとは 思うのですよ。だからこそ必要以上に繊細に なってしまう。 じゃあ裏を裏返せばあっさり表になるの…
須久ねるこ
初出が一般向け電子配信媒体。 そして単行本発行は一般青少年向けレーベルから。 こう言う二重の枷の中でBLの世界観を展開する事が 出来るのかと言う実験サンプルとしての役割を 成り行き上課せられたこの作品、BLとしてきちんと 終わる事が出来るのかどうかと評者は終始ハラハラして おりましたが、どうやら杞憂だった様です。 確かにBLとしてのストレートな描き方を出来ない分 読者が拍子抜けして…