葡萄瓜さんのレビュー一覧

【18禁・数量限定本】キチクR18 -尿道責め- コミック

微妙な違和感

レビューに個人名を出すと言うのもどうかと我ながら思いますが、
因縁と言うものもございますので。

この本はリブレ出版(青磁ビブロス→ビブロス)の名物編集・
こだか和麻さんの担当:I本女史の積年の願望が形になった
ものであると推測されます。

参照:『つれづれ絵巻 BLマンガ家のゆかいな日常』
http://www.chil-chil.net/goodsDetail/goods_id…

5

まばたきのあいだ 1 コミック

須久ねるこ 

切り取り方

BL newsでも告知の在りましたスマホアプリ発のBL作品です。
http://www.chil-chil.net/compNewsDetail/k/blnews/no/5467/
内容データ入力は同一内容で配信された『マンガボックス』
発行の単行本を典拠にしました。

初出媒体が初出媒体だけにBLのお約束から微妙に展開が
逸らされている感じですが、それが程好いブレーキに
なっている…

4

汽車よゆけ、恋の路 ~明治鉄道浪漫抄~ 小説

久我有加  夏珂 

背筋が通った物語

帯に騙されなくて本当に良かった、と
通読した評者は溜息を吐きました。
カバー裏表紙の梗概も大概なものでして…
確かにBL小説の梗概としては間違った
方向性ではないのですが…正直この作品には
他に拾うべき所があるでしょうと。

と、言う所でネタバレをなるべく回避して
評者が舌を巻いた部分を一言で申し上げますと、
『公平』の一言につきます。日和見では
ありません。見識を持った上での…

4

GURI+GURA コミック

真東砂波 

勘繰りたいタイトル

まったくたまらないですね、この疾走感は。
本質が重たい話でもスピードで読ませるのは
正に才能です。
…などと手練れの方に対して今更の褒め言葉では
ありましょうが実際酔ってしまったものは
仕方がない。不可抗力と言う奴です。

今のところの展開ではタイトルはこれで正解って
所ですね。あとは巻を重ねる毎のお愉しみって
所でしょうか。
たとえばタイトルが物語の中で有効活用される
展開…

4

狼の遠き目覚め 小説

J.L.ラングレー  麻々原絵里依 

重く、軽やか

書店で本書の帯をご覧になった方は既に何かを
お察しの事かと思われます。
ネタバレが主義ではない評者がそこで何が言えるかと
言うと…カバー裏表紙に至る過程の物語ですと
はぐらかす事しか出来ない訳です。

このシリーズの前作となる『狼を狩る法則』を
調和の物語とするならば本作は成長・革新の物語と
捉えて良いかと。
そして物語のバトンは前作同様しっかりと次の走者に
渡されている模様で…

4

カップルはじめました コミック

真柄うしろ 

決定打は心の中に

デビュー2冊目で固めた路線を更に固めた感が強い3冊目。
ここまで来ると好き嫌いが真っ二つに分かれそうな気が
しますね。
ただ何となく…本当に何となくですが、空気では無く
言葉に語らせようとし始めてないかなと言う懸念が。
作風と路線を貫くなら貫くで良いのですが、その辺りは
作品の空間が折角あるのですから空気として醸し出した方が
良いかなと些かの老婆心。
落とす為の言葉もそれなりの空気…

2

さよなら、幼なじみ コミック

真柄うしろ 

舵と舳先

単行本の軸になる作品の重要性がよく判る、
そう言うこの方の二冊目の単行本です。
いや実際安定感が違いますね。
イントロばかりが収録された感のあるデビュー単行本は
色々な味わいがあって美味しくはありましたが
その味わいにパンチが欠けていました。
表題作を軸にして作風に真正面から向き合った感のある
この本は、さりげない味わいですが噛み締めれば
まだまだ深い味わいがあると期待させる
そ…

0

ひみつのお花ちゃん コミック

真柄うしろ 

導入部の情景

絵柄と展開のギャップに先ず立ちどまり、
そして各話の着地点のあっさり加減に
又立ちどまる。
評者の守備範囲の作品集ではあるのですが、
いかんせん今一つ何かが足りないと言う
パターンであった様です。
なんなんでしょう。
前菜・オードブルの様なものと割り切るには
やや味付けがしつこかったりするし、
かといって、メインディッシュに格上げ
しようとするには味のパンチと内容の
ボリュー…

2

紅い椿と悪い虫 コミック

博士 

風潮?否…

非常に残念な点が二点。
一点目は表紙(カバー)と帯とでほぼネタバレの
様な誘導が既にされている事。
もう一点は表紙で耽美さに逃げてしまった様な
印象を受ける事。
カバー下の存在がそれらをある意味で少し補って
いるのが救いです。
なお、カップリングデータは最終的に関係が
成立した組み合わせで入力しました。

分類上はカップリング+1の話になるのでしょうが、
なんなんでしょう、妄…

9

FATHER FIGURE 小説

Guilt|Pleasure 

腑に落ちる

評者は、かなり変則的な順序でこの一冊を紐解きました。
本編を冒頭から三分の一程度読んで後書きを読み、
本編の後半四分の一程度を読んでから番外編を読み、
残りの本編を読む。
我ながら余りにも、と言う変則加減です。
でもそうしないとどうにも腑に落ちなかったのです。
帯から与えられた先入観を出来るだけ排除する為にも。

率直に言ってしまえば、この一冊のタイトルこそが
正に壮大なネタバレ…

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