あさだ2枚さんのレビュー一覧

壁サー同人作家の猫屋敷くんは承認欲求をこじらせている 4 コミック

ミナモトカズキ 

髭フランボワーズ

コザイク先生こんな顔丸出しで活動してて大丈夫?イケメンだし、心もイケてるし、よくないトラブルが起きそうで心配。
髭フランボワーズ先生もクセになってきた。
この作品、アイドルターンより同人活動ターンの方が圧倒的に面白い。情報の密度の違いが露骨すぎて。

そんなわけで4巻は2,3巻に比べてだいぶ面白く読めました。そもそも絵柄変えるとか言い出した時点で、展開は読めていたわけですが、読めていても面…

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シー ユー イン ベッド コミック

くらのね吉 

ぬるっ

押してダメなら引いてみるのは、押してダメだったときであって、初手で引いてもダメなんだよとちひろに伝えたい。ええい話をややこしくしおって!!と思ったら、1ヶ月の寂しさ期間こそあれ、ぬるっと付き合えました。

そう、くらのね吉先生の作品は毎度起伏が薄くぬるっとしている。登場人物が感情を爆発させることも少ない。このぬるっと加減が結構好きになってくる。でも神評価にはなりにくい…

ちひろ(黒髪)が…

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それを愛と呼んで 小説

タマラ・アレン  門野葉一 

モノクロームロマンス文庫の他の作品のレビューに「軽め。モノロマ文庫には重さと暗さを求めてる。」的なことを書いた直後にこれ。確かに求めてはいるが、世界大恐慌の重さと暗さ…戦争よりは…いや、これが戦争につながっていく……

とにかく重苦しくどんよりとした始まり方で、人々に余裕がありません。ふわふわ作品を読んだ後は反動で地面にめり込みそう。ハドリーには少し余裕があるかな。さすがタイムズ紙で記事の決定…

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聖夜の理由 小説

クリッシー・マンダー  二宮悦巳 

ポーカー

話の流れに身を任せ、波に乗り切った!と思ったところでサッと終わってしまいます。ここからじゃないか!ここからじゃないのか!この潔さがそれはそれでいいのかもしれない。短編ではなく、十分に中〜長編へ持っていけそうなネタと魅力なのになぁ。

ちるちるでアダムに「やんちゃ」という属性がついているのは謎。アダムは相当真面目な人で、マイケルもまた相当真面目なので、2人の出会いは本当に奇跡という感じ。特にラス…

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好きだと言って、月まで行って。 小説

N・R・ウォーカー  小野ユーレイ  冬斗亜紀 

チキン事件

チキン事件以降、チッキーナッギー呼びは減った気がするが気のせいか。

読後にちるちるをうろついて『BOSSY』と同じ作者の方と知る。成程、イラスト担当の方が違うと結構気づかないものですね。文章や話の雰囲気から気づくと言うこともなかった。そういえば両方ともオーストラリアが舞台だな。どちらかと言うと自分は『BOSSY』の方が、テンポもいいしセクシーで好き。

『BOSSY』同様に2人の関係性の…

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愛だ、恋だの処方箋 2 コミック

秋久テオ 

1巻から続けて是非

1巻ものすごく物足りない終わり方をしたこの作品。1巻の読後に読みたいなと思った全てがここにありました。上下巻でリリースされていたらもっと売り上げが伸びたのでは!と思わざるを得ない。

志郎くんは元々スパダリと言って差し支えないタイプだった一方、1巻からの桐矢さんのデレ具合の飛躍的向上よ!可愛い表情やら彼シャツ(トレーナー?)待機やら、志郎くんを落ち着かせないメロポイントが目白押しで大変良かった…

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ララの結婚 8 コミック

ためこう 

甘い

この2人、甘くなったらこんなに甘いんですか?!いや、ウルジは最初こそ失敗して、この巻でも絶賛大反省大謝罪だしたが、基本的には甘かった。ウルジはああいうけど正攻法でいったらやっぱりララは手に入らなかったと思うよ。で、ララさんですよ!まぁまぁまぁまぁなんと恋する乙女になったことよ。あらゆる手を尽くしてウルジと一緒にいたいと。さいですか。

くっついたら終わっちゃう作品も多いところ、風呂敷を広げまく…

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さよなら、ナナシのバイオリン コミック

うめーち 

大丈夫ですか?

『モテる男の圧が強い』を読んで、うめーち先生の個性が良いなと思ったので、前々から気になっていたこちらも手に取ってみました。

感動する話だったような気がするけれど、レビュータイトルのシーンばかりが頭に焼き付いている。アタマがね、そう、アタマが。
人外モノで人間も同じ土俵で戦うことあるんだ〜っていう。人間は人間界の常識を教える側じゃないらしい。この世界は人間界ではなくて、最初から名持ちという存…

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花にして蛇シリーズ2 サイコ 小説

オンリー・ジェイムス  市ヶ谷モル  冬斗亜紀 

サイコとクレイジー

1巻に比べて、アダムは粗野に感じ、アティカスは神経質な兄っぷりが増しているように感じた。アティカスが変な女と付き合ってたってのもまたおもしろポイントで。このままではお笑い兄弟になってしまう。サイコパス殺人一家とは一体…?いや、自分がサイコパスというものに幻想を抱きすぎなのか。

そして一家の凄さもさることながら、本当に凄くてかつ危険にさらされているのはカリオペではという気がしてくる。

サ…

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花にして蛇シリーズ1 アンヒンジ 小説

オンリー・ジェイムス  市ヶ谷モル  冬斗亜紀 

私だけを守ってくれる殺人鬼

市ヶ谷モル先生のイラストが評価の一因にもなっている気がする。モノクローム・ロマンス文庫の新ラインとして売り出しただけあって、担当者のやる気を感じる。

つまるところ"私だけを守ってくれる殺人鬼"です。その上白馬ならぬ高級車に乗ってるときた。サイコパスが話の軸らしいけど、割と序盤にその設定どこ行った?って感じで、人を愛せないとか、愛の感覚が分からないとかほざいてるのが白々しく…

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