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橘かおる 高峰顕
うえお
表題作の「華やかなロマンス」は、ちょっとひねくれ者のホテルグループの経営者・日下と、謙虚で純粋(ちょっと天然)な花屋の店員・和泉の、「プリティーウーマン(マン♂)」的な恋愛が描かれます。 和泉は両親を事故で亡くし叔父夫婦の家(花屋)に引き取られたのですが、その家の一人息子(和泉にとっては従兄弟にあたる)伸行の存在に押されがちで、自分の魅力に気付かずにおり、何事にも謙虚過ぎる態度で接しています…
一穂ミチ 竹美家らら
教師×生徒モノです。 クラス担任・桂の涙を偶然目撃した志緒は、それから桂を気にするようになります。 桂に話しかけられ初めは煩わしく感じていた志緒でしたが、毎日の何気ないやり取りを続けるうち、いつしか桂に恋をしている自分に気付きます。 しかし桂は過去の苦い出来事の反省から、一生恋人をつくるつもりはないと自らに言い聞かせ、志緒の気持ちにも応えられないと一時は距離を置こうとします。 しかし志緒の…
杉原理生 三池ろむこ
杉原さんの作品とあまり相性が良くないのかも!? 今まで3~4作読んできて、薄々そんな予感を抱きつつあったのですが、今作もやっぱり微妙に「う~ん…」と感じてしまいました。 (私個人のイメージですが)杉原さんの作品はじれったい話が多いので、今作もある程度そういう展開を覚悟しつつ読み始めましたが、予想を遥かに超えるじれったさにはさすがに辟易してしまいました(苦笑)。 高校時代の友人3人(真…
結城一美 小山田あみ
瑛一は5年間付き合ってきた彼氏に振られ傷心を抱えていましたが、友人に誘われて行ったバーで『癒しの眞山』と呼ばれる男に声を掛けられ、一晩限りだからと眞山に抱かれます。 瑛一の働く自動車メーカーと大学が提携し新型車の研究が始まるのですが、その研究チームの中に大学教授として参加している眞山がおり、二人は再会することになります。 再開後の二人は眞山のちょっとした言葉のあやから距離ができてしまい、瑛…
柊平ハルモ タカツキノボル
主人公の蓮はケガを負い、恋人である吉良のマンションで介抱されているという状況から始まるのですが、読み進めて行くとどうやら蓮は記憶喪失になっているらしく、3年分の記憶が飛んでしまっている事が分かります。 蓮が持つ3年前の記憶では吉良とは恋人同士のはずなのに、吉良の態度は恋人としては微妙に不自然な点があったりして、こちらに与えられている(蓮視点の)情報が全く信用できず、モヤモヤとしたまま読み進め…
橘かおる 櫻井しゅしゅしゅ
入国審査官の二人が最初は反発しつつもいずれ惹かれあい…みたいな話かと思いきや、途中からちょっと意外な要素が入ってきて、一風変わった感じの話になっていました。 入国審査官の聖也は怪しい人物を見抜く力(特殊能力?)を持っていて、不審人物をバンバン摘発しているという実績があります。 そんな聖也に、普段は無愛想で人を寄せ付けない優秀な同僚・田中が声を掛けてくるのですが、実は田中の正体は入国審査官で…
椹野道流 あかま日砂紀
人間と精霊の間に生まれた敏生が行き倒れていたところ、売れっ子ミステリー作家の天本に助けられ、その後面倒を見てもらう事になります。 天本は霊障問題を扱う「組織」に所属していており、追儺師としての仕事も請け負っている事が分かるのですが、敏生は天本の助手になり依頼があった事件を二人で解決していくことになります。 この作品が発売された頃に一度読んだことがあるのですが(たぶんシリーズ2~3作目辺りま…
魚谷しおり 稲荷家房之介
幹部候補の年下の上司(河西)×無愛想だけどやり手の部下(田嶋)というカップリングです。 ただしこの二人は10年前、家庭教師(田嶋・大学生)と生徒(河西・高校生)という関係で、田嶋が男にフラれて自棄になった時、河西が田嶋に対して恋心を抱いていることを利用し、河西を誘惑してHをしてしまったという過去があります。 この作品は2本の中編(「あの日の影」「残された影」)で構成されているのですが、前半…
久我有加 RURU
大学生同士のまさに青春真っただ中!といったような話でした。 皆内と進藤は同い年なんですが、進藤が一浪しているので皆内が先輩という立場です。 皆内はゲイで、大学に入ったら恋人を作ろう(ノンケを好きになって片思いで終るのはもうやめよう)と決意するのですが、大学2年になってサークルの勧誘を行っていた時、新入生だった進藤と知り合い、結局はまたノンケ(進藤)に恋に落ちてしまいます。 サークル内では…
ユキムラ
表題作の「不思議飴玉」よりも、独身寮の隣人同士(安岡と榎木)の二人がカップルになるまでを描いた「そのトキメキには訳がある」「そのツブヤキには訳がある」シリーズの方が好みでした。 二人の気持ちが通じ合いカップルになるまでの流れは、ちょっと急過ぎる印象もあるのですが、丸々一冊全てがこのシリーズという訳じゃないのでそれは仕方ないですね。 「そのツブヤキには訳がある」の布団視点(笑)がちょっと変わって…