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鳥丸チイコ 奈良千春
久江羽
ネタバレ
おかしなタイトル、奈良氏のイラスト、中をパラパラしたら関西弁、つい手を出してしまいました。学生とかヤンキーとかあんまり興味が無いのに・・・でも、おもしろかった。 各章が登場人物誰かしらの一人称になっていて、斬新な仕立てです。主に受けのナツ目線、攻めの京介目線で語られますが、どういうわけかモヤシメガネ目線の章もあります。 何のことは無い、ケンカに明け暮れる同じ高校のヤンキー仲間が、なんだ…
高井戸あけみ
表題作は、お金が必要な大学生が、売れっ子のビューティーディレクターに恋の罠を仕掛けるお話。自分の方が落ちちゃったようですが。 身体を張るほどのお仕事な訳ですから、妹の事故でお金が…っていう設定にはちょっと無理があるんじゃない?って思いました。 エッチシーンは、描き下ろしも含め大変色っぽかったです。 「サタニストの愛情」は、利害関係が一致した二人が恋に落ち、復讐?するお話。 悪役があくま…
TATSUKI
短編集です。 表題作は、長年の親友に告白して玉砕!簡単に言うとこれだけのお話だけれど、ニアミスしたり、おじいちゃんのラブレター(戦友宛)話があったり、カズミラブな猛犬マサムネ(オス)や妹ミユちゃんが絡んできたり、恋する少年の世界がいい雰囲気で描かれていると思います。眼鏡君なので、頭が良さそうに見えるけど、思いっきりバカっていうのも受けるぅー 表題作以外も秀作揃いで、読み応えあり。 一…
秀香穂里 佐々木久美子
作者曰く、メルヘン。 行き詰ったサラリーマンに、いい夢がみられるという不思議なキャンドルがもたらしてくれた、愛と希望のお話です。 実は、夢とはいえ現実味溢れるシチュエーションなのでメルヘン色はそれ程強くなく、不満を抱えた甘えん坊のサラリーマンが、ちょっとインパクトのある大人の男に依存しちゃっているお話な感じがして、本編だけだったら中立評価にしちゃおうかと思ったのです。 しかし続編では、相…
木下けい子
ドクターといっても医者ではなく博士の方でございます。 天才だけれど生活能力が無い科学者・七原とその有能な助手・一ノ瀬、科学者仲間のアーヴィング、5年前に亡くなり今は七原の手によって人工知能として存在しているクラウスのお話。 七原とアーヴィングの開発で、どんどん人間らしい姿になっていく“クラウス”に嫉妬しつつ、研究と七原の世話に明け暮れている一ノ瀬が、そのクラウスやアーヴィングのささやかな協…
洸 梨とりこ
こんなに自信の無い人がいるんでしょうかと思うくらい、恋する自分に自信が無いゲイの和泉が、レストランのウエイター・若月に一目惚れしてしまったことから始まる、情けなくてもどかしくて甘くてエロい恋する季節のお話。各章も春夏秋冬に分かれていて、少しずつ二人の絆が深まります。 ゲイという性癖のため、今まで好きになった人から好かれたことが無い和泉は、外見も悪くないし仕事もできるのに、恋には後ろ向き。 …
深井結己
既刊のコミックスの再収録もの(描き下ろしあり)です。 「晴れたる青空」: 両極端な家庭環境で育った中学の同級生、優等生の衣川と不良の吉見。 場面としては中学生時代のエピソードと、18才の衣川が起こした事件、二人の再会だけで、お話も48ページしかないのですが、その中に苦悩と愛と決意が詰まっています。 親殺しという思いテーマを背負っていますが、その先に青空が見えて終わっています。 描き下…
本仁戻
本仁さんの作品の割には、結構解りやすくて読みやすい短編集でした。 ヴィスコンティの映画=美の追求だったり、没落貴族の退廃美だったり、禁断の愛だったり、妖し絡みだったり、ヘタレの殺し屋だったり・・・確かに耽美の祭典といった感じでありました。 話はそれますが、ヴィスコンティの映画といえば、その昔「ベニスに死す」も「家族の肖像」も「地獄に堕ちた勇者ども」見ましたが、映像美としては「ルードヴィ…
松本花
学校は夏休み。お話はお盆だったりスイカだったり麦わら帽子だったり、ヘソのゴマとって腹痛起こしたりと懐かしいエピソードがいっぱいで相変わらずかわいさ満開です。 そこに、黒猫・野良と白猫・雪さんの再会話が絡んできます。 なにがいいって、野良が静かに必死なところでしょうか。 雪さんの匂いをたよりに学校へたどり着くまでの野良ちゃんは、コワモテでぶっきらぼうなのに一生懸命でかわいいです。 飼い主…
榎田尤利 奈良千春
ヤバイ、私の頭の中で、芽吹は平川声、兵頭は子安声でしゃべる。なんていいんだ! で、シリーズ3作目。今回は振り込め詐欺がらみのお話です。 それにしても芽吹さん、あなたどれだけ無謀なんですか。 私だって“電話を切らないで・・・”のあたりでこりゃヤバイって気がつきましたぜ。 さらに、濃いエスプレッソですよ、飲んじゃダメだって。 で、どこがヤバイって、もうどうしてもラリった芽吹さんの生声…