Mさんのレビュー一覧

ずっと、愛してた嘘 小説

花川戸菖蒲  皇ソラ 

一冊で二度おいしい……?

 嵯峨悠人は、小さい頃に少しぽっちゃりしていたため、「ブタ」と呼ばれ言いように扱われ、不登校になってしまった過去がある。
 それから数年、大学に入り、見違えるような王子様のような美形に成長した悠人は、モテモテで、自分の過去とはまるっきり違う状況になっていた。
 けれど、悠人は自分の不登校が原因で離婚した母を少しでも助けるために、バイトをすることに一生懸命で、あまり他の人間と真剣に付き合うつもり…

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殉愛 小説

綺月陣  周防佑未 

読む人を選ぶ話

 阿久津敬吾は、営業のみを専門に行う会社で部長を勤める営業のプロ。
 元々、親会社から営業だけを専門に行う会社を作りたい、と言い、阿久津が中心となって立ち上げた会社だった。
 仕事は順調で、私生活では子供がいないながらも、洋裁や着付けを教える妻の智恵と順調な夫婦生活を送っていた。
 部下の辻沢朋之も、繊細な見た目から「営業」という仕事には向いてないのではないか、と危惧されたものの順調に営業成…

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スペイン貴族は甘いのがお好き 小説

妃川螢  実相寺紫子 

押しの一手

 ホストクラブを経営する小櫃玲也は、親友である三田村の結婚式に列席するため、スペインへと訪れた。
 そこで、結婚する友への想いが、実は友情以上のものであると結婚式に参列しながら気がついた玲也は、バーで深酒してしまう。
 そこに現れたのは、金髪の美男・オスカー。
 彼に自分が男とも関係を持てる人間なのか、三田村以外でも大丈夫なのか、「試してみる?」と誘われ、そのまま関係を持ってしまう。

0

高潔であるということ 小説

砂原糖子  九號 

よしあしはわかれそう

 真岸悟は、今、ある作戦を決行しようとしていた。
 それは――復讐だった。

 昔、真岸の家の隣に住んでいた老人がいた。
 老人は、どこからともなくごみを集めてきていて、家はごみ屋敷となっていた。
 そこにおいてあったものに興味を惹かれた弟に付き添うように、真岸は、その老人の家に出入りするようになった。

 ところがある日、その老人が轢かれて殺されてしまう。
 ひき逃げだった――

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純白の条件 小説

雪代鞠絵  みろくことこ 

ちょっと未熟。

 高校生の羽根は、身体に大きな秘密を抱えていて、それゆえ、本家の長であり、医師でもある冬月に診てもらっていた。
 診察と称して、毎週土曜に羽根と冬月は出かけていく。
 一方、冬月の弟である日夏は、羽根に対して冷たく当たっていた。
 昔は幼馴染みとして、じゃれあう仲だったのだが、高校生になり、「身体の秘密を知られてはいけない」という理由から、冬月の命令で日夏だけではなくすべての人間から距離を置…

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ようこそ。 小説

谷崎泉  高城たくみ 

オヤジ受け!

 大黒谷正広は、高学歴・高身長・高収入のいわゆる三高を満たす男だった。
 しかし、独身。もうすぐ四十一を迎えようというのに独身であった。

 今まで好きになった女性がいなかったわけではなく、また、結婚を考えなかったわけではないのだが、後一歩を踏み切る前にここまで来てしまった。
 そして今では、自分で中古のマンションを買い、掃除・洗濯を完璧にこなすまでにいたっては、誰かと一緒に住むのも誰かと…

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夕暮れに手をつなぎ 小説

桜木知沙子  青山十三 

中年受けがお好きな方へ

『夕暮れに手をつなぎ』
 人生負け知らずだった真中は、さびれた町の駅で呆然と雨宿りをしていた。

 婚約者と共に生活するはずだった新居は、婚約者の実家に近いから、という理由で中にはまったくなじみのない田舎町を選んで建てたのだが、まさかの婚約破棄で真中はその大きな家に一人で生活することになってしまっていたのだった。

 駅前のコンビニはつぶれてしまい、傘を買おうにも傘を売る店がない。
 …

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恋は、突然嵐のように 小説

春原いずみ  史堂櫂 

ベタで読みやすい話。

 木枯らしの吹くある日、長瀬は突然、目に激痛が走った。
 交差点の真ん中だというのに動くこともできず、痛みに耐えることしかできない長瀬。
 そんな長瀬に救いの手を差し伸べてくれた人がいた。
 突然、有無を言わせず連れ込まれた先は病院の診察室。彼・深見は、眼科医だったのだ。
 けれど長瀬は、治療を終えてからその病院の名前を聞くと真っ青になって飛び出して行った。

 実は長瀬は眼鏡士という…

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その男、熱愛中につき ~ラベンダー書院物語~ 小説

樹生かなめ  白川七子 

相変わらずオバカな話。

 あのバカな年俸一億円越えの野球選手×T大卒なのにエロ小説編集者のカップルのお話、第二弾。

 半ば無理やりに同棲生活に突入させられた英典は、シーズンオフになった一誠の相手を毎晩させられ、身体はボロボロ。
 どうしてもキャンプに英典を連れて行きたいという一誠に、「仕事を辞めろ」と言われるけれど、編集の仕事を続けることだけは譲れない英典はノーを言い続け、怒ったりすねたりする一誠に結局は無理やり…

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NGだらけの恋なんて 小説

英田サキ  かすみ涼和 

無理から始まるラブラブ

 売れない俳優の木津は、連ドラの主役に大抜擢される。
 ただし、条件が一つだけあって、それは原作者の作家にオッケーをもらうこと。

 俳優としてもがけっぷちに立たされている木津は、その条件をクリアすべく、その作家先生の家に向かったけれど。

 現れたのは、すっかりかっこよくなってしまった高校時代の同級生・矢部だった。
 最初、彼が同級生だと気づかなかった木津に、矢部は機嫌を損ねてしまい…

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