Mさんのレビュー一覧

キャンディ コミック

わたなべあじあ 

短編としては○

いわゆるよくあるBL短編集でした。
物語の繋がりはありません。
表題作である「キャンディ」は、Hな飴玉を売っている飛芽を囮捜査官である昌司に「自分で試してみせて」と言われて、ついうっかりラブホテルに連れ込まれて、いたしてしまう話。
このお話以外にも特別濃くはないけれど、しっかりそういうシーンが書いてある話が8本入っています。
概ね、とても一般的なBLなので、初心者の方でも読みやすいように感…

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艶麗ナース秘事中 小説

バーバラ片桐  葛井美鳥 

美人ナースとぶっ飛び設定

及川が勤めるのは、VIP病棟。
及川はそこの主任ナースをしていた。
そんな及川の勤める病院に、若手代議士の澤崎が入院してきた。
なんでも、収賄事件に関係しているとかで、その噂が消えるまでの偽装入院、とのことであった。
実は、及川と沢崎は面識があり、澤崎が気分が悪くなり倒れこんだところを介抱したのが及川であった。けれど、その時あろうことか初対面の及川にいきなりキスをしてきて、強烈な平手打ちを…

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ミントと蜂蜜 小説

榊花月  三池ろむこ 

運命の人は……

ミントと蜂蜜(5/6)
主人公の柚葉の夢は本当にささやか。
運命の人と恋に落ちて、いつまでも幸せに暮らすこと……
けれど、そのささやかな夢がいつまでも叶わない。
柚葉はいつも、運命の人とめぐり会った時には頭の中に鐘が鳴り響くと信じていた。
見目のいい柚葉はいつも、鐘が鳴り響くたびに告白し、付き合い始めるのだが、次第にこの人が運命の人じゃないんじゃないかと思い始めて、別れてしまうということ…

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禁断の花園 小説

牧山とも  しおべり由生 

いじわる攻とおぼっちゃん意地っ張り受

不本意にも、家業である下着メーカーに就職した千歳。
女物の下着に男が触るなんて変態っぽいと、幼い頃にそれが原因でいじめられたことと合間ってあんまり好きじゃないけれど、他に仕事が見つけられないので仕方なく入社した千歳を迎えたのは、女性社員からの激しい嫉妬の眼差し。
それというものの、女子社員の人気を集める織田が千歳の教育係になったから。本来であれば、仕事が忙しく教育係になんてなるはずがない織田が…

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遊廓遊戯 小説

水碕夢見  小山田あみ 

舌足らずな口調がかわいい

雪夜は、一ヶ月後に控えた見合いのために、女性と話せない自分を改善しようと、六本木にあるテーマパーク六本木フォレスト、別名六本木遊郭へと足を踏み入れた。
けれどやはり人見知りをしてしまい、テーマパーク内をさまよっているうちに、出口がわからなくなり迷い込んでしまった。
そんな迷子の雪夜に声をかけてきたのは、赤い着物を羽織った蓮であった。
彼は雪夜の話を優しく聞いてくれると同時に、雪夜に口付けてき…

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騎士と野獣 小説

岩本薫  円陣闇丸 

三つ巴じゃない?!

主人公は愛海さん。
愛海には、弟が二人いる。
一人は、同じ会社に勤める眼鏡のクールな奎吾。
愛海が入った企業に、後から勤め始め、出世コースに乗っているエリート。
もう一人が大雅。
まだ学生ながら、モデルのバイトをしていて、それなりに売れっ子。
ただし、ブラコンで愛海のお弁当を持って、撮影に出向くという徹底っぷり。

と、ここまで読んで、これはどう考えても三つ巴なのかしら?と考えたん…

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叔父さんといっしょ 小説

早瀬亮  南国ばなな 

ダメ中年×健気な高校生

 両親を亡くし、育ててくれた祖母を亡くした光輝は、たった一人の肉親である叔父・和成を訪ねた。
 叔父といっても、官能小説家をしている和成は、祖母とは絶縁状態で、光輝と再会するのは十数年ぶり。
 幼かった光輝が和成の顔を覚えているはずもなく、和成もまた、成長した光輝を見ても誰かわからないような状況だった。
 それでも他に頼るあてもない光輝は和成を頼るしかなかったのだ。
 どんな人なのか、好奇…

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愛のカレー 小説

海野幸  上田規代 

年下しっかり者受!

 夕食のカレーを作る大学院生の啓太の家のチャイムが突然、鳴らされた。
 田舎育ちの啓太が何の警戒もなく扉を開けると、そこには見ず知らずの男の姿があった。
 男は、盛大なお腹の音を鳴らすと、啓太に「何か食べさせて欲しい」と頼んできた。
 啓太が仕方なく、作っていたカレーを差し出すと、十人前を食べてもまだ、お腹を鳴らしていた。
 よれよれのその姿からは想像もつかなかったけれど、啓太のカレーを貪…

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猫科の獣のエロティシズム 小説

神香うらら  三尾じゅん太 

親父入ってる⁇

 上倉諒は、自分のルックスのよさを自覚する生意気さかりの大学生。
 けれどその実、モデルや芸能界などの華やかな世界に興味はなく、稼ぎのない父親を助けながら、日々の生活を送る堅実な生活をしていた。
 バイト代がいいから、という理由で続けていたバーテンのバイト中に肉食系オーラをはなつ男が現れた。
 その男・宇和佐は、諒を是非、うちの事務所のモデルに、とスカウトしてきた。
 一度は、丁重にお断り…

1

不埒なボディガード 小説

ななおあきら  南月ゆう 

天然ボディガード?

 とある人物から、ホストクラブ『Aquarium』のナンバーワン・桜庭の警護を依頼されたボディガードの旬。
 当初、桜庭は旬のことを鬱陶しく思いはするものの、まったくもって旬の話を聞いてくれなかったけれど、忠実に命令を守ろうとする旬の頑固さに折れ、旬は桜庭の家に居候させてもらうことになった。
 常に密着状態の生活の中で、他で欲求不満を解消することもできないから、と桜庭は旬にエッチなことを仕掛け…

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