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砂原糖子 二宮悦巳
M
ネタバレ
母譲りの美貌で、男女問わず、手玉に取ってきた珠希。 男癖の悪い母親に呆れて、勝手に家を出た珠希は、ボロアパートに一人暮らしをしていて、生活がかかっていたのだ。けれど、決して売春をしているわけでなく、恋人にちょっとしたお小遣いや食事をおごってもらう程度だった。 そんな珠希がバイトしているコンビニに、まったくコンビニ慣れしてないサラリーマン・杏藤がやってきた。彼は、店員として当たり前の接客を…
あさぎり夕
彗に振られた由鷹は、泉の元を訪ねてくるが、結局、泉のところから迎えにきた伊達と一緒に行ってしまう。 それっきり帰ってこない由鷹に、泉はつらい思いをするが、結局、伊達と関係のある天野の助けにより、伊達の居場所を見つけ出すと、由鷹と行き違いになってることを知る。 泉を送っていった天野は、そのまま疲れきっている伊達の元に残るが、そこには泉には見せたことのない表情を天野に見せる伊達がいた。 …
篁釉以子 史堂櫂
相手の未来が見えてしまうせいで、自分の父親の死を予言し、そんな子は育てられないと母がさじを投げ、祖母に預けられ、更に祖母にも棄てられ、神社に預けられた邑。 その神社で、男の身でありながら巫女として育てられた邑。 神社に連れてこられた日、神社の裏手に広がる池で、邑は不思議な出来事に遭遇する。 透き通るような水面を通して、美しい魔性のものの姿を見たのだ。 その魔物――須佐王の未来が見…
藤崎都 こうじま奈月
駅で倒れた藍原を助けた車掌は、数年前に変われた元恋人の国領だった。 相変わらず無口で無愛想なものの、過去など忘れたかのように接してくる国領に再び心惹かれる藍原。 けれど、自分には「お試し」とは言え、付き合っている相手でもあり、職場の上司でもある三神がいる身。素直に国領を受け入れるわけには行かなかった。 けれど、国領に惹かれていく気持ちは止められず、分かれた原因を思い出して、二度と傷つ…
渡海奈穂 佐々木久美子
自称“竹を割ったような性格”のカズイと一途な尾崎は、高校からの腐れ縁の友人同士。 一時期、連絡を取らないこともあったけれども、他の同級生と一緒lに、定期的に飲み会を開く仲であった。 その帰り道、いつものとおり、カズイの家よりも通勤に便利な尾崎の家に泊まろうとしたところ、寝込みを襲われ、キスをされてしまう。カズイは疑問に思いながらも、眠気に負けてそのまま眠りに付くが、翌日、カズイが目覚める…
遠野春日 麻々原絵里依
航空機開発のエリート・添嶋がある日、映画館で一目ぼれしたのは、白皙の美貌の青年・瑞原。 走り出した子供を追いかけた母親に瑞原がぶつかられ、添嶋の洋服にジュースをかける、というハプニングが起こり、一緒に喫茶店でお茶をする機会を得た添嶋。 連絡先を聞き、そのまま分かれたが、数日後の空港で、まさかの再会を果たす。 瑞原は、なんと国際線のパイロットだったのだ。 征服に隠された禁欲的な物腰…
chi-co 陸裕千景子
学生たちの甘えを許さず、冷血の麗人として恐れられる准教授・杉崎。 「5回、1分でも遅刻したら単位なし」 と事前に申し渡されていた授業に、三郎は5回目の遅刻をしてしまう。 三郎は十二人家族で生活をしていて、下の弟や妹の面倒を見ていて、その兄弟が風邪を引いたり、ぐずったりして授業に遅れてしまっていたのだった。 そんな家庭の事情を聞き入れてもらえるはずもなかったけれど、一応は、申し開きを…
ひちわゆか 如月弘鷹
誰だかわからない人物に人違いで拉致された柾。 すっかり行方がわからなくなって、気をもむ貴之であったが、四方堂のためにもそれを悟られてはいけない、と気丈に日常生活を送るよう心がけていた。 そんな中、柾が謎の華僑組織『猫』に拉致されたことが判明する。 だが、彼の身元を知った『猫』の頭領・火獅は、柾の命を盾に、四方堂財閥を脅し始める。 そんな中、貴之の手元に、火獅から柾の指とおぼしきも…
白城るた 今市子
あったこともない、曽祖父の葬儀に呼ばれ、亮は伊豆沖のある島へと向かった。 どうやら亮の曽祖父は、かなりの資産家で島に住みながら本島の経済を動かしていた人物らしく、祖父の葬儀の後に、遺産についての遺言が発表される、ということであった。 ところが、発表された内容は、「第一ひ孫である巳也と巳也を引き取ったものにすべてを譲る」というものであった。 巳也なんて親戚の名前は、居合わせた親戚の誰も…
水原とほる 草間さかえ
会社員の雅幸は結婚式直前に、婚約者に失踪されてしまう。 おまけに、消えた婚約者は一緒に暮らし始めた時の生活費にしよう、と言っていた共同名義の口座に入っていた600万円も一緒に持ち逃げしてしまっていたのだった。 穏やかで真面目な雅幸は、彼女がそんなことをしてしまったのには、何か理由があるに違いない、と考え、彼女の唯一の肉親である弟の綱紀の元を訪れた。 実は彼女と弟は犬猿の仲で、彼女は結…