むつこさんのレビュー一覧

小説道場 2(新版) 小説

中島梓 

後に活躍するBL作家さんが続々と登場してます

旧版の二巻が第18回までで、この新盤の二巻は第19回からです。
のちに大活躍するBL作家さんが続々登場しています。
新門弟として、知ってる名前が登場するたびに、オオッ~!と興奮してましたw

まず、鹿住槇さん。
最近鹿住さんの著作を大量に入手していろいろ読んでたところなので、初登場した瞬間に「キター!」と思いました。
のちにBL界で五本の指に入るほどの多作作家さんとなった方です。
二級で少し足踏み…

3

小説道場 2 小説

中島梓 

二人目の有段者が登場

まだまだ初期の小説道場、野村史子さんがセンセーショナルに登場しました。
初投稿ですぐさま仮初段となり、次作で『仮』が取れて初段になってました。
江森備さんに続く、二人目の有段者です。
私、野村史子さんの小説が大好きなんですよ。
活動期間は短く、『テイク・ラブ』と『レザナンス・コネクション』の二冊だけを上梓され、その後ぱったり本を出されてない方なんですが、ムードのある素晴らしい中編ばかりでした。

4

小説道場 1 小説

中島梓 

ちるちるさん、仕事が早いぜ!

ダメモトで掲載依頼してみたところ、掲載してくださいました。
ありがとうございます、ちるちる!

この『小説道場』シリーズは、かつて『JUNE』誌上で連載されていました。
中島梓(栗本薫)さんが道場主となり、作品を募り、門弟たちをビシバシしごきあげて、今日も活躍する数多くのBL作家を育てあげたのです。
英田サキ、榎田尤利、秋月こお、鹿住槇、野村史子、江森備、金丸マキ、須和雪里、尾鮭あさみなどなど、門…

8

あしながおじさん達の行方 2 コミック

今市子 

謎がすべて解け、大円団

人間関係の複雑なお話なんですが、分かりやすかったです。「家族」というものについて、考えてしまいました。
今市子さんの漫画の中でも、とりわけ好きな作品となりました。

施設で育ち、そこを巣立った後、それまで自分を援助してくれてた五人の「あしながおじさんたち」を探す主人公。
ストーリーはコミカルなタッチで進んでいきますが、最後に明らかになる出生の秘密は、非常にディープです。
でも、暗さは感じない。
今…

4

ONLY IF コミック

藤たまき 

キオが可愛すぎる

『私小説』のスピンオフ作品です。
先にレビューされてる藤棚さんも書いてますが、『私小説』での佐原は、名当て馬です。主役ふたりよりも感情移入してしまう人がたくさんいただろうなと思います。
なので、先に『私小説』を読み、佐原萌えを胸に抱いてからこの作品を読むのをオススメします。単独で読んでも大丈夫ですが、そうすればこの作品を二倍楽しめるかと。

主人公は、少し知的障害のあるキオ。
このキオの描きかたが…

2

花嫁は奪われる 小説

鹿住槇  片岡ケイコ 

いやー、面白かったです

明るくポップだけど、キューンと切なくなれる――王道ど真ん中な「花嫁モノ」ですが、花嫁萌えなどまったくない私でも楽しめました。
上手いなァと思いました。

挙式当日に逃げ出した姉のかわりに、花嫁代理をつとめたのが、主人公の弟(受け)。
主人公は責任を感じます。また、実家の印刷屋が新郎の実家から仕事を回してもらう約束をして設備投資をしてた関係もあり、「なんでもする」と土下座して、花嫁代理として新郎(攻…

1

G線上の猫 コミック

宮城とおこ 

繊細だ

天才少年バイオリニストと、それに関わる人たちの話です。
受が二重人格です。
大人しいほうの白い理也は学校の先輩に惹かれ、ヤンチャなほうの黒い理也はたまたま知り合った大学生に惹かれる。
繊細な絵とストーリーでした。少女漫画みたいだった。
正直いうと、あまり得意な話ではなかったです。でも作品は丁寧に作られていたので、そこには好感持ちました。
何が苦手だったかというと、モノローグで語るかニュアンスで伝え…

2

ウミノツキ 小説

いつき朔夜  佐々木久美子 

潮の香りがしました

いい作品でした。
海を舞台にした、潮風の香りのするお話です。
水軍の末裔である日本人大学生(攻め)とタイ人留学生(受け)のラブも良かったんですが、それよりも、海の男たちが必死でベン・ハーしてる姿を想像して萌えてしまいました。
実用的な筋肉をつけたみずみずしい小麦色の肌が、しなかやにオールをさばく姿…あう、鼻血出そう。
セックスよりも、船が難破しかけたときのほうが興奮してしまいました。

いつき朔夜…

2

あしながおじさん達の行方 1 コミック

今市子 

これはBLなんだろうか

素晴らしい作品でした。
家族モノです。といっても普通の家族じゃなくて、施設で育った男の子が、ずっと自分を援助してくれてた五人の「あしながおじさん」たちを探す、というお話。
作風としては、『大人の問題』に似てると思う。
たくさんの登場人物が、それぞれに一生懸命生きてます。人を愛して、人を傷つけて。
コミカルなんだけど、じんわり胸があたたかくなって、きゅーんと切なくなりました。

今市子作品にはよくあ…

5

君の名はスター コミック

紺野けい子 

ぽってり唇+リーマン=萌え

↑この式は適当です。
紺野けい子さんの描く、ぽってりした唇と唇のむちゅって感じのキスシーンが大好きで、この漫画でもまた、性懲りもなく見とれてしまいました。
内容は、タイトルからはまったく予想してなかった、しっとりめのリーマン同士の恋のお話でした。
細かいエピソードがじっくりと積み上げられ、丁寧に丁寧に心理描写がなされ、二人は少しずつ少しずつ近づいてゆく。
他人に誤解されやすくて意地っ張りでツンデレ…

1
PAGE TOP