むつこさんのレビュー一覧

兄と、その親友と 小説

鹿住槇  夏乃あゆみ 

読みやすいぜ、鹿住小説

兄とその親友、二人に思われる弟くんが主役です。
親友が相手役になるので、近親相姦はありません。
お兄ちゃんが最強の当て馬になってました。
兄ちゃんが超かわいそうでした。

お互いに誤解からはじまる関係。
自分は身代わりだと思ってる者同士で身体を重ねるのだ。
心がないと勘違いしたままのセックスは切ないんですよねー。

するする読めて面白く、ちょっとだけ物足りない、いつもの鹿住ワールドでした。

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泣かせてみたい(2) 小説

川原つばさ  禾田みちる 

シリーズ二冊目

ホテルマンの星、コンシェルジェを目指す男の子の、成長ストーリー第二弾です。
ラブ要素薄めです。
サービス業には向かない直情型の主人公が、あっちにぶつかり、こっちにぶつかり、三歩進んで二歩下がり、ストレスためながら頑張ってました。
ホテル業界の裏話的なお話が面白いです。
外国人の客を持ち上げ、日本人の客を下げる部分がよくあるので、『日本人客のマナーの良さをちょっと過小評価しすぎじゃないかなァ』とは思…

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テレビくんの気持ち コミック

松本ミーコハウス 

かーわーいーいー

連作短編なんですが、めっちゃ可愛いお話ばかりでした。
ニヤニヤしまくりながら読んでしまいました。照れ屋たちのストレートな愛情表現に萌えまくり。
ちるちるでも人気だった『恋のまんなか』が大好きなんですが、ああいう切なくて苦しくて泣けるタイプの話ではなかったけど、これはこれでツボにきました。
総メガネ受けというの、松本ミーコハウスさんは、雑誌に連載中は気づいてなかったみたいですw
絵はそんなに好きじゃ…

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朝から朝まで 小説

一穂ミチ  山本小鉄子 

好きだなァ、この作家さん

一穂ミチさんは三冊目ですが、改めてこの作家さんのことが好きだなァと思いました。
キャラクターとかストーリーとか、そういうもの以前に(もちろんそれも含めてなんですが)、行間に流れてる作者さんの価値観とか物事の捉え方などに惹かれます。地に足がついているというか、しっかりしているというか。上手く言えませんが。

舞台はテレビ局。
そこでバイトしてる明るく前向きな学生と、堅物の報道記者の、ゆっくり進む恋の…

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遺産相続人の受難 小説

鹿住槇  鳴海ゆき 

さくさく読みやすいです

お腹にズッシリくる小説ではないんだけど、さくさく読みやすくて面白い、鹿住槇さんらしい可愛いお話でした。
ぶっちゃけるとビミョーに物足りないんですが、この物足りなさも鹿住槇さんの小説のいいところじゃないかなァなんて思います。

主人公は売れないイラストレーター。借金して失職してアパートを立ち退きしなきゃいけなくなった矢先に、突然遺産が転がりこみます。
相続したマンションには義理の弟が住んでいて、同じ…

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泣かせてみたい(1) 小説

川原つばさ  禾田みちる 

舞台はホテル

ホテルマン(コンシェルジェ)を目指す男の子が主人公です。
高校を中退し、ホストとして働いてたんだけど、ホテルマンをしてる義理の兄に引き取られ、一緒に暮らすことになる。
いわゆる成長ストーリーというやつです。
一生懸命な主人公の考えかたが青臭くて、ところどころむず痒くなりながら読みました。こういうものを素直に読むには、私は老いてすぎてしまったのかもw
ラブより主人公の成長に重点が置かれてます。
ラブ…

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市長は恋に乱される 小説

榊花月  北畠あけ乃 

政治家受けキター

いやはや、面白かったです。
代々続く代議士一家から出た、若きイケメン市長さんが受け。
その幼馴染みで、議員の父親の秘書をやってる男が攻め。
「政治家にはならない」と二人して言い合ってた少年時代だったのに、気づくと二人とも父親と同じ道を歩んでいて。
しかも敵対関係にあるので、二人はロミオとジュリエットです。

政治や選挙の部分についてはやや甘さが見られますが、これは政治小説ではなくBL小説。そう思え…

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出ていってやるこんな家! 小説

金丸マキ  ほり恵利織 

続きが読みたいよ~

遅筆だと分かってる作家さんの数年前に出された本を読み、「続きが読みたい…」と思わされるのは、ある意味拷問ですねー。
この本もそんな感じでした。
短編三つで一応完結はしてるんですが、いろんなことを匂わせる伏線があっちこっちに引かれてて、ページを閉じたあとに「ちょ…続き読みたいよ…」と呟いてしまいました。
つまり、そう思わされるだけ面白く、キャラに感情移入してしまったということなんですが。

主人公は…

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夢見る眠り男  小説

秋月こお  徳田みどり 

リバーシブル久々に読んだなァ

やっぱり秋月さんの作品は面白いなァ。
出版点数が多いのでなかなか網羅できないんですが、適当に手に取る作品にぜんぜんハズレがないので、「いつか過去作品ぜんぶ読んでやろう」って気持ちになります。
ドタバタでハチャメチャなストーリーでも、作品の根底には作者のしっかりしたオトナの価値観が流れてるので、安心して読める。

事故で片腕が使えなくなった男と、眠り病(ナルコレプシーだと思う)にかかった医者の話です…

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空色スピカ 小説

かわい有美子  小椋ムク 

総ホモ化してない学園モノで寮モノで生徒会モノ

男子校で生徒たちが総ホモ化していないことに、なぜか安堵感をがっつり感じながら読みましたw
『ホモなんて当たり前(or珍しくない)』みたいな空気より、こういう『ホモは珍しい』という空気のなかで進むお話のほうが私は好きみたいです。そのほうが『特別』って感じがするからだと思う。

シチュエーションや展開は王道なんだけど、味付けの仕方が素晴らしかったです。
主役ふたりの恋に、心ときめかせました。
学園もの…

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