むつこさんのレビュー一覧

恋の心に黒い羽 CD

良オムニバス

面白かったです。
ヤマシタトモコ作品は短編のほうが好きかも。
ぶっちゃけスタイリッシュ(?)な独特の会話に、やり過ぎを感じたり違和感を感じたりすることもあるのですが、短編だとそれがあまり鼻につかない。(ただ、そこがヤマシタトモコさんの魅力だというのも分かってて、善し悪しじゃなく好き嫌いの問題なんだろうなと思います)
基本的に受けか攻めか或いはその両方が「ゲイを自覚してるゲイ」っていうのも好き。

2

東方美人 オリエンタル・ビューティー 小説

かわい有美子  小笠原宇紀 

完結してないんだよねぇ

冷戦まっただ中のベルリンでの、ロシアのスパイ同士の恋の話です。
よくもまあ、BLでこんなものを題材にしたもんだなぁと思います。
まだ完結してないので、今から手を出される方は気をつけてください。

スパイ小説としても迫力のある面白いものを期待したんですが、そっちは微妙でした。
かわいさんだから期待しすぎたのかな。もし他の人が書かれたものなら、そこまで期待しなかっただろうから、ガッカリもしなかっただろ…

0

ビューティフル・サンデー CD

これがイイ健気受けというものだよ!と思いました

原作でもポロンと泣いたんですが、CDでもポロンと泣いてしまいました。
原作のほうが切なさは上でしたが。攻めの性格、原作のほうが悪く感じたんだよね。緑川さんの声だったから、最初から好感持って聴いたせいかもしれませんがw

なにがいいって、これこそが健気受けだ!と言いたいような受けが登場すること。
一途さと芯の強さ、ある種のズルさ。
嘘つきで、健気キャラとしては珍しくすごく巧みに嘘がつける受けなんです…

3

Fetish 小説

かわいゆみこ  石田育絵 

シリーズ最後を飾る短編集

エゴイストシリーズの最後を飾るこの作品。短編集です。
本編を読んでないとワケワカメなので気をつけてください。
あとこのシリーズは新装版が出てるんだけど、新装版と旧版では収録されてるものがビミョーに違うので、完璧を目指すなら両方揃えるのをオススメします。

色々読むと感慨深さばかりを感じます。
ホント、すっかり落ち着いて、強い絆ができた二人だなと。
よくあるショボい痴話喧嘩な続編とは違い、しっとりし…

4

EGOISTE 小説

かわいゆみこ  石田育絵 

わーい地元だ

今の私の生活テリトリーが舞台になってるので、出てくる地名がいちいち嬉しい。
マイナーな地名も、ごく自然にさらっと登場する。

独特の空気感のある作品でした。
これがかわいさんがはじめて出された本かーと思うと、感慨深いです。
クオリティの高さはもちろん、書きたい世界観がダイレクトに伝わってくる。
昨今のBLではなかなか遭遇できない「凄み」みたいなものを感じました。

主人公は医者二人です。
傲慢な俺…

2

極上の恋人(1) コミック

水名瀬雅良 

これは酷い俺様攻め

年下の超俺様攻め×年上の美女受け

いやー、俺様攻めのあまりのアホさガキっぽさに笑いました。酷すぎて笑える。親がお金持ちで顔がいいのを鼻にかけてて、性格最低です。
このまま育てばロクな大人にならないね!
でも、彼をへこませる人間が登場します。いちいち彼をへこませる年上の美人受けがカッコよくてニヤケました。
きっぱりした拒絶、素晴らしいです!
俺様攻めがへこたれてるのが大好きなので、この攻めが悔しが…

0

ご主人様と犬 CD

んー、

萌えと中立の真ん中ぐらい。
なんかヘンなストーリーだなと思いました。
犬が人間になって人間と恋をする話なんだから、そもそもヘンで当たり前なんだけどさw、それにしてもヘンだな…と。

センチメンタルガーデンラバーの犬バージョン、って感じのお話。
飼い犬が人間になっちゃいます。
可愛くて面白かったんだけど、どうしてもソッチと比較しちゃって…。あっちが名作すぎるんだけどね。
話じたいも冗長でテンポがよく…

5

ターニングポイント CD

面白かった

面白かったです。
とくに導入部から、お互いに意図しないままで初エッチに雪崩れ込んでしまった展開がすごく好きでした。
あるある!と思いました。
や、リアルに経験あるわけじゃないんだけどw、凹んでるときにタイミングよく慰められて心の一番柔らかい部分を優しく撫でられてほだされてしまう気持ちはよーく分かるよ!

羽多野さんの年下ワンコっぷりは健在でした。
高永ひなこさんの作り出す年下ワンコって、『恋する暴…

2

UNMORAL 小説

かわいゆみこ  門地かおり 

かわいさんの高校生モノ

かわいさんの高校生モノって少ないんだけど、ハズレがないんだよなーと思いました。
最近シリーズになってる『空色スピカ』もそうだし、『未成年。』もそうだし。
で、この作品も。
10年以上前の作品ですが古い感じはなく、みずみずしさばかりが印象的なストーリーでした。
特徴は「ふつう」なとこ。
ふつうの高校生のふつうの日常をふつうに描いている。
それがイイ。
主人公はヘタレ気味な攻めなんだけど、ヘタレ攻めと…

1

花の慟哭 小説

夜光花  高橋悠 

濃密

面白かったです。
ドラマ性抜群で、登場人物みんな魅力的。
夜光花さんがあとがきで「二冊に分けたかったお話」というのに納得、ストーリーがテンポよくドラマティっクにぐいぐいと進んでいく。
シリーズ的には五冊目なんだけど、シリーズ物って巻を重ねるごとに薄ーくつまんなくなっていくものが多いもんで、これは凄いと思いました。
ヨハンに生ぬるい救済を与えなかったところが好き。最後まで暗い信念を曲げなかったところ…

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