むつこさんのレビュー一覧

天にとどく樹 デンジャラス・サイド・ストーリー 石黒和臣氏の、ささやかな愉しみ 小説

吉田珠姫  のやま雪 

まさに鬼畜

趣味の分かれるお話だろうなと思います。
愛ある鬼畜攻めが登場するお話はBLにはたくさんありますが、個人的には「ぬるいのう」と思わされることが多いので、ここまでスコーンと突き抜けたザ・鬼畜を描いてくれる作品と巡り会えたのが嬉しくて嬉しくて。
しかも肉体的な鬼畜というより精神的な鬼畜です。(肉体的なドS描写はありますけどね)
さらに、その精神的鬼畜も、よくある羞恥プレイ程度のものじゃなく(羞恥プレイも…

4

パーフェクト××× コミック

緋色れーいち 

アホアホで楽しい

野球バカと色ボケバカの青春野球物語です。
キャラが立ってて楽しかったなー。
アホアホな話なんだけど、軸になるストーリーはしっかりしてるのもポイントですね。
なにより野球を(それなりに)ちゃんと描いてくれている。作者さんが話の道具として野球を使ってるだけじゃなく、野球そのものを好きなのも伝わってきました。だからこそアホアホ話なのにストーリー性のある物語になってるんだろうなと思います。

攻めと受けは…

1

ニュームーンに逢いましょう コミック

依田沙江美 

以前より面白く思えた

旧版レビュー済みです。
新装版で改めて読んでみたんですが、以前とはかなり感想が変わってることに驚きました。旧版を読んだときは、依田沙江美作品の中ではまあまあかなって位置づけで、再読しようとしなかったんですよね。それを後悔するほどに。
これはたぶん、今の私は昔の私以上に依田沙江美愛が深くなったからだろうと思います。「依田沙江美さんなら、行間にナニカをたくさん散りばめてくれてるはずだ!」という心構えで…

1

チョコレート・キス 3 コミック

依田沙江美 

日本風ギジナウム

茶鬼さんのレビュー読んで、まさにこれ!と思ったのが「日本風ギジナウム」。このお話を完璧に表現してると思いました。
日本庭園つきの畳敷きの建物の中で茶会を催しつつ(紅茶じゃなく抹茶)、代がわりしながら続いていく生徒会の歴史が語られる。
三巻は時系列バラバラのオールキャスト。歴代の五葉庵生徒会メンバーが、みんな本当に魅力的です。
代を重ねるごとにどんどん形式を重要視するようになっていってるのが面白いな…

3

チョコレート・キス 2 コミック

依田沙江美 

場面の切り取り方が上手い

主役が変わって二巻です。
旧版では萌え評価にしてたんですが、新装版で萌え×2評価。萌え×2のありがたさを感じますねー。

とはいえ、はっきりした欠点のある二巻ではあります。登場人物が多いのはいいんですが、顔の見分けがつきにくくてさ。受けも攻めも当て馬も、似すぎです。その欠点さえなかったら、間違いなく神評価にしたんだけどなァ。

二巻は生徒会活動が中心です。
主役の受けくんが本当に可愛い。恋が芽生え…

3

BL裏話 Vol.8 特典

岸尾さんの裏話

森川さん司会で岸尾さんがゲスト、それにディレクターの阿部さんがたまに加わって、三人でのトークでした。
岸尾さんが妙に緊張されてたのが印象的でした。
でもすっごい真面目に話してて、事前に「本音の真面目トークだからね!」みたいなことを言われたのかなと想像してニヨニヨ。
しかしこのシリーズは本当に面白いです。

はじめてのBLでは、櫻井さんに攻められたそうです。張り切って喘ぎ、飛ばしまくったらしい。どの…

1

素直じゃないにもほどがある 小説

成宮ゆり  金ひかる 

ポイントは一人言

面白かったです。
幼馴染みの再会ものとしてはわりと王道、さらに大きな行き違いはなくあっさりくっついた感じのお話でしたが、随所に成宮ゆりさんらしいセンスが光ってて、終始楽しくワクワクしながら読むことができました。
主人公の受けのキャラが本当に好きです。
若干天然アホ成分が入ってて、男前でさくっとした性格。
とくに一人言を言うクセがあるという設定がめちゃくちゃ面白かったです。
ぐるぐる考えてはおかしか…

0

アクアリウムの中の恋 小説

吉田ナツ  北畠あけ乃 

良かった

面白かった。
本当に吉田ナツさんにハズレなしです。

同級生の再会ものです。
吉田ナツさん本人は、ご自身の作風を地味だと思われてるようですが、私はぜんぜんそんな感じがしないです。
確かにいろいろあるBLのパターンの中でストーリーづくりをされてるし、登場人物が情熱的なセリフを吐いて動きまくったりはしないんだけど、
心理描写が繊細で巧みで、伏線の生かしかたが上手くて、登場人物の性格と行動がぴったり整合…

5

終わらない恋の約束 小説

吉田ナツ  千川夏味 

大好きです、この話

吉田ナツさん、本当にいい。もっともっと評価されますように。

主人公は「真面目に付き合う相手が欲しい」と望む攻めです。
でも心惹かれる男は軽く遊ぶ男ばかりで、新しく出会った受けもまた、そのタイプで。
やっぱり攻めも男、誘惑され、後腐れがないなら一回ぐらい…と寝てしまう。これきりだということも伝える。
受けのほうは本当にさっぱりしてます。最初のほうは、本当にセックスを楽しめる相手が欲しかっただけ。別…

1

テルペノイド コミック

崗田屋愉一(岡田屋鉄蔵) 

つ、続きが読みたい!

子はかすがいもの&ガチムチきました。
すんごい面白かった!ガチムチに引かないで、ストーリーを楽しむためだけにでもたくさんの人に読んでほしいと思いました。
登場する男たちみんなみんな好きです。
連作短編なんですが、主役が変わるたびに登場人物の過去が明らかになったりして。タマラン!
息子編の続編を希望します。

亡くなった弟の子供をひきとり、育てることになった新米パパが主人公です。
もう一生懸命なお父…

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