むつこさんのレビュー一覧

愛で痴れる夜の純情 花降楼シリーズ第二弾 CD

シリーズ中、一番好きです

長いシリーズだから尻込みされてる方もいるかとは思いますが、そういう方にオススメしたいのがこの作品です。
これだけでも聴いてみて!と。一作目を聴いて(読んで)なくても全然問題ないです。

遊郭「花降楼」で、犬猿の仲といわれているツートップのふたり。
売られてきたころは仲良しで、いつも一緒にいたのに、なぜいま犬猿の仲になってしまっているのか。
カムロ時代のふたりのじゃれあいが本当に可愛かった…

5

人はなぜ働かなければならないのか コミック

山田ユギ 

山田ユギ!山田ユギ!山田ユギ!

萌えたー!!!!
山田ユギさん最高。
それ以上に言うことがあるでしょうか?いや、ない。
ないんだけど、ちるちるレビューでそれだけ書いて送信して、読んでくださる方に内心で「それだけかい」とツッコミ入れさせるのもナンだから、ユギさんとこの作品の素晴らしさについて語ります。

1、乳首がエロい
男の乳首はなんのためにあるのか?という疑問に答えるために存在してるのが、ユギさんの漫画ではないでしょうか。
男…

2

風の行方 コミック

国枝彩香 

名作ですねー

ゴリラ系のオヤジが愛しくなる名作です。
『未来の記憶』の続編です。これから買われる方は、書き下ろしつきの新装版を買ったほうがいいと思います。私はまだ新装版は未読です。積本をある程度消化したら、買いたい。

攻めはゴリラです。オッサンで鈍感でスネ毛もヒゲももさもさにあって、でも情はたっぷりある男。
受けは美人です。遊び人だった過去を持つ。飄々とした外面の内側に、傷つきやすいハートを抱えている…

1

未来の記憶 コミック

国枝彩香 

傑 作 !!

『未来の記憶』『風の行方』と繋がっていくこのシリーズ、大好きです。
書き下ろしつきの新装版が出てるようなので、「また買い直さなきゃなー」と思ってるお気に入りの作品です。
国枝彩香さん、大好きな漫画家さんの一人です。既刊されてるコミック、ほぼすべて揃えちゃった。
暗くてシリアスな作品も、明るくて萌え萌えな作品も、どっちもめちゃくちゃ上手い漫画家さんです。リアル感がたまりません。

無骨ゴリラ系のノン…

3

よくある話。 CD

ベテラン声優のお二人の上手さを堪能しました

個人的に、コミカルな作品に神評価をすることのあまりない、どろどろなお話が好きな私なんですが、この作品はもう、原作の面白さとキャスティングのすばらしさが絡み合って、ほんとに素敵なしあがりになっていたと思います。
なのでちょっと甘めの評価ではあるんですが、神評価で。

ストーリーは、中原一也さんお得意のオヤジもの。で、リーマンもの。
年下のワンコ攻めと年上の美人受け(本人は自分を枯れきったオヤ…

3

まちがいねえな 小説

義月粧子  高井戸あけみ 

義月さんの描く受けに、私メロメロです

受けの健気さとオトコマエっぷりに、メロメロになってしまいました。
義月さんの作るキャラクターの魅力は、たいてい受け>>>>>>攻めなんですよね。
たまに、「腐女子は受けの側に自分を置きかえながら読む」という意見を目にします。これ、一理あるとは思う。少女漫画における恋愛ものと同じような感じ。やたらかっこいい攻めにひたすら溺愛されてる乙女受けな作品も多いし。
けど、私の場合、受けが「攻めと対等に張り合…

2

櫻狩り 中 コミック

渡瀬悠宇 

心臓が痛い痛い痛い…。

上巻の、嵐の前の穏やかさとはうってかわり、この中巻は怒涛のような展開です。
悲しいとか泣けるとか切ないとかじゃなく、ただただ苦しくて苦しくて心臓が押し潰されそうに痛くなりました。
読むのがツラかった。

主役どっちの苦しみにも、等分に共鳴してしまいました。
崇敬の念を抱いていた男にプライドのすべてを踏みにじられ、絶望し、憎むことしかできなくなった少年と。
はじめて愛を傾ける対象ができたのに、憎しみ…

3

櫻狩り 上 コミック

渡瀬悠宇 

神のなかの神作品です…アテクシ死亡。

一般作品を描かれる漫画家さんがBL作品を描くと超名作になる…という話をちるちるの掲示板のほうでしたことがあるんでますが、この作品もまさにそんな感じだと思いました。
背景をしっかりと作りこんでるのが伝わってきます。
萌え要素には一切こだわっておらず、作家さんの「描きたいものを描いてるんだ」っていうのが伝わってきて、それがゾクゾクするほど面白いのです。
BL漫画家さんなら必ず入れるであろう「萌えを演出…

6

タイミング 小説

義月粧子  杜山まこ 

すれ違いの描き方が神でした

少しのタイミングのズレがいくつも重なることによってすれ違っていく二人。
すれ違いものはよくありますが、ここまで説得力のあるすれ違いを描いた作品はめったにないと思いました。

受けの思いが、攻めにだけじゃなく、周囲にまったく伝わっていないことが、誤解が膨らんでどうしようもない状態に追い込まれていく様子が、めちゃくちゃ切なかった。受けのその不器用さが愛おしくてたまらなかった。
『俺と奴の対峙する関係』…

1

指先で辿る恋 小説

義月粧子  藤井咲耶 

オススメ超オススメ

キュンキュンしまくったよー!!
私的殿堂入り作家さんです、義月粧子さん。
まだそんなにたくさん読んでないけど、振り返ってみるとやたらと神率の高い作家さんになってます。
私好みなのだ。

この作品は、義月さん初心者にオススメです。
なぜなら攻めが浮気者じゃない、俺様でもない。
これは珍しいことですよ~w
リーマンものなんですが、なにより重要な点として、「仕事と恋の両方のバランスが良い」って点を挙げて…

8
PAGE TOP