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ゴリラ系のオヤジが愛しくなる名作です。
『未来の記憶』の続編です。これから買われる方は、書き下ろしつきの新装版を買ったほうがいいと思います。私はまだ新装版は未読です。積本をある程度消化したら、買いたい。
攻めはゴリラです。オッサンで鈍感でスネ毛もヒゲももさもさにあって、でも情はたっぷりある男。
受けは美人です。遊び人だった過去を持つ。飄々とした外面の内側に、傷つきやすいハートを抱えている。
二人は同じ仕事(学校の先生)をしている。なんだかんだあって前作で付き合うようになり、今作では二人が右往左往しながら愛を育んでいく様子が、コミカルで切なく描かれてます。
出来上がった恋人たちの話としては、最上級のエピソードがつめこまれてました。
二人のバランスがいいんですよね。
破れ鍋に綴じ蓋というか、片方が片方に依存してるんじゃなくて、対等に互いを欲しているのだ。
で、愛だけでは乗り越えられないはずの現実のアレコレを、攻めはブルドーザーのように、受けは攻めの尻拭いをしたり引き戻したり、絶妙な力関係でもって本当に愛だけで乗り越えようとする。それが、説得力を持って描かれる。
エッチシーンもいちいちステキ。絡む裸体の描き方に萌えました。
今読み終えたところなんですが、とっても良い作品でした。
ストーリーの展開の仕方がとても巧いです。
つきあって何年経っても「攻め」が元はストレートだった事を心のどこかで気にしてしまう「受け」。そのせいか、真っ直ぐな「攻め」と対照的に「受け」は自分の正直な気持ちをうまく伝えられなくていつも本音以外の事を口にして喧嘩してしまう。
山や谷を乗り越えてお互いを信頼しあい2人の愛が成長していく過程がとても素敵です。
「攻め」の「受け」へに対する心の中での想い語りが胸キュン。
超お勧めの作品です。
瑛のママや恩師なども出てきて、ドタバタ度がUP!
それでもベースはシリアスでストーリーもまとまりがあって、
締めるところは締めていて単なるギャグじゃないところがこの作家さんらしく感じました。
夏祭り、お正月、温泉と定番ネタが続きますが、それぞれに楽しめます♪
それぞれのエピソードに、ふたりのいじらしさがつまっていて、都度ほっこり。
少しずつ少しずつ近付いていくふたりの距離感もいいです。
前作に比べ全体的に絵柄がラフになってる感じが…(笑)
私は瑛の美形が好きなので、その辺はちょっと残念でした。
浴衣やスーツ&眼鏡は良かったです(^m^)ムフ
前作からの表題もですが「月の曲線」「旅の途中」など、
各話のタイトルも素敵だなと思いました。
このシリーズ2冊目なんですが、もうシリーズ完結なんですね。
1巻の冒頭でプロポーズで始まったわけなんですが、それに相応しい終わり方だったと思います。
この巻では、健人の真面目さというか誠実さが際立ってました。
両親がいなくて祖母に育てられたということもあるかもしれないのですが、健人は結構古いタイプの男性。
物事にきっちり形を残したいというタイプ。
形式にこだわらず、もっと気軽に恋愛を楽しむタイプの瑛とは対照的なんですが、健人だからこそ瑛をここまで納得させたというか、半分絆したと言った方が正解なのかもしれませんが、この形に持っていけたんだろうなと言う気がします。
これまで恋愛にはそれ程恵まれていなさそうだった瑛に幸せになってもらいたいです。^^
脇役も輝いていて、健人のおじいちゃん・おばあちゃんはお話にインパクトを与えるいいキャラでした。特におじいちゃん…すごい面白いよ(笑)。
ちょっと懐かしい感じがする暖かいいいお話です。^^
どうやら続編でした。
同じ中学校教諭で化学と美術の先生カップル。
瑛が美系なのに毎回へんな服装や柄シャツで。健人はワイシャツネクタイのイメージ。
どうやら健人が同僚の保険の先生にフラレて瑛とお付き合いが始まったのかな?
瑛は生まれのせいか根無し草っぽくて、健人はそんな瑛をなんとか自分と一生一緒にそばにいたい。
色んなエピソードがありますがだんだん健人の気持ちが伝わり瑛も受け入れてくれたかな?
とりあえず同居にはこぎつけました。
オマケHマンガがとても良かったです。健人の愛情があふれてて。
本当に絵がお上手というか伝わる力がある作者さんだと思います。
あとがきのツマ○キくん似てますね!