むつこさんのレビュー一覧

非BL作品

ニューヨーク・ニューヨーク 3 コミック

羅川真里茂 

国連を通じて世界中に配布すべき作品だ!!

世界人権デーとか集会とか署名とか声明とか性シコウによる差別反対のためのナンタラカンタラとか、そういうものよりこの漫画一冊です。
世界中の言語で刷りまくって、配布しよう。費用は国連持ちで。日本がアホみたいに払ってる分担金も、日本に返ってくるのでバンザイです。
アニメ化したもののほうがいいかな。吹き替えしたものをイスラム圏、とくにホモだけで死刑になるというアホアホな法律のある国のテレビ局に侵入して、電…

2
非BL作品

ニューヨーク・ニューヨーク 2 コミック

羅川真里茂 

ホモの神さまに感謝します

ただいまコメント欄がニューヨークニューヨークだらけです。
さすがちるちるの常連さまがたは、この古き良き名作もよく知ってるんだなァと、感動しました。
私なんてつい最近までこの作品の存在すら知らない寂しい人生でしたよ。
ぶっちゃけデモするより署名集めるより、この作品を世界中の人々に読んでもらうほうが差別解消に役立つ気がする。読むだけで今いるホモフォビアの半分以上は改心すると思うよ。戦争なくすには『火垂…

2
非BL作品

ニューヨーク・ニューヨーク 1 コミック

羅川真里茂 

ヤバイ、ハマッタ…号泣しました

色んな場所で名作として、「BLとはいえない」とか「泣けるBLの代表」とかいう言葉とともに紹介されてるこの作品を、遅まきながら読んでみました。
ヤバイです、号泣しました。
確かにBLとは言えないかもです。真摯に「ゲイであること」と向き合ってるから、苦手な人は苦手だと思う。
けど私はそこが好きだった。ニューヨークはゲイ社会だと言われるけど、ホモフォビアの多い土地でもある。あっけらかんとカミングアウトで…

3

千の花 コミック

依田沙江美 

大号泣した作品です

依田作品のなかで、この作品が一番好きです。好きすぎてレビュー書く筆がぜんぜん進まないぐらい好き。
『真夜中を駆け抜ける』の続編です。
出来上がっちゃったカップルの話ってあんまり好きじゃないのに、この作品だけは、なんか別格で好きだった。
付き合ったのちの切なさを、ライバルというライバルを出現させることなしに、ここまで上手く表現できることにも驚きました。
何度も泣きました。泣きながら笑いました。
この…

3

エンドレスワールド コミック

蛇龍どくろ 

ものすごい吸引力だった

メッチャ面白かったです。
ものすごい吸引力のある漫画で、物語世界に吸い込まれるような気分で読みました。
もし私が10代のときに読んでたら、がっつりハマったと思う。そういう意味で、自分の脳ミソの老化を自覚させられたのは残念なんだけどw、それでも読めて良かったです。
趣味の分かれそうな作風だと思います。けど、ハマる人はめちゃくちゃハマるんじゃないかと。
一歩間違ったら、退廃的なムードだけがあるダサい漫…

4

執事の分際 コミック

よしながふみ 

究極の執事モノ

ああもう、執事のクロードに萌えまくりです!
よしながふみさんは天才だと思う。ぜんぜん古さを感じません。BLというジャンルを越えて、この先何年たっても色褪せない作品の一つになるんじゃないかなァと思う。

執事モノとして、最高峰に位置するんじゃないでしょうか。
ワガママな坊っちゃんを心から愛してるんだけど、中身はドS。
エッチの最中もずーっと丁寧語を話してるんだけど、中身はドS。
この下剋上セックスに…

10

のはらのはらの コミック

雁須磨子 

これが恋、これが青春

高校生と高校生の、強烈なほどの胸キュンストーリーでした。
独特のフワフワした空気感のある漫画です。
こういう話を読むと、「エロなんて要らねぇぜ」って、つくづく思ってしまう。
ごく普通の男の子が、ごく普通に恋をして、ドキドキして、不安になって、またときめいて、触れたくなって。会いたくて。焼きもちをやいて…。
そういう、小さな誰にでもある身近な感情が、リアルにストレートに伝わってきました。モノローグが…

5

いつか雨が降るように コミック

国枝彩香 

強烈なパンチをくらってしまいました

短編集です。
某ブログでオススメされてた作品で、なにげなく購入したんですが、強烈なパンチをくらってしまいましたyo
全編、私好みでした。
シリアスです、暗いです。でもラストに余韻が残りまくる作品だらけです。
絵も好きでした。硬質なんですが、奥ゆきのある表情ばかりで、裸とキスシーンがめちゃくちゃ色っぽかった。

とくに表題作は、スゴイ構成でした。
予定調和から、180度外れたラスト。ぽかーんとしたの…

6

最悪 小説

ひちわゆか  石原理 

ひちわゆかさんのヘタレ攻め

ひちわゆかさんの描く色んなタイプのヘタレ攻めに、もう私メロメロです。
「13階のハーフボイルド」のキング・オブ・ヘタレ攻め、「今夜、雲の上の~」の毒舌不器用なヘタレ攻め、「12時の鐘が~」の勘違いヘタレ攻め。
この小説のヘタレ攻めも、美味しいヘタレ攻めでした。豪快で無神経で自信家、いちばん「実はヘタレだと分からないタイプ」だと思います。
毒舌メガネ受けとの相性は抜群で、二人が会話してるだけでニヤニ…

7

ヤバイ気持ち 小説

鹿住槇  穂波ゆきね 

確かにヤバイ、ヤバイほどの胸キュン小説でした

私がよく見てるBLレビュー系の某個人ブログで、学園もののオススメ作品として紹介されていたので、読んでみました。
めっっちゃ!胸キュン小説でした。心臓がおかしくなったのかしらと思うほど、キュンキュンキュンキュンしまくりました。
こういう王道の青春学園小説、大大大好きです。

主人公は高校生(受け)。素直でノホホンとした可愛いタイプです。同じクラスの親友(攻め)に恋してます。親友くんは俺様タイプ。
そ…

4
PAGE TOP