ofnoticeさんのレビュー一覧

快感ソーダ コミック

刹那魁 

エロスよりも設定のナナメ上度

刹那魁、電子書籍では3Pモノを描いてはいるんだが、
うーん、3Pコレクターのオレとしてはあまり純粋な「3Pモノ」だとは思ってないんですよ。
展開が常に「成り行き」だし、絵にエロスがなくてサッパリしすぎている。

むしろ、本作の注目点はアソコに炭酸挿入!
そして絵よりもセリフがとんでもない。

しかしだよ、刹那魁を電子で読むってえらい疲れるんだよね。
コマ割がかなりギッチギチだから。…

5

詩緒ちゃんのエロすぎる飼育 コミック

梶本潤 

ななめ上すぎる展開に評価別れるぞ、これ。

まさかのありえないリバでした。
いやー、リバは不得手っていうこともないし、苦手でもないけどねー
でも、このリバへの持っていきかたはナナメ上すぎてビビるわ。

おそらくは梶本作品でもっとも評価が高い「ドSなダーリン」
の息子と弟カップル。親子・兄弟でホモ連鎖はもはや梶本作品のデフォなので
この際、不問。

「ドSなダーリン」ではかわいい子供が高校生の美少年に大変身。
ここらへんのツ…

1

真夜中は青空食堂 コミック

梶本潤 

梶本先生の食べ物話はベタだがそそられるw

梶本先生にしてはおとなしめの作品。
これでもか! というほどの肉体美もなりをひそめ、ち●こもタ●も主張していない。
ウーン…梶本センセイ、自分の中では最強の●マを描かれる偉大な睾丸作家だと思うんだがな~。

が! 梶本潤にはほかにもいい点があるのです!
日常的な食べ物描写がそそるんだよね。
細かく書いてあるわけじゃないんだけど、食べモノを取り巻く環境というか
ちょっとした描写が。シイ…

1

この世の楽園 小説

綺月陣  朝南かつみ 

綺月陣なのにエロくない! 3Pなのに青春!

綺月陣の3Pモノときたら、すんごい変態モードを期待してしまうわけですが
案外マトモです。ただし、心理面で非常にねじけています。

まず最初の感想。
これね、フランスの有名コメディ俳優、ピエール・リシャール主演の「玩具 le jouet」をもんのすごく思い起こさせるストーリー。
ってか、あの名作映画の日本語版がないってなんなのーーー!!!!
ワガママで人を人とも思わぬ金持ちのおぼっちゃま…

2

その手に慣れるまで 小説

結城一美  藤井咲耶 

2000年初頭のBLらしいポジティブさ

小川いら「ラブ・バチェラー」を読んだ時に不思議な感覚にとらわれたんですがね
2000年前半のBLとはこういう前向きさがあるのだろうか。
さて、現実の2000年直後という時代を眺めてみると、ドコモのiモードが革新的な通信方式とされ、スターバックスが日本に上陸し、そして日経平均が7000円代を記録した。
EUではユーロが流通し、「自分的には」「私的には」という言葉が出始めた。
いうなれば、価値…

0

悩める僕のヴァンパイア 小説

あすか  Ciel 

乙女系なBL

プリズム文庫で、しかも作者が「あすか」と来たら
オレ的には自然と期待をしてはいけない作品だな、とは思うんだが
いかんせん、3Pモノでしかも前作もしっかり読んじゃったので…。

まったくもー、あすか氏のキャラ設定ってどう考えても合わないとしか言いようがない。
がっ、ブチブチ文句を言いながら最後まで読ませる何かは凄いよなー…。
スットコドッコイながらも世界観にブレがない。

いうなれば…

0

ACID TOWN 2 コミック

九號 

心理の隙間をついた傑作だと思う

同人誌界でもかなり有名な「九號」の魅力はといいますと、
「眼」が異様にきれいなこと、だとオレは思うんだが。

だいたいは社会のブラックな底辺にいる人びとを描きながら
そのコアな部分はすごく透明感があって、灰の中のダイヤモンドさながら。
このギャップにヤラれるわけです。
で、アシッドタウン2の最強の見せ場は何かといったら、
かねてから恋心を感じていた「ユキ」の壮絶な過去を聞き、「テツ」…

2

ダブルギルティ~毒蛾淫愛~ 小説

結城一美  小山田あみ 

えっ? あ? そうなの??

うーん……まず、結論からストレートに言ってしまうと、
比較的レベルが高いラヴァーズGREEDで、手堅い書き手の結城一美で
ならば損はないだろう…と思ったらそうでもなかった。

うーん……どうも結城センセイ、ネガティブ感情を持ったキャラ使いがあんまり得意じゃないよーで…。
家族が嵌められた復讐、というには伏線の収拾ついてないし
復讐というのを建前にして、フラれた男がダダこねてるだけちゃう…

5

この胸の秘めごと 小説

結城一美  ヤマダサクラコ 

コレはぜひ花丸黒ヴァージョンで読みたいですなw

今月は描写・構成キッチリ、ぬかりなしの結城一美強化月間であります!

文章があさっての彼方に飛んでしまうBLも多い中、結城センセイ、なかなか堅実な書き手だと思います。いわゆる美文ですし、ディテールもきっちり、次のページをめくらせる力もあるわけで。
さらに、読み手が「へぇそうだったんだ」とちょっとかしこくなるトリビアサービスもキッチリ。
えー、そういう手堅い作家さんが「劇中劇」モノを書いたと…

2

蝕みの月 小説

高原いちか  小山田あみ 

ちょっと惜しい!

まず、イラストから。
自分的には「小山田あみ」センセイ、ほぼ一択といっていいほどガン押しなレーターさんなんだが、最近はどうやら構図をかなり意識していそうです。
この構図はウィーン世紀末派、グスタフ・クリムトの有名作「接吻」と「ユディト」を彷彿とさせる一方で、マニエリズモの画家、サルヴィアーティの「隣人愛」にも似ている……気がする。
前回レビューした「花嫁飼育」の表紙が、ミケランジェロ・ダ・カ…

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