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木原音瀬
雀影
絶版ノベルスの番外編ばかりの同人誌。 分量的には3編で普通の文庫本1冊分ぐらいと読みでがある。 この中の「COLD…」はめでたく新装版「COLD」シリーズが出たときに同時収録されていた、写真家・谷口が高久に初めて会った時の話。 この話は他の番外編と合わせて最後にちゃんと結末がついた。 他に収録されているのは、「プレイス」と「B・L・T」の番外編。 と言っても、私は本編は読んだこと…
高井戸あけみ
ご近所や、職場での出会いを集めた短編集。 自覚的なゲイ(攻め)に、己の性を自覚させられちゃう「受け」くんたちのお話。 「Micky House」「からすとうさぎちゃん」「ピュア」は、黒髪のスタントマン「カラス」こと章が登場、場所も相手もそれぞれ違うが、章は年下のいたいけな子供に、いけないことを教えるのが好き。 「ヴィーナス」 怪我をした先輩に、急遽頼まれた先輩の店は、男の子のデリバ…
児島かつら
紺野けい子さんとか木下けい子さん系統の、厚めの唇が何ともセクシーな絵柄。 ごつ目の手指とか、骨格のしっかりした腕とか、肩とか、あと顎がしっかりしているからかな、柔らかな絵なのに、とっても男男したちょっと、珍しい魅力の絵。 お話も、高校生とか、大学生とか、サラリーマンとか、普通の日常の中の恋愛話で、激しい出来事とかはないけど、登場人物達が作品の中で、しっかり生きている感じが好ましい。
テラシマ
BLと思って、意気込んで読むと、ちょっと肩すかしな感もなきにしもあらずな… 元カノが恋愛関係にがっつり絡む上に、H方面の描写はほとんど出てこない、 はたしてコレがBLかって言われると、BOYがオッサンにLOVEするんだから、少女マンガじゃないのは確かだわねってかんじで。 でも、雰囲気的には、ララあたりにあっても違和感なさそうな、切なほのぼの系? 星と絡めたストーリーや、キャラの表情とか…
角田緑
秘書なのか、恋人なのか、秘書兼恋人なのか 仕事と私情の間で悩むのは、男だからこそ? 会社勤めの経験がない鍋島は、秘書の使い方がわからない。 秘書の仕事に、人一倍誇りを持っている斉藤は、自分を使ってくれない鍋島に不満を募らせている。 でも、不満や不安は、仕事の所為だけ? 斉藤は生真面目で、仕事と私情は分けてしか考えられない。 自分の秘書の仕事にプライドがあるだけに、例え鍋島を好き…
この加賀見君は、あの加賀見君なのかな? 特段の説明的な物はないけれど、たぶん、「プリンスチャーミング」の主要キャラの一人だった「加賀見」が主人公。 鍵を無くしてアパートの部屋に入れなくなった加賀見、そこへ隣人の水尾が帰ってきて… 無自覚だった水尾が目覚めるまでのお話。 水尾の行動の説明役で「35度~」の、超虚弱体質な彼も登場。 表題作の他に短編3本とオマケマンガ。 課長さんの意…
依田沙江美
先生と生徒物だけど、この、「小悪魔高校生」がリアルに高1っていうか、15,6の子どもっぽくて可愛い。 昴の子供の論理と、ウブな子供の昴を、好きになってもいいのか迷う、一通り遊び尽くした大人の石倉先生のすれ違い。 高校1年生は、やっぱりこの位、コドモでいいし、 大人はやっぱり、このくらい振り回されているといい、 大人になるのなんて、ゆうっくりでいいのさ。
ユキムラ
これ、原作コミックスは結構いい感じと思って、その後ドラマCDも聞いたんだけど、その時は、なんか後味悪かった。 この主人公って、二人とも、かなりなダメ人間で、 コミックスで読んでいるときは、そこも味、っていうか、それほどダメダメって感じる間もなく、するっと読んじゃったんだけど、この二人を、鈴村さんとと三木さんが、ちゃんと大人の声で演じると、二人のやっていることが、 「ちゃんとした大人として、そ…
ブレックファーストクラブの学校卒業してからってことで、 犬山の食えなさっぷりには、ますます磨きがかかって、胡散臭ーい、探偵事務所でお商売 中。 愛妻・三木の美人っぷりも、相変わらず。 三木は就職したてでつれないが、それでも、ベッドでは、ちゃんと犬山と仲良くしているあたりが、長年連れ添っただけのことがあるというか こうやって、向こうから舞い込んでくる事件に関わる形なら、これから先も、気…
恋愛体質の魔性の受け・本田。 熱の低ーい恋愛は、低温やけどのように、自分も相手も傷つけて。 交通事故で入院してしまった薬剤師・須藤、 一人で薬局を切り盛りすることになった本田は、偶然のことから佐橋を臨時に雇うことに、 須藤には別居中の妻がいて、入院中の須藤を訪ねてくる。 ずっと須藤に片思いしていた本田は、それをみて、あきらめようとするのだが、離婚の原因は、須藤の本田への思いだと告…