雀影さんのレビュー一覧

親友恋愛 小説

李丘那岐  田倉トヲル 

外の世界に踏み出せば

前作「兄弟恋愛」で振られちゃった双子の片割れ、藤のお話です。
一応、前作を読んでなくても話がわかるように、説明的な記述がかなりはいっている分、ちゃんと小説を読んでいる感じがします。

桐と峻也がくっついてしまって、家にはちょっと居たたまれない藤は、外の世界へと踏み出そうとします。

藤の世界は、今まで兄弟の中でだけで、総てが閉じてしまっていたような状態だったので、藤には他人との付き合いの…

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No.99:人間玩具 コミック

池玲文 

お耽美♪

JUNEっぽい短編満載のコミックス。
テーマは、執事、アラブ、ビーチク、尿道攻め、不細工、お仕置き。


ああ、こういうのって、なんだかとっても懐かしい。

細い描線で描かれる、無闇に細密な人物や背景。
目眩くような、変態エロ。
ここまでやりきってると、いっそ清々しい。素晴らしい。

今時の、すっきりさっぱりそつなくお上手な作品より、
このみっしりこってりやりたい放題は好きだ…

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貧乏作家の愛し方~今日はうまく笑えない~ コミック

杉原チャコ 

ほーもは続くーよー、どーこーまでもー

たまたまこちらを先に読んでしまったのですが、この商店街シリーズ、ゆるい続き物みたいです。

こちらの本に入っているのは、この3編。
肉屋と魚屋が、商店街で人気の男(小説家)を取り合う話。
その魚屋と本屋のバイト高校生。
前2編とは独立した、コーヒー店主とサラリーマン。

どれも、あまあまで、いいお話です。

一番長いのが表題作になっている、肉屋と魚屋と小説家の話。
これの登場キ…

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男の子だもの! CD

こっちの方が好き

この作品、3組のカップルの話が、高校の入学式から卒業式までの1年間の時間の中で描かれています。

最初が、表題作の「男の子だもの!」
タカトは高校に入学してすぐに、3年生の応援団長・柏木に一目惚れするお話。
好きになったら、突撃あるのみ
なんど玉砕しても、落とすまでは攻撃やめるもんか!
っていう、突撃キャラを、下野さんがテンション高く、声トーンも高く熱演。
迎え撃つ(っていうか、受け…

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災厄のてびき コミック

草間さかえ 

初コミックス

初版が2003年の、初・商業コミックスです。
雑誌の初出は更に遡って2001年とか2年とか、もう10年近く前に書かれた作品なんですね。

独特な絵のタッチは、今見ても、っていうか、今見ると、かなり独特なようだけど、10年前だと、サブカル系では普通に在った美大系の絵、かな。
むしろ最近の作品よりは、おめめぱっちりだし、描線くっきり太いから、マンガチックかも。

表題作は、火事に興奮する男…

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B型彼氏は説明できない コミック

新也美樹 

いくらB型でも

ここまで、こんなじゃなーい!
と、引きつり笑いしながらも、
やっぱり、ちょっとは思うのは、
B型って、こんな風に思われてたの?

そんな風に、身近なB型を思い浮かべつつ、ツッコミ入れつつ楽しく読んだ。

血液型、それも「B型」を題材にして、しかもメインキャラが二人とも同じB型だったら?っていうお話なので、誰が読んでも楽しめる。
これが例えばA型とAB型だったりしたら、こんなに楽しく…

1

まだ足りない!? コミック

浜野リカコ 

表紙の、雰囲気そのままです

さっぱり爽やかで、かわいくて花のあるキャラクター達の
さりげなく、かわいく、ちょこっとギャグも入って、うまいこと過不足なく纏まったお話の、
とっても、サラッと爽やかな、読みやすい短編集です。
BL初心者さんにもお勧めしやすいです。

それぞれのお話は独立しています。
最後の書き下ろしで、最初のお話の冒頭に出てきて、すぐに逃げ出しちゃった南君が、他のお話のキャラに次々遭遇していきます。

2

ごめんなさいと言ってみろ CD

あの声は反則

原作、既読だと思って聞きました。
が、
あれ?
読んでなかったっけ?
読んで、いるよね?
っていう、
まあ、定番中の定番っていうか、王道のお話ですが、、

このCD、安元さんに尽きます。
安元さんの、あの声だからこそ、こんな男でも許される。
あんな声で迫るの、反則です。
自分の潜在ゲイ度に全く気付いていなかったリツが、キャンキャンいいながらも落とされちゃうのもしょうがない。

2

奪われることまるごと全部 CD

かわいかった

とりあえず、鷹緒役の鈴木さんが、あほで、かわいかった。
そして、美長役の鳥海さんがイイ声だ。

お話は、原作がコミックスだけあって、余白たっぷりにタカタカと進む。
内容?そんなもの、ほぼ、ない。
浮気して、仲直り、
浮気して、仲直り
要するに痴話ゲンカ。
鷹緒がほんっとーにアホ。
でも、この苛つく原作を、声優さんが演じると、あ~ら不思議。
鷹緒がアホはアホなんだけど、すごく可愛…

2

Cab vol.10 コミック

腰乃さん

前号が、ほぼ全編にわたって、淡々とした、エチ無しの地味~~な作品ばかりだったのに比べると、今号は、多少なりとも、色っぽさの濃度が増したかもーっていう感じが、あるような…

これも、ひとえに、腰乃さんのおかげ?

今まで、散々、「すったもんだ」していた、鮫島君と笹原君。
今回は、いよいよ、本当に、「すったりもんだり」。
ひらがなで書くと、「り」の字が付くか付かないかの、ほんの些細な違いだ…

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