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105/378(合計:3774件)
五月女えむ
雀影
表題作含め前後編の中編が2本と短編1本が収録されている。 この中編が、どちらも前編はいいんだけど、後編がどうにも、、、 前編で二人の間を盛り上げて、後編ではエチまで持ち込むお約束なんだろうけど、なんか最後が急ぎ足で、中途半端な読後感。 表題作のいきなり自慰手伝うのも充分あれだったが、読後の、だからなんにも解決されてないし、この気持ちをどこへ…感といい、「バーテン~」の、前編の、なんとなく二人…
柴
全体にちょっとコミカルな、恋の始まりを自然に描いた短編集。 短編集だと、とにかくエロ!って感じで、せっかく出会いやキャラの設定がおもしろくても、いきなりここでそこまでするのか?って、エロが始まって逆に萎えちゃうことも、まま、あるけれど、この本に関しては、最後までしっかり致しているのは表題作のみ。 他は、せいぜいキスで、お後はよろしいようで…な終わり方(「幸せを運ぶ男」「全力片想い」)か、おまけ…
畔ミチ
BL版釣りバカと、初めてエチ満載の短編集。 短編集で出会いから初めてエチまでしっかり描いているので、展開が早いです。 どの作品も、導入部のシチュエーションはテンポ良く、ちょっとしたギャグなんかもイイ感じに効いていて、すんなり感情移入できるのですが、そこからエチ展開になってからが早いこと、挿入への垣根が低いというか、なんというか、 え?いきなりもうここで挿入! イヤ、いきなり実家の2階でお初…
名取いさと
ネタバレ
これだけの厚さ(約230P)、一つのカップルのお話なのでじっくり。 最初のエピソード「迷道ウォーカー」で高邦がいきなりの地雷キャラ発動したので、どうしたもんかなと思いつつ読み進めた。 まあ、その後、なんやかんやとあって、ちゃんと気持ちを確かめ合って、お付き合いするようになって(「呼ばれた迷路のまんなかで」)からの「つないだ両手がはなれたら」、 ここで、また、違うタイプの地雷ツボキャラ登場、、…
西野花 門地かおり
遊郭物になるのかな。 いっぱいエロい。 家の負債のために娼館に売られた主人公。 夜は娼館の客のモブおやじ、翌朝は妓楼主に責められ、再会した幼なじみに身請けされてからはベタベタねっとりと愛されと、とにかくこれでもかっていうくらい、夜毎日毎。 また、門地さんの挿絵がモロエロい。 最近のコミックだとかなり修正が入っちゃうような構図でも、描いてから修正しましたって感じさせないような上手い感じの書…
志村貴子
どうしようもない。 どうすることもできない。 連れ子同士の再婚で兄弟になった二人の、子どもだからこその残酷さと抑えることのできない欲望。 静かだけど、見つめているだけで暴力。 こんな攻防が家の中で繰り広げられているのに、親たちは何も知らない。 この二人の関係には、いつ、どんな結末が訪れるんだろう。 ぎりぎりの緊張感と、柔らかくかわいい体の線。 このギャップが何とも言えずにエロいです。…
山田2丁目
表題作は吸血鬼と吸血鬼ハンターのちょっとファンタジー設定だけど、それ以外の収録作も含めて、結局年下攻め、年上受け縛りか? なんのかんのと言いながら、いろいろ気になるこの気持ち。 これってやっぱり、ラブ的な、セックスしたい的な好きなのかな? そんな短編集。 そして、表題作の受けが、さすがに1000年は生きる吸血鬼だけあって最強。 長年培った手練手管で、最終的には、始末されるべき吸血鬼から、…
鹿住槇 葛西リカコ
ハーレクインの名に恥じないハーレクイン展開。 愛人の子として生まれ、今は天涯孤独の陽。 「愛されず、大事にされない。だから誰にも何にも期待しない。」そんな、愛され方を知らない主人公を、名門の大富豪が愛人にするお話。 財閥御曹司の御倉の陽への接し方は、ただお金の力に任せて強引に調教したりするだけかと思いきや、 自分から欲しいと思った陽が、 自分を家柄や名前で見ない陽に、 どう愛したらいい…
愁堂れな 陸裕千景子
久しぶりに出た淫らシリーズの新作。 今回のお当番は高円寺・遠宮ペアで、シリーズ物ならたいてい一度は登場する記憶障害物です。 事件に巻き込まれて怪我をした高円寺、意識不明から目覚めたら記憶は16歳に戻っていて、30年来の友人で三馬鹿のメンバーの上条や興津の事はわかるのに、16歳当時にはまだ出逢っていない、現在の恋だった遠宮の事は全く覚えていません。 今回は設定の都合上、本編ではほとんどエロ無し…
名倉和希 Ciel
元モデルで今は高級アパレルブランドの社長が、バイトしながら姉の忘れ形見を育てている男の子を見初めて、幸せな家庭を作るお話。 諸々の設定が、これぞBLドリームの極致。 城嶋は、容姿端麗で社会的な地位もあるし、恋愛観も真面目で、子育ての苦労もちゃんと承知している。 弱点といえば拓海が好きすぎるところ? 拓海は、子どもの頃から姉と二人家事を分担していたので料理が上手で、凛太郎にもたっぷり愛情を注…