雀影さんのレビュー一覧

溺れる恋の痛手 コミック

小鳩めばる 

思ったより

私のストライクゾーンって狭かったようです。

ちょっとい、いじわるで、いじっぱり。
甘くて切ない恋のお話。
絵も、泣き顔とか、すごくかわいい。

巻末の「モエパラ☆スペシャル」。
どれも、すごく好きな設定と展開。
こんなマンガだったら絶対におもしろそうだし、好きなんだけど、、、、
本編として収録されている作品がこんな風だったら、絵とかには全然文句ないので、もっと高評価になるのにな…

2

未知との遭遇 コミック

腰乃 

男はいつも子供なの

好きなんだけど、
好きな子ほどいじめちゃう。
意地悪したいわけじゃないのに。
ホントは優しくして、笑ってほしいって思っているのに、
なんで、いつも泣かれちゃうのかな。
でも、その泣き顔が、
たまらなくそそるぜ。

っていうお話。

腰乃さんの、このデリカシーのカケラもない感、リアル感。
好きな人にはたまらない。
ダメな人には全く通じない。
でも、私は好き。

メインの…

13

渇仰 小説

宮緒葵  梨とりこ 

犬だ

確かに、犬すぎるくらい犬。

狂犬攻め?

私的には、これで、宮緒葵=ホラー作家、認定?

いくらなんでも、この、達幸の執着と犬願望は怖すぎるし。
明良に対してのセックスも、がっつきすぎ。
明良ってよほど丈夫なのかしらって、心配になる。

達幸の生い立ちだの、明良の成長につれての達幸や両親に対する葛藤だの、達幸の役者としての輝きだのと、ストーリー自体は盛りだくさんでもちゃんとま…

3

罪な輪郭(表題作 十三回忌) 小説

愁堂れな  陸裕千景子 

そして、今は

罪シリーズ開始10周年記念短編集。

愁堂先生は多作につき、つい、追い切れなくなったままだった罪シリーズ。
久しぶりに手に取ってみたら、おなじみのキャラ達の身の回りにも、ちょこちょこ変化はあったようです。
そんな彼らの、「そして今は」と、「あの頃は」のサイドストーリー集。
主人公に事件が降りかかったりはしませんが、ちょっとコミカルで、ちょっとしみじみな、シリーズのファンには楽しい内容です…

1

ラ・ヴィアン・ローズ 小説

山藍紫姫子  本仁戻 

懐かしい

女性向け男性同性愛の小説が、「BL」っていう物になるその遥か昔、
洋館の美少年に象牙の張り方の少年愛よりはちょっと後、
学園物になっちゃう前の、男同士を扱った作品はこんな感じだったなぁって、
なんか、しみじみ懐かしい感じ。
表題作の、「愛欲の泥沼に引きずり込まれて抜け出せないまま終わる」感とか、
他の2作の、攻め視点で最後までザックザク行っちゃう感じとか、

表題作は、ドラマCDでだ…

6

らふ らふ、らぶ 小説

高月ゆっけ  館野とお子 

心洗われた(*^_^*)

イカツイ外見に似合わない優柔不断男と、
カワイイ外見に似合わないがさつな男の子。
この二人が、それぞれの妹と姉がルームシェアしていた部屋で同居生活することになって、、、。

ノンケだったはずが、いっしょに暮らすうちに恋に落ちる、甘~~いお話。

うじうじと女々しい攻めに、実はバリネコ体質だった受け。
元々は女同士でルームシェアしていたラブリーなアパートの部屋。
そして二人はまだ学生…

2

ひみつはさわらないで コミック

いさき李果 

レビュー読んでから買えば良かった

だって、
だって、
表紙は可愛かったんだもん。

「美形で可愛くて癒されてキュンとしてドキドキ恋をする…そんなBLの幸せがつまった作品集!」

外見については、美形じゃないとは言わない。
受けの子だって、おつむの中身はめっさ可愛いよ。
アホの子萌とか電波ちゃん萌え属性があれば、とっても癒されそうだし、
中のキャラクター同士は、非常に残念な感じでキュンとしてドキドキ恋しまくっている…

3

イジって★ラブ芸 コミック

青山アルト(青山あると) 

寒い、、、

売れない、どころか、まだデビューのきっかけすらないお笑い芸人の卵くんが、バイト先の居酒屋に来る、全く笑ってくれないお客さんに笑って貰いたくって・・・。
はたして幸雄は、過去に囚われている怜を、笑いの力で幸せに出来るのか?
って、こう書くと、なんか凄くいい話っぽい。
この、お話の設定とか、展開自体は、悪くないはずなんだけど、、、、、、
カバー絵も、けっこう可愛くて、雰囲気いいんだけど、、、、…

1

青の疑惑 小説

水原とほる   

こんな受けは珍しい

注意
SMなプレイが出てきます。
主人公の相手は一人ではありません。
でも輪姦や3Pはなし。

主人公は、横浜の野毛で整体院をやっている恭。
そこに患者として通っている県警の刑事・九鬼と、
近所のバーのオーナー、実は地元ヤクザ組織の跡取り・陽介。
恭は、この二人から口説かれながらも、その誘いをかわしつつ、かといって、突き放しもせずに、もう恋愛は二度どしないと思い定めながらも、微妙な…

7

蜜家族 小説

宮緒葵  青山十三 

これって

ホラー?

ホラーとかサイコサスペンス的な意味で楽しめばいいのかな?


エロ調教による人格改造物語。
でも、過去の虐待の痛みを、肉体の快楽で塗り替えられた暁生も、
初恋の相手を手に入れて、将来への覚悟が決まった康将も、
思う様肉欲を満たせる可愛い子供と、自分の後を任せるに足る後継者の両方を手に入れた勝将も、
みんな、とっても幸せそうだから、
ま、いいか。

みたいな。

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