雀影さんのレビュー一覧

きみにうつる星 コミック

小嶋ララ子 

予想外のシリアス

このカバーイラストで作者さまが小嶋ララ子さん。
なので、もっとふんわか系の可愛いだけのお話かと思いきや、、、

表題作、不本意な引っ越しで茨城の田舎に住むようになった七瀬。
何かと懐いてくる沢尻のおかげでだんだんにクラスにもなじんできたのだが、、、。
このお話、最初のうちは、このまま七瀬と沢尻との間に、なんとなくラブが芽生えて、ちょっとしたアレコレがありつつも、可愛く仲良くしていくお話な…

4

新装版 NON Tea Room コミック

SHOOWA 

バンド男子

かわいいです。

これの前に新装版で出た「Nobody knows」の、SFっぽい設定もなかなか切なくって好きなんですが、バンド男子ものには、何というか、条件反射的に弱くて。
特にこの作品みたいな、受け受けカプで百合っぽかったりするのは刺さる、刺さる。
っていうか、多分この作品、この受け受けの二人がくっつくところがいいのよ。
それでいて、やっぱり普通にすけべな男の子だったりする短編や、猫…

2

あなたのしもべ コミック

たりらびー 

しもべなのは

2013年、一発目がこれ、、、。
「あなたのしもべ」
ああああ、
今年もBLのしもべとして過ごすのだろうか、、、、。

表題作は猫飼うのおはなし。

ネコを飼う=飼い主こそがネコのしもべ。
とことん甘やかして、どこにも出さずに、独占したい。

ネコと一緒に七海を拾ってくれた永瀬。
はじめて知った甘やかされる悦びと不安。
そんな七海は、お目々の大きなお人形チックなお顔で小柄で…

7

発情アイズ コミック

たりらびー 

目が印象的

「発情アイズ」ってタイトル通り、とっても、とっても、目が印象的。
っていうか、
個性的な絵だなぁ。
BLって言うより、りぼんとかなかよし?って位。
でも、目の色気(エロ気)はやっぱりBL。
で、やりたい盛りの高校生は、学校内だろうとどこだろうと、盛りまくってイタしているのですが、
これが、結構ガッツリめに描いてあるようで、実はあんまりエロく感じない。
裸の足が絡み合っていても、手の指…

4

魚心あれば恋心 小説

久我有加  文月あつよ 

素直に恋して

人見知りで初なプロ釣り師さんと、ファッショナブルなイケメン雑誌編集さんの恋のお話。

久我先生の作品の登場キャラって、生きることに、仕事に対する姿勢でも恋愛に対してでも、素直で前向きで、ひねくれたりしていないところが好き。
この作品も、そんなキャラの魅力で読んでいて気持ちよかった。

日垣は、釣りの世界では若くてもちゃんと実績のあるプロで、自分の仕事には自信も責任もしっかりと持っていて、…

2

アンバランスなネオンサイン コミック

京山あつき 

あとがきが

いろいろ盛りだくさんで楽しかった。

この、バンドやっている男の子達の体格が好き。
ぺたんこのお腹に薄い胸。
京山せんせの、ぺたんとくたっとしたキャラクターとバンド男子って凄く相性がいいみたい。
打ち上げの、みんなでワチャワチャしてるシーンとか、見ていてニコニコしたくなっちゃう。

ネオンとライゴの二人の関係は、エロなしでまだ恋愛未満だけど、愛があって、
萌える。
この二人、この…

6

≠ ノットイコール CD

ちゃんと2も出してくれるのかしら

特にクレジットされていませんが、内容はコミックスの第1巻最後までです。

コミックなので、モノローグまで含めて原作を一言一句すべて拾ってるといってもいいかな。
ただし、見比べてみると、もろな単語は微妙に避けているみたい。
全体の雰囲気がしっとり切ない系なので、モロな単語が目立ちすぎないような配慮なのかもしれません。

ノジ兄さんの14歳はとってもかわいくってよかった。
ご本人的にはか…

6

やさしく殺して、僕の心を。 小説

神奈木智  金ひかる 

奈央ちゃんが健気

このシリーズ、ずいぶん前にシリーズ2作目の「おまえは愛を喰う獣」のドラマCDだけを聞いたことがあって、その後原作本シリーズを揃えたけど積み本の山に埋もれさせていました。
で、たまたまちょうどいい薄さだったんで、金ひかるさん繋がりもあって、引っ張り出して読んでみました。

奈央ちゃんが健気で、なかなか泣かせる展開で、まあ、いいんじゃないかなっと。

「おまえは~」のCDでは小野D×三木眞の…

1

カラスとの過ごし方 小説

朝丘戻  麻生ミツ晃 

これは、つらいなぁ

最終的には、ハッピーエンドといえるけど、当初登場してきた相手とは、ほぼ無関係なところで、それぞれに結末が来るって事で、あとがきで作者様が書かれたように、BLとしてこのお話を出してくるのは、確かにどこの出版社さんも躊躇するでしょうね。

このお話、BLレーベルよりむしろ、一般小説の括りで出された方がしっくりする。
運命の相手との出会いと別れ(それも死別)と、男女三人の微妙な三角関係が縒り合わさ…

8

恋をするということ 小説

凪良ゆう  金ひかる 

ゆっくり恋しよう

容姿も性格も家柄もよくてモテモテ、なのに付き合った女の子にはことごとく振られてしまう月浦くん。
自分のことを好きだって、付き合って欲しいって言ってくれる女の子のことを、可愛いって思って、大事にしているつもりなのに、なんで振るのは彼女の方からなのだろう?
そんな月浦くんが、初めて自分から恋をしたのは、年上の、野菊のような、男の人でした。

ということで、月浦くんが、恋とは何かを、ゆっくり考え…

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