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高遠琉加 依田沙江美
雀影
同じ屋根の下青春群像劇の第一幕。 同じ大学の、芸術系の学生ばかりが暮らす、元は社員寮だったアトリエ付きアパート。 大家さんは近くに住んではいるけれど、アパート内のことは住人達に任されている。 この、学生寮のようでいてもっと緩い空間の中に暮らす、個性豊かな芸術系の学生と、そこに、家賃の安さにだけ惹かれてうっかり迷い混んだ経済学部の学生が、いつしか・・な、お話。 とはいえ、本当に、いつしか・・…
大徳寺キサラ(大徳寺きさら) 門地かおり
門地さんの表紙ということだけで、お買い上げ。 内容は、もう、あらすじのまんま。 格好良く助けてくれた美丈夫が実は香港マフィアの香主(組長)で、 閉じこめられて、身体に快感を覚え込まされて、 自分は相手を好きになってしまったのに、 身体目当てのオモチャにされているだけだと思いこんで… って、 こういった場合、攻めはたいてい言葉足らずの傲岸不遜だったりするので、受けの子は愛されて…
一城れもん
警備員くんと、いつも研究室に寝泊まりしちゃっている研究員さんが、深夜の研究室で出会って、、、ってお話。 なにげに斬新な設定だな。 猫ちゃんは、暗いのが嫌いなクセに警備員をやっている。 子どもの頃に警備員さんに優しくしてもらって嬉しかったから、自分も警備員になりたかったんだって。 そしてマリモが好き。 マリモの話になるとつい夢中になっちゃう。 猫ちゃんとライオンさんの髪の毛とか、目とかの…
嶋二
これだけの厚い本で、お話1本なので、とても丁寧にじっくりお話は進んでいきます。 片方は自分の気持ちが恋愛と認識しているけど、もう片方はまず自分の気持ちが恋愛なのかを認められるかどうかって所から始める、ジリジリパターンは好物ではあるのですが、この二人の場合、そもそも三津谷にそれほどの強い気持ちがあったのかどうか。 阿部にしても、場の雰囲気に飲まれて単に性欲が暴走しただけのような気もするし。 …
ネタバレ
智美ちゃん一人舞台の番外編「ともみちゃん」 よっちんくんが智美ちゃんだなんて、 なんて、 なんて、 ぴったりなんだーっ! と、 本編よりも期待大。 本編をさしおいて、まず、この特典CDの方を聞いてしまった。 いやー、、 期待に違わない出来映えでした。 智美ちゃんの、不安や恥じらいがビンビンと伝わってきて、 犯されて感じちゃっているところも、ちゃんとAVぽくって(夢の中…
杉原理生 高久尚子
ほんとに、どうしようもないくらい好き。 特に杉原さんが書くと、なんか、抗えない感じで好き。 お話は、とっても王道な「幼なじみ再会もの」 一応、子どもの頃は美少女と見まごうようなかわいかった子が、自分よりずっと体格のいい無口なイケメンになっていて、戸惑いながらもシェアハウスでの同居生活をするうちに…。 この、片方は、最初から恋愛感情でいたのに、もう一方はそんなことはまるで考えず、まず…
凪良ゆう 水名瀬雅良
叶わないって言うより、 生きている限りは、どうしたって絶対、 死んでしまった人には敵わないって話だよね。 弱くて狡い大人を好きになっちゃった、長男くんのお話。 両親をいっぺんになくして、弟3人抱えて、生活するのも大変。 その上辛い恋まで背負い込んで、それでもがんばり過ぎちゃう長男気質。 そんな彼が、更に、愛の力で、壊れかけの大人まで治しちゃうんだ。 なんて、健気なんだ。 子…
キャスティング、 最高!!(ここ、文字サイズ4倍にしたい) クーデレでつかみ所のない秋山くんを、坦々と、そして分かりづらいかわいさ全開で演じてくださった間島さん。 モロ犬、涙と鼻水でぐしょぐしょになりながらの柴の攻め喘ぎ! 岸尾さん、お疲れさま! そして、このお二人ももちろんですが、なんといっても、佐野!!! 吉野さん演じる佐野は、とっても乱暴で、でも、この暴れながらもグルグルして…
夜光花 香坂あきほ
夜光花さんって、なんとなく監禁陵辱系っていう先入観があって、あんまり読んでいなかったんだけど、積み本の山からたまたま引っこ抜いたこの本は、カバーのあらすじで想像したのと、ちょっと違っていましたね。 帯のアオリ文句で、監禁されて縛り付けられて、メチャクチャに犯されていることになっている喬一ですが、、、 なんでしょうね、この、喬一は、 これが恋の駆け引きっていうなら、こんな病んだ関係はあんまり好…
木原音瀬 小椋ムク
コミック「キャッスルマンゴー」と補完し合うこの作品。 リバーズエンド編の、十亀の過去に何があって、どんなことを経験してきたか、それが描かれているからこそ、十亀の仕事や生き方に対する接し方、距離感が伝わってくる。 そして、そんな十亀に、万が感じているもどかしさも。 確かに、十亀が経験してきたことは苛烈ではあるけれど、ちゃんと思い合う家族がいて、十亀は自分を、十分愛されて幸せだったのだと思っ…