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表題作香港愛奴

香港マフィア・アンディ・V・季 
芸能プロモート会社社員・日向寺透也22歳

あらすじ

香港の芸能プロモート会社で働く日向寺透也は、容姿を気に入られてマフィアの香主の玩具にされそうになっていたところを、アンディ・V・季という美貌の実業家に助けられた。慈善家として有名な彼は、実は香港最大マフィア組織の香主で、透也をカジノ船へと連れ去り「愛人にする」と凌辱する。そのまま監禁された透也だったが、恋人を失い、孤独に生きる彼の心に触れ、いつしか惹かれていくが。
(出版社より)

作品情報

作品名
香港愛奴
著者
大徳寺キサラ(大徳寺きさら) 
イラスト
門地かおり 
媒体
小説
出版社
心交社
レーベル
ショコラノベルス
発売日
ISBN
9784778108298
3.5

(2)

(0)

萌々

(1)

(1)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
2
得点
7
評価数
2
平均
3.5 / 5
神率
0%

レビュー投稿数2

王道路線のお話でした。

香港の芸能プロモート会社で働く透也は、ある夜、絡まれていたらところを助けられる。
相手の素性はわからなかったが、後日、再会したアンディに好感を持つ透也。
しかし、アンディは冷たく突き放すようで。
更に後日、芸能関係のパーティで透也は容姿を気に入られてある大物に愛人にされようとしていたのだが、そこにアンディが現れて…。

ちょっとした軟禁物語ですよね(笑)
大物の愛人にされるのから逃げるように日本への帰国を乞われていた透也。
しかし、そのことを察知したのかアンディが安全な場所へという理由で、自分のカジノ船に連れてきて。
一応、船の中を歩き回るのは自由だから監禁ではないけど、海の上から逃れられないことを考えれば軟禁ですよね。
で、フツーに過ごすだけなら避難にすぎませんが、アンディが手を出してるんで。
どちらもなんていうか読者には最初から「ダダ漏れ」なのに、アンディの方がやさしくしつつも、言葉にはしない感じで。
「身体だけでいい。心はいらない」みたいなこと言うから拗れていくようで。
後半、亡くなったアンディの元恋人の身代わり説とかも出てきてせつなくなって。
でも、基本的に甘々ですね。
アンディに反発してお仕置きされて言うこときくように言われると「反抗したらこういう目に遭わされるんだ。もう反発しないようにしないと」みたいな感じにすんなり受け入れちゃうんですよね。
個人的にはそれでも反発する子が好きなんですが。
この透也はかなり素直な健気系なので、これでいいのかな。

門地さんの絵もえろえろでステキでした。
でも、なんていうかアンディはマフィアっぽくは見えないかなー…。
ま、透也と接してるシーンばかりなせいもあるのかもしれませんが。

個人的にはトニーとエリックも気になります。
この子ら、トニー×エリックとかにならないかしら?(笑)

2

イラスト買いです

門地さんの表紙ということだけで、お買い上げ。

内容は、もう、あらすじのまんま。

格好良く助けてくれた美丈夫が実は香港マフィアの香主(組長)で、
閉じこめられて、身体に快感を覚え込まされて、
自分は相手を好きになってしまったのに、
身体目当てのオモチャにされているだけだと思いこんで…
って、
こういった場合、攻めはたいてい言葉足らずの傲岸不遜だったりするので、受けの子は愛されていたのを信じられずに、勝手に悪い方へ、悪い方へって落ち込んで、
結果、危険な目にあって、
命がけで助けて貰って、
ようやく、愛されているのを知る。

みたいな、
まあ、ありがちな、わかりやすいお話でした。

でも、門地さんのイラストは、買っただけの価値があった。
いやぁ、エロい!
特に乳首のトーン処理とか、すっごくエロい!
表紙のイラストからしてアレなので、書店で買うのはちょっと勇気がいるかもですが、門地さんファンには、なかなかお勧めです。

2

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