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安曇ひかる 水貴はすの
雀影
親友だと思っていたのに、高校卒業目前に交流の途絶えてしまった弦。 あの日から10年。 長い間自分を育ててくれた祖母の葬儀の日、二人は葬儀社の管理職と争議の喪主の息子として再会します。 勤めていた会社が倒産になって職探しをしている泰知に、弦は自分の葬儀社で働くように誘います。 葬儀社というお仕事の特殊性に加え、当て馬麻倉や、枕営業を迫る病院の事務長、加えて弦の祖父と泰知の祖母との因縁など、盛…
椹野道流 草間さかえ
しばらく前にドラマCDを聞いて、ようやく原作読みました。 あのCDってキャストが3人で、脚本段階ですっきり削ってそうなったのかと思いきや、 原作でもそうでした。 って言うか、CDの方は梅枝の石川さんがあんまり印象的なんで「3人」ってかんじたけど、原作はもっと梅枝の登場シーンが少なくて、ホントに二人だけで話が進んだ感じ。 でも、この、他には登場緒キャラがいないところこそが、加島の心の閉じ…
小嶋ララ子
今回は耳付シリーズ 表題作、交通事故で死んでしまった飼い猫が、耳付の人型になって帰ってくる話。 設定はすごくファンタジーなんだけど、ネコだったどらすけの性格とか、造形がすごくよくて、幸春と一緒に、すんなりどらすけの存在を受け入れて読めた。 また、この繊細でふんわりとした絵だから、こんなファンタジーな設定がすんなり受け入れられるのかな。 他にも短編が2本、大学生同士のお話と、バイ…
鈴木ツタ
このシリーズの、前の巻を読んだのが2年以上前。 本そのものは前の巻から1年ちょっとで出ていたのに、続きが出ていたのを気付かなかっただけなんだけど。 というわけで、紡とクラヨリ様のことはすっかり忘れていた私。 で、ここでも、かわいい、じいさまの、天然受け。 クラヨリ様、見た目はキレーな和風のイケメンお兄さんで、中身は自称60のじいさま、でもなんとなく子どもっぽくてという、なんだか最強…
「SMOKER」をお読みになった方なら、ぜひ読んで頂きたい別冊付録。 「hi-lite」組の吉野の歓迎会を軸に、他の作品のキャラの5年後の姿が見られます。 妖艶な美人になった紺野。 芦沢&三吉組はちょっと倦怠期気味の夫婦生活を送っている。 ケンカが始まりそうになるとコロコロを渡すタイミングとか、エチしながらなし崩しに仲直りしちゃうところとか、一緒に暮らして5年の時間の経過がとってもリアル。…
内田カヲル
「攻め属性の受け」だそうで、後書きを読んで、これには私も納得。 藤代の[ほんとに自分でいいの・・・]なウロウロは受け属性なのに対し、阪口の「おまえのすべてを愛してる」なゆるぎなさは攻め属性。 その、 攻め属性で、 胸の谷間バッチリ、 腹筋割れて、 臀部もしっかり、 いつもくわえタバコの、 手も早いし、 口の悪い、 年上の阪口が、 外見上は一切デレることなく、 それでいて…
崎谷はるひ 蓮川愛
そこはもう、元の場所じゃない。 慈英の記憶さえ戻れば、元通りの生活に戻れると思っていた臣。 ところが、事はそんなに単純ではなくて、臣の記憶だけを失っていた間の事を、臣は、そして何より慈英はしっかり覚えています。 そのことに加え、慈英にはアメリカのエージェントとの問題も持ち上がり、二人の間には微妙な距離とすれ違いが生まれてしまいます。 そんな微妙な緊張感のただ中に、三島がある人物を預かっ…
木原音瀬
いい加減に、折れてやればいいのに、、、 久しぶりによばれた組長本宅で、惣一に見合い話が持ちかけられます。 その帰り道、花火大会のため渋滞にはまってしまい、惣一はホテルに泊まると言い出します。 そのホテルで、ひとしきり花火を見た後、嘉藤は惣一のために今日も男を用意します。 嘉藤の前で繰り広げられる2対1の狂宴の最中に、嘉藤の携帯に仕事の電話が入るのですが、、、 惣一を、あくまでも次…
柊のぞむ
本を読んでいると、何かが呼び合うのか、たまに同じような系統のお話ばかり続いてしまう事ってないですか? というわけで、最近は「意地の張り合い、せめぎ合い」みたいな、「意地っ張り」「見栄っぱり」フィーバー展開中。 この作品は、タイトルからそのものズバリ「どっちもどっち」。 登場するのは、肉体美形スーパーフェロモン男・尾崎と知性派王子・円谷。 どちらも会社を代表する、スーパーエリートサラリー…
えすとえむ
絵が素晴らしい。 えすとえむさんの作品って、とにかく絵が素晴らしい。 画面構成が素晴らしい。 そして今回は、ハッピーエンドという名のアパートを舞台にした、アパートの住人達をモデルにしたお話。 小説家志望のルカは、編集者にハッピーエンドの話を書いてこいといわれますが、恋人に家を追い出され、住むところもなくハッピーエンドどころではありません。 そんなとき、偶然目についた入居者募集の張…