雀影さんのレビュー一覧

麗人15周年memorial booklet 特典

超お徳用

今回の麗人、本誌の方も充分すぎる位よかったんですが、この付録小冊子は超お徳用。
総勢39名の作家様のオール書き下ろし。
それもかなりしっかりした短編がいっぱい。
本誌やコミックスのサイドストーリーや後日談、コラボ作品が盛りだくさん。
まず、なんといっても井上佐藤さんのコミックス「オオカミの血族」内コラボの破壊力!!
あと、個人的には、宮本さんの「コーリング」の信乃クンが警察に入る前のお話…

1

Rush! CD

この手のたっつんが一番好き!

「神」は当然たっつんとわちゃにあげるのよ!

原作の方では、この手の頭の悪いヤンキーっていうのに萎えてしまったが、この東雲をたっつんが演じると、まあ、なんとういうことでしょう、
かわいいったらない!
この思考回路がおバカすぎてわかりづらい、ツンデレ子ネコちゃん二、たっつんの声が付くと、めちゃくちゃかわいい。
ヘタレワンコ金井くんも、ヘタレワンコなら右に出る物がいない羽多野さんが演じるんだ…

2

エンドオブザワールド コミック

真行寺ツミコ 

ちゃんと、まっすぐ、向き合えば

表題作は3連作になっているのですが、主人公の姉川教授がどんどん縮んでいく。
こう、どんどん可愛くなっていくのは、やっぱり友坂目線?
3話目は、雑誌掲載分に友坂と渡部のシーンを書き足したそうだが、この肝になるシーンがなかった雑誌掲載分って、、、

それにしても、このコミックス、充分バラエティに富んでいると思うけど、これでもまとまっていうる方とは、、、
前半のふんわりほのぼのとした、淡い恋話…

1

はなやかな哀情 小説

崎谷はるひ  蓮川愛 

そして最初から

慈英・臣シリーズとしては4年ぶりの完全新作。
ある意味、BLシリーズ物のお約束、記憶喪失ネタ。
事件に巻き込まれ頭を強打した慈英。
意識が戻っても記憶の一部は戻らないまま。
そして、失われた記憶は、すべてが臣に結びつく物で、、、
慈英が臣のことだけを忘れてしまった理由というのが、殴られて意識を失う寸前に聞いた犯人の言葉。
事件の時と同じ、光の煌めき、ニガヨモギの匂い。
記憶の核心に近…

6

キスができない、恋をしたい CD

もんっ 

バカっ子脩の「~もんっ」と、憲之の気持ちよさげな攻め声を楽しむCD.

うーん、、
原作既読だったけど、この主役の二人って、、、

いろいろお話を切りつめて、過不足なく充分に、一枚のCDに上手いことまとめたんだろうけど、、、
上手いこと纏まっちゃてるからこそよけいに、
おいおいおいおい、な感じの終わり方で、、、

憲之の仕打ちって、人としてどうよ

とりあえず、ラブラブでハッ…

0

月に笑う ~惣一編~ 小説

木原音瀬 

いくらなんでも

ここまでするのは、非道すぎだろう
って位な陵辱シーン。
こんな目にあって、殺されかければ、5年経ってもPTSDに襲われるのは当然でしょう。

こんな悲惨な目に遭うお話って、もう、同人誌ならでは、としか言いようがない。
だって、ラブラブな結末を目指している感じがちっともしないもの。

木原作品って商業出版物では、主人公達はかなり悲惨な目に次々遭うけど、最終的にはどんな形であれ、「分かち…

2
二次創作

ラ・カンパネラ 3 コミック

鳥人ヒロミ 

ようやく完結

2006年から続いていた捏造剣八シリーズの完結編。
前半は京楽との、後半は隊長と剣八の名前を賭けた最終対決と、ガッツリと濃い内容です。
鳥人さんの捏造シリーズが始まった後に、原作で過去編が描かれたりしたので、ちょっと原作とは齟齬ができてしまいましたが、そんなの関係なし!
鳥人さんの剣八は、細くてでかくてゴツゴツなのに色っぽい。
書き手さんの愛の為せる技です。

0

月に笑う ~惣一編 2~ 小説

木原音瀬 

木原さんだなぁ

色々あって、アレな性癖になってしまった惣一。
愛用のディルドの代わりを探して、ようやく巡り会った最高のブツは、嘉藤の生身で、、、

さすが、木原さん!
ディルどの代わりを探しているシーンも残酷なら、惣一と嘉藤の結末も容赦がない。
簡単に甘い結末なんかにしないところが、このはら流としか言いようがないです。

1

MI BUENOS AIRES 私のブエノスアイレス 小説

華藤えれな 

お兄ちゃん登場

「アマンテ」後、ビクトルとロベルトが共に組織を抜け、逃亡生活に入る前夜のお話。
レオンが、ブエノスアイレスの最後の夜の二人に贈ったのは、幸成のピアノの調べ。
とってもえれなさんらしい、ドラマチックでロマンチックな短編です。
「サウダージ」「アマンテ」と読んできた方にはグッと来ること請け合い。

それにしても、幸成のお話も、もっとちゃんと読んでみたいなぁ

2

雨音の唄 コミック

井上ナヲ 

しっとり

雨と共にあらわれた男は、、、

表題作と巻頭「片靴下の男」は、出会いがあって、それまでの後ろ向きの生き方から、一歩踏み出す話。
どちらも淡々としていているけど、しっとりといい雰囲気。

絵が上手って、やっぱり重要。
引き絵だと身体全体に対して頭が小さすぎない?ってバランスの絵なのに、ほとんど違和感がない。
多分、肘の位置とか、腕の長さに対する手の大きさとか、胴体と足の長さのバランスと…

2
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