total review:290925today:14
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雀影
これで、「マショウノオトコ」=「魔性の男」のつもりらしい。 原作は、門地さんの、かわいいショタ物。 っていうか、小学生同士のかわいい恋愛物。 4年生でつきあい始めて、中学校受験合格までのお話。 セックスの事なんて、聞きかじりの単語ぐらいしか知らない、年相応の子ども・進藤と、同い年ながらちょっと大人っぽい正津。 正津は、ある日、図書館で一人こっそりエッチな本を見ている進藤を見つけま…
崎谷はるひ 鈴倉温
1,2巻でもうすっかりまとまってしまったカップルのお話。 後日談を集めて3巻目だから、オマケみたいな物かと思ってたけど、 なんといっても、書き下ろしの20年後設定のお話がよかった。 二人の間に流れた時間と、現実の社会で流れた時間。 そして、作者さんご本人の上に流れた時間。 そういう物がうまく醸されての書き下ろし。 それがあるからこそ、このシリーズがただの新装版じゃなく、3巻通しの新…
かいやたつみ
コミックスの中で、リンクしたカップルが出てくる作品って、基本的に好き。 ネームとしてみたら、結構好きな展開。 だけど、なんというか、 1冊読むのに10分もかからないコミックスっていうのは、ちょっとなぁ っていうか、読むって言うより、展開をチェック?みたいな。 そんな勢いでページをめくりたくなっちゃう。 なぜなんだろう? 絵? 性格の設定とかは、まあ、おもしろい、とは思うんだ…
永岡と碓氷は、割と早い段階でカップルになっちゃうし、 永岡が元々ゲイで、碓氷はお酒に弱くて酔うと簡単にエロくなるしで、 エチシーンの数だけは、かなりたくさん入っていますが、 なんだか、あんまりエロくない。 碓氷の性格設定や、原作絵をふまえて、鳥さんの演じる碓氷はすごくかわいい。 石川さんの演じる永岡も、遊び慣れているようで、でも、ノンケとの本気の恋に戸惑っている大人な感じが、とっ…
砂原糖子 三池ろむこ
ネタバレ
臆病で、ピュアなんだよね。 もう、いっぱいレビュー上がっているし、自分でもとっくにレビューしたつもりになっていたけど、、、あれ? 仮原は、悪ぶって、ずるい事して生きているけど、子どもの頃から与えられ続けた痛みに怯え続けているただの子どもだ。 それが、裏表のない藤野の心の歌に救われる。 途中、それなりに紆余曲折や葛藤はある物の、結局は甘い結末のラブファンタジー。 「アキムラ」にして…
天禅桃子
久しぶりに読むと、結構個性的って言うか、 顔の作りが地味っぽくて、アッサリしているようでいて、アクがある。 顔アップの時の、瞳の光り方なのかなぁ。 表題作、カバー絵の雰囲気からして、天禅さんだし、もっと淡い切ない系のお話かと思いきや、、、 途中までは淡い、もどかしい系なんだけど、 いやぁ、紘弥さん、 その顔で、そっちへ豹変するのかい… 航くんじゃなくても、初手から乗っかって生で中…
珠莉朱夏
王道の主従下克上物。 絵柄の微妙な古くささと地味さも相まって、いつの作品か、思わず初出を確認したくなる位、古典的王道展開です。 表題作以外の作品も、同級生、先生生徒、引きこもりと郵便屋さんと、設定も王道なら、展開も、受け攻めも、予想を裏切ることなく、クサイ位にわかりやすい。 こういった直球王道作品があるからこそ、変化球的というか、既に競技が違うだろ的な、他の作家さんの作品が楽しめる。 …
むとべりょう
黒バックに「劣情」ってタイトル、雰囲気たっぷりの二人。 どんな、おどろおどろしいエロが展開されるのかと思いきや、 「それなら~」 お金持ち過ぎてコミュニケーションの取り方がわからない啓人と、普通庶民の公平が、たどたどしく愛を育むお話。 さすがのピアスで、エチに雪崩れ込む展開は早いし、描写もかなりいきなりガッツリ。 この二人で、こうくるのか! 「それならそうだと先に言え」 とアッサ…
BLレーベルででていますが、BL的な絡みシーンは一切ありません。 一応、先輩が少年と愛し合っていて、それ故…が重要な設定なので、BL系ファンタジーに分類されているだけ。 時は明治、ある能力のある作家・泉鏡花と新米編集者・香月真澄が、怪異の事件に巻き込まれ、解決していくシリーズの第1作。 諏訪部さんの、雰囲気たっぷりの泉鏡花。 鈴村さんの、若々しくて素直な感性の香月。 バンカラな編集部…
日の出ハイム
切ない初恋物語。 リリカルな少女マンガのセリフとかわいい表情と。 BLのセックス描写とが 絶妙に融合している表題作。 旧版に掲載の作品に、同人誌のスピンオフ作品を加えた新版。 表紙は新たに書き下ろしたのか、明らかに絵が上手になっている。 この表紙の表情もいいけれど、本編のデビュー当時の絵の拙さが、むしろ幼い恋のぎこちなさを、より盛り上げる効果になっている。 表題作の他も「…