雀影さんのレビュー一覧

Baby vol.8 前屈みになるエロス (アンソロジー著者等複数) コミック

もっと隠微だったらよかったのに

「前屈みになるエロス」ってテーマ、言葉だけだと結構キャッチーだけど、作者さん方にとっては解釈が難しかったみたい。
っていうか、読者としても、どの辺が、どのように感じると、「前屈みになるエロス」かは、まあ、百人百様なわけで、、、

この号、ヨネダさんの表紙からして、かなりエロい。
他の作品も、全体の印象としては、作品中の脱衣率は高めかな。
でも、私の思う「前屈みになるエロス」は、寧ろ、着衣…

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Baby vol.6 制服 (アンソロジー著者等複数) コミック

ほのぼのLOVE系?

書籍扱い、ONEテーマアンソロジーの一つです。
執筆者さんの顔ぶれでも、察せられるように、全体のトーンは雰囲気系。
結構甘めなLOVEアリで、でもそれほどエロはガッツリじゃない。

テーマは「制服」ということで、いろいろと職業制服が登場。
そんな中で一番気に入ったのが、恋煩シビト「青春ディストリクト」。
高校生ものです。
高校生といえば、文化祭で女装カフェ。
しかし、この作品、制服…

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真夜中の匂い 小説

榊花月  紺野けい子 

真夜中って感じより

思いの外かわいい、先生LOVE、な感じで。

始まりこそ、「お金はあっても愛はない」家庭に育った主人公・未明が、刹那的な夜遊びをしている時に、たまたま夜の町で、少年を買おうとしていた先生を見つけて興味を持って、、、
という事から始まって、
お相手の先生・棚橋は、感情回路成長不全のサディストで、
夜の町での未明の遊び相手、ヒロキもDV育ちの感情回路閉鎖系。
先生とは、初めてエチから陵辱・…

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MISTY BLUE 小説

遠野春日  門地かおり 

MISTY BLUE は 店の名前

なぞめいた会員制バー、ミスティブルーを舞台にした中編が3本。

「なぞめいたブルー」
紫藤達也は、このバーで出会って、行きずりの関係を結んだ、謎の青年「京」を忘れられなくなり、、、
分量的には、この本全体の三分の一だけど、一応このお話がメイン。
京がどんな思いで達也を見ていたのか、
達也がどんな決意で京を受け入れるのか、、、、
このお話は、京の謎がポイントだから、ネタバレしたくないな…

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この聖なる束縛に -サン・カルチェラート- 小説

華藤えれな  実相寺紫子 

萌の大入り満員大暴走

ノベルスの、新レーベル発刊記念らしく、萌要素、満載、大暴走の、渾身の大ロマン。
読んでいるうちに、こちらまで、オレンジの果汁と、牡の精汁に、こってりとまみれていく様な、いっそ清々しいくらいの濃密さ。
ここまでされると、なんというか、もうあり得ないって、、、

マフィアと神父の背徳的な禁断愛で、復讐、抗争、肉親の愛憎。
更には、無垢な美貌に無惨なケロイド、とどめが黒眼帯。

これでもか…

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愛の言葉も知らないで コミック

本庄りえ 

花音でもやっぱり、、、

さっぱりかわいい系の絵で、高校が舞台で、花音コミックスで、、、
それでもやっぱり、結構な勢いで、あれだった、、、

買うたびに、ついうっかり、びっくりしちゃう、本庄さん。
だって、この表紙で、この黒髪眼鏡の優等生然とした子が
淫乱変態キャラだなんて、思わないって。

ピアスシリーズなら、
「こんなかわいい表紙とタイトルでも、載ってた本はピアスだし」
って、ある程度は覚悟してるので…

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寵愛 小悪魔のサンクチュアリ(2) コミック

伊郷ルウ  桜井りょう 

そしてみんな、○○になる。

リンクしつつ、登場キャラを変えて、結局4カップルが出来上がったわけだが、

いくらBLの世界の話とはいえ、ドミノ倒しのように、次々と、、、、

ルチアーノ編みたいに、ベタなハーレクインはまだしも、
後は、だんだんつらいような、、、

こういうお話って、やっぱり小説で読んだ方がいいのかも。
もっと饒舌に、もっと強引に、文字の力でねじ込まれた方が、読んでる方も、うまく誑かされてあげられ…

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OPERA vol.18 記念日(アンソロジー著者等複数) コミック

オマケ目当て、特集目当て

operaはねぇ、、
っていうか、そもそも、雑誌の類は買い出すときりがないから、
オマケ目当てじゃなきゃ、滅多に買わない、、けど、、、、

今回も、「『卒業生』発売直前 中村明日美子 大特集」な、だけだったら買っていない。
単行本の全プレに、operaの応募券をプラスすればオマケが付く。
となれば、買うでしょう、
後、「原先生で、続編」とか、いわれたら、読みたくなるし。

表紙が…

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ふるえつもれ幸せの花 初回限定版 コミック

香坂あきほ 

絵はきれいなんですけどねぇ

前のコミックスでも、結構きれいで丁寧な絵の作者さんだなぁと思っていたのですが、
ただ、相変わらず、他の作者さんと見分けがつかない私、、、、
読んでいて、
「あらっ?これって、あの作品の続編?
じゃあ、前のを探して、、、
えーーーっと、、、
これじゃない、、、
えっ、こっち…?」
みたいな、、、

この表題作の主人公、唯里くん、
私的にちょっとダメでした。
ただただ傍にいられ…

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恋の雫 コミック

香坂あきほ 

印象に残りにくいのが残念

短編集だし、
絵も、割と今風のすっきりきれいな絵だし
どこが、どうと、可もなく不可もない感じ。
っていうか、改めて表紙を見て、
「あれ?こんな表紙だっけ?
えっと、じゃあ、アレとは違う作品?」
って、自分の記憶力の低下にしばし……

読んでみれば、するっと読めて、絵も、丁寧に作業してあるし、
それなりに、いいなって思うシーンもある。

この作品、CDの方がオススメ。
3カッ…

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