雀影さんのレビュー一覧

ワケアリ 小説

中原一也  高階佑 

この後、二人はどうなるの?


マグロ漁船!
それも遠洋!

ワケアりな男ばかりの船の中
とくに目を引く美青年・志岐

マグロとの死闘もすごいけど、
志岐の「ワケ」が、なかなかのもので、銃撃戦での殺し合い、

書き下ろし「帝王」は、地球環境にまで思いを馳せる、壮大なストーリー。
クジラの歌だって歌います。

そして、なんと言っても、
エロスイッチ入った朝倉の、本気のオヤジセックスが、愛情もたっぷりで…

7

よくある話。 CD

袴田課長、エロすぎです…

36才にして枯れかけた男・袴田を三木さん、
仕事中はイケメンエリートなのに年上熟女マニアで暴走ラブな男・池田を森川さん
三木さんの「アンニュイな自分の魅力に無自覚」な袴田は、確かにエロい、
エロすぎです
袴田課長、36歳ってお年の割に枯れすぎって言うか、惚けすぎ?
本人枯れているつもりなのに、それがかえってストイックな色気になって、池田の劣情を煽ってしまっているのに気付いてない。
三木…

1

欲望と純潔のオマージュ 小説

華藤えれな  三雲アズ 

京都伝統文化物と、海外物のいいとこ取り

華藤さんお得意の、京都を舞台に伝統文化を絡めたお話と、海外を舞台に、その国の人間と日本人とのお話の、両方のパターン2編で一冊の本になっている。
そう言う意味では、1冊で2度おいしい本。

この本の主人公。八幡蒼史は、陶芸の家に生まれながら、その出自の所為で、自分を封じるようにひっそり生きている大学職員。
一方のカレル・バロシュはチェコから留学してきている、挫折を知らない、若き天才彫刻家。

7

その前の日々 コミック

宮本佳野 

もう、生涯付き合うのかなぁ

HYDRAの番外

竜と人見、平良達が久しぶりに再会する、「エピローグ」の前日の話。
竜に懐いている従弟の高校生が、男友達に恋愛感情を持ってしまったと、相談してきます。
自分たちの苦い日々を懐かしく思い出しながら、早まるなと、優しく諭す竜。

と、いうわけで、
10年の歳月が流れ、高校生の頃から大人びていた竜は、よりオッサンくさく、、、

このシリーズ、終わったようでいて、まだま…

1

CALL MY NAME コミック

宮本佳野 

大人にはいろいろ都合があって

前半、TJ視点のマンガと、後半は文章。

本編「コーリング」に完全に組み込まれる番外編

信乃のことを気にしつつも、何も進展がないTJ。
一方、信乃とシキはそれぞりの思い人を思いつつ、捨てられた子猫のように一つのベッドで温め合い。
TJと信乃、圭吾とシキ、それぞれの思いは、、、、

みたいな、マンガと

御手洗がTJを尋ねてきたあたりと、御手洗と信乃が一緒にお蕎麦を食べに行く話…

2

別れる2人の愛の劇場。 CD

兄さんは、余裕

コミックス「別れる2人の愛の劇場。」 から、お笑い芸人梅田とアイドル上野の話と、コミックス「僕の愛の劇場。」 にオマケのように載っていた「兄さんの愛の劇場」をCD化。

どちらの話も年下攻め

「別れる~」は、一緒にいるときはツンデレだけど、自分に自信を持ちきれず身をひこうとする梅田を、年下のバカワンコがキャンキャン追いかけ回す話。
「兄さん~」はだれにでも面倒見のいい、「兄さん」林が、…

2

蚊帳 小説

剛しいら 

花扇のCD、早くでないかなぁ

「座布団」がCD化されたため、日の目を見た新刊、初助師匠若き日のお話。
流れとしては「花扇」の番外編。
初助師匠が亡くなった後、要と寒也を狂言回しに、初助本人の語りでその時の話が挟まり、現在に戻ってオチが付きます。

ある日、感謝が初助師匠の事でと、呼び出されて行った先は、有料老人ホーム。
そこにあらわれたのは30代の女性。
その女性が、自分は初助の隠し子ではないかと言い出して。

2

PLEASE -プリーズ-(新装版) コミック

宮本佳野 

私はいったい

どれだけ宮本佳野につっこんだのだろうか、、、
と、
思わず遠い目になりつつ、結局買ってしまった新装版。

今回の新装版で新たに書き下ろされたのは、オマケ4コマが2本。
他は、旧版の「PLEASE]や「メイクミーハッピー」から再編集とのことなので、そのウリ旧版と照らし合わせてみようかな。

宮本作品としては、適度な長さに纏まった、糖度高めの短編連作。
涼一が明るくポジティブに振る舞っ…

3

Rush!限定版 コミック

ユキムラ 

普通のネコちゃんは、ココにはいない

表題作、ヤンデレなヤンキーちゃんと、ヘタレ眼鏡君のお話。
東雲は絵柄的にはかわいいんだけど、どうも、こういう、頭の悪いコの話にはついて行けないっていうか、頭の悪い思考回路ってトレースできないっていうか、こどもの考えてる事ってわからん
金井がヘタレでいっぱいいっぱいなのは、15~6歳の高校1年生だと思えば、当然って思えるから、まだいいんだけど、(ちょっと高1にしては、身体よすぎる気もするけど、も…

0

色のある世界 2 コミック

ヨネダコウ 

よかった

いろんな意味を込めて、
ただ、
よかった


小野田と出口がちゃんと出来上がってよかった

玄関での、たたみ掛けるような告白シーンがよかった
小野田が、背中におんぶした出口を家に誘うシーンがよかった
事後のお風呂での会話がよかった
こうやってあげていけばきりがないくらい、全てのシーンがよかった。

そして、こんなすばらしい作品を読ませて貰えるようになるなんて、
ずっとヨ…

2
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