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雀影
ネタバレ
第5巻は10月の刊行なので、特典ペーパーのネタもハロウィンがらみです。 レギュラーワークの仕事先のハロウィンパーティにどうしても参加しなくてはいけなくなったシンゴ、ファッション誌のパーティだけあってみんな気合いを入れて仮装してくるらしい。 どんな仮装をしたらいいかを、アメリカ帰りということで貴水に相談したら、ノリノリの貴水が持ってきた衣装は、どれも女装で、中でも大プッシュされたのがセクシー…
岩本薫 高崎ぼすこ
この、甘甘バカップル全開状態のカバーイラストの第5巻。 もう、後はラブラブな二人のお話が…と思ったら、そういえば、まだ響の問題は決着が付いていなかった。 冒頭は、冴木と島本の二人の、なにやら怪しげな会話から始まります。 響の兄の死、響と父の確執等、諸々一気に畳みにかかる、ハラハラの大アクション。 シンゴの無鉄砲さは、響への愛の深さです。 兄の死の無念を晴らして、響だけでなく、響と父の…
これまで小出しにされていた、高校時代の響の暴走の原因と神蔵兄弟にまつわる因縁が、シンゴの妹ヒカルが事件に巻き込まれることで一気に進展する第4巻。 シンゴの妹は、この兄あっての妹というか、やっぱりトラブルメーカー、トラブル飛び込み体質でした。 響の死の危機に直面して、シンゴは響を失いたくない、かけがえのない者だと深く再認識します。 その後の、お互いにちゃんと愛を告げあってのエチシーンは、本…
マリー・セクストン/Sexton Marie RURU
「人気のコーダシリーズ第2弾」とされていますが、全く新たな場所で、新たな主人公達のお話がはじまります。 ザックとアンジェロ、それぞれの語りで交互に進む物語構成は、それぞれの心情がとてもわかりやすいです。 最初の方は、自分で自分のことがわかっていなかったザックのことをアンジェロがやきもきしながら見ていることで、後半は、自分でも自分の感情を制御できずにいるアンジェロのことをザックが根気強く待つ…
小林典雅 松本花
小林典雅さんが描く無口無表情な堅物藩士。 典雅さんというと饒舌すぎる変態な攻めって言うイメージが強くて、 武家物で堅物藩士? どんなやねん と、興味深く読み出したのですが、、、 確かに主人公は過去の曰くもあってか、鉄壁の無表情、このまま人生を独り身で貫くのもよしとする、謹厳実直なお武家様ですが、とにかく地の文が饒舌。 主人公のセリフが極端に限られている分、情景、状況、心情が、やたら…
樋口美沙緒 yoco
パブリックスクールシリーズの完結編。 大人になったエドワードとレイが、お互いの思いを確かめ合っての遠距離恋愛8ヶ月後、レイはようやくイギリスのエドワードの元へと行くのですが…。 最終巻にきて、ようやく自ら語り出したエドワード。 「個人の話じゃなくて、国の話。次元が違う」 レイへの愛を守り通して、やっとそれをレイに伝えられるだけの地盤を築いたエドワードの、途方もない努力と孤独。 ただの…
オーランドに誘われて、舞台美術を手伝うようになったレイ。 レイの世界が広がることで、エドワードとの関係も変化していくのですが…。 相変わらずエドワードが不憫です。 レイを真綿の檻に閉じこめて、隠すことばかり考えていた反動で、一度たがが外れると制御不能になってしまってます。 そして、どんなに身体を繋げても、決定的な言葉もキスも無いので、二人の気持ちはすれ違ったまま。 レイをこんな風…
カバーイラストは素敵だし、英国のパブリックスクールが舞台だし、人気があるのはわかるけど、なんとなく危険な臭いを感じて後回しにしていたシリーズ。 この身分差とすれ違いの物語に登場する貴族の「檻の中の王」エドワードは、私の地雷の「傲慢で話を聞かない攻め」じゃなかったのはよかったんだけどね。 いろいろ状況の説明が、あくまでも主人公のレイが見たことに限られちゃうので、その辺が読んでいて結構ストレスだっ…
このカバーイラストが全てを物語る第3巻。 二人はようやく「Borderline」を越える。 それは友人としての関係から、セックス込みの恋愛関係へ踏みだしたことももちろんだけど、 シンゴがもう、ただ閉じこめられて後ろに守られるだけの幼い庇護者ではなく、一緒に並んで、時には前に立って、共に闘う対等な大人だと自分を主張して、響が引いた守護の柵を力業で打ち破る。 いろんな意味での「 Borderl…
秋中くんのバイト先は本屋さん。 エプロンで品出し姿が似合ってます。 そこにお客として颯爽とした立ち姿も決まっている増井くん。 ペーパーを縦に2分割して左半分が「暗闇の恋人」の二人のイラストと作者コメント、右半分に4コママンガが載っています。 4コママンガは、背中のかさぶたを掻きむしる秋中と、当然のようにそれを引きむしる増井。 増井的には事後の甘いいちゃいちゃ的な行為なんですが…。 それ…