パブリックスクール-檻の中の王-

public school ori no naka no ou

パブリックスクール-檻の中の王-
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神348
  • 萌×287
  • 萌25
  • 中立12
  • しゅみじゃない26

42

レビュー数
55
得点
2175
評価数
498
平均
4.4 / 5
神率
69.9%
著者
樋口美沙緒 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

イラスト
yoco 
媒体
小説
出版社
徳間書店
レーベル
キャラ文庫
発売日
ISBN
9784199008160

あらすじ

唯一の肉親だった母を亡くし、天涯孤独になった礼を引き取ったのは、
父の実家のグラームズ家。なんとイギリスの名門貴族で、礼は全寮制
パブリックスクールに通うことに。けれど、そこには寮代表で監督生の
義兄・エドワードが学園に君臨していた! 引き取られたばかりの
幼い頃は可愛がってくれていたエドは、礼が入学した途端、なぜか冷たい。
「俺が卒業したら、おまえは日本に帰れ」と言い放ち!?

表題作パブリックスクール-檻の中の王-

エドワード・グラームズ,18歳,イギリス貴族,学生
中原礼,16歳,日英混血,学生

レビュー投稿数55

BL小説沼に落ちた作品

私が初めて読んだBL小説でした。

内容は他の方が書いているので割愛しますが、1晩で読んでしまうくらいには本当に面白いです

不憫健気受け、切ないストーリー、スーパー攻め様が好みの方にはハマると思います。
不憫健気美人守ってあげたくなる様な受けが好みの私には最高にハマりました。

この作品に出会い、私のBL小説ライフが始まりました。出会えて本当に良かったです。

1

恋の痛みに

恋の痛みに胸がきゅんとさせられます。英国のエスタブリッシュたちの社会を凝縮した世界観、パブリックスクールの閉ざされた甘く残酷、かつ禁断の薫りにも惹かれます。エドの本音がわからず怯え傷つく礼の姿には胸が痛みましたが、それすら甘美。最初のページから引き込まれました。礼の健気な様子に心を鷲掴みにされながら、幸せって、愛する人を愛せる自由があることなのだとつくづく感じました。『ダウントンアビー』を見たときにも感じましたが、貴族ってなんて不自由なのでしょう。持てるものの人生は自分だけのものじゃない。それがわかっていても、理性だけでは押さえられない感情をもたらす出会いがあるというところが何ともドラマティック。そしてなぜか、全く性的な描写がない部分にエロチシズムを感じます。これが、パブリックスクールというBLには整地とも言えるマジカルな世界のなせる技なのでしょう。

1

私の小説沼落ち作品!

急加速でBL漫画にハマった私は、月に数十冊ずつ購入しまくって読みまくっていました。
BL中毒(笑)のようになり、小説も気になるな…と思い始めましたが、どうも昔から活字が苦手で、小説を読破した記憶がほぼあまりありませんでした。
とりあえず何かひとつ読んでみようと、こちらで検索して気になったパブリックスクールを購入。貴族ものやパブリックスクールが舞台のものが大好きなのもあり、自分でも驚くほどの速さで1冊読み終わりました(笑)
愛してるのに愛されない…愛したいのに愛せない…
血の重み…めちゃくちゃ読みごたえがありました。
切ない…そして頭の中に行ったこともないイギリスの風景が鮮明に思い浮かびました。挿絵がまた物語とめちゃくちゃマッチしていて、よいスパイスとなっていました。
これをきっかけにすっかり小説にもハマってしまい、とりあえずパブリックスクールのシリーズを一気買いしちゃいました!

4

攻めにも受けにも憤る

読み終わったあとの感情は、怒りです。
弱い受けと弱すぎる攻め。
私の大嫌いな組み合わせ……
それなのに、先が気になって仕方がない。
樋口先生の素晴らしい表現力と文章力、キャラ作りの上手さに脱帽です。

母の愛を一身に受けて育ったレイ。
母が亡き後、引き取られたのはイギリスの貴族でーー…というお話。
そこで出会ったレイの甥で孤高の王様・エドに陶酔していくのですが、エドは男色です。
そして、レイに惹かれる気持ちを隠すために辛くあたります。

理不尽。あまりに理不尽。
なぜエドのためにレイの人生が犠牲にならなければならないのかと。
また、エドしか見えていないレイにも焦ったさを感じます。

レイの母は、その人を愛すると決めたら愛し抜けといいました。
もらった好意だけを信じて人を愛せと……
私はこの考えに、完全には同調できません。
好きだと思った人を嫌いになることもあるし、それでもいいと思います。
もっと広い意味の愛であってもいいと思います。
レイの母の言葉って愛に溢れて素敵だけど、この言葉がレイを縛っていると感じました。

一人で生きる強さを身につけるようと一歩踏み出したレイに対し、嫉妬に狂ったエドがレイを犯しまくるラスト。
一番嫌い!身体で言う事を聞かせようとする行為。
私は悔しい。レイにはもっと強くなってほしい。
与えられたほんの少しの優しさだけを信じ、受ける暴力を許してしまう。
愛しているからは言い訳だと思う。
これって立派なDVだし、まんまその手口だと思います。

この二人を好きになれる時がくるんだろうかと思いつつ、続編を手に取りたいと思います。

0

苦手を越えてくれた良作

2巻目も読み終えて前後編通しての評価です。

正直外国よりは日本が舞台の方が好きだし、黒髪健気受けは刺さらない、身分違いの恋にもあまり興味がないので期待値は低め。
ただ評価が凄く良いので一度は読もうと購入し、随分寝かせてしまっていました。

しかし、読み始めて見るとその世界観にどっぷりとなり、エドの強い自制心と執着が垣間見えてドキドキしたり、あまりにも真っ直ぐなレイを可愛いと思ったり。最初は嫌なやつだと思っていたギルの事も大好きになり、前後編の2冊の本編を読み終えたその日に続編とスピンオフを購入しました。

評価が高く人気の作品には人気がある理由があります。それはやっぱり登場人物達の魅力に尽きる気がします。この作品も設定も素敵ですが、何よりキャラクター達一人一人がとても魅力的。
最初は見えなかった一人一人の心と価値観も個性。主人公であるレイが成長するにつれて、徐々にみんなの魅力も増していきます。

エッチは最初は無理やりだし、愛はあるけど伝わっていないし伝える気もない状態でなのでラブラブハッピーエッチしかダメな人は注意。
なんでも読める方はあんまり好きじゃないかもと思っても一度読んでみてほしいです。

5

好きにならいでか

◾︎エド(イギリス名家の息子)×礼(日英混血遺児)
パブリックスクールが舞台なんて好きにならいでか!とはいいつつ、礼のような内向きでちょっと頭の足りないキャラは非常に苦手なのですが、それを差し置いても余りある萌がある!!

BL作品のセオリーを少しでも知っていれば徹頭徹尾エドは実は礼が好きなんだろう、ハイハイ分かってるよ…という気持ちになります。だからこそ、礼視点で話は進むのにエドの気持ちが分かりすぎて読者としては胸が痛いわけで。世界が広がる礼を応援しつつ、エドを応援しつつ。

エドの論調は「礼もよくそれで言いくるめられるな」とか、一方礼の抗弁も「自分の都合のいいように"愛し愛されること"を使いすぎだろう」…なんて思う部分も多々あるのですが、よく分からない恋愛に10代が振り回されてるBL漫画なので、その辺はこだわりを冷まして読みました。

学園もので重要なのはやはり周りを固めるキャラ!ギルもオーランドも大変魅力的で、素晴らしいです!

※電子書籍booklive 挿絵あり

3

フジョシの好きなもの全部盛り贅沢BL

コミック関連で、自分好みの健気受けを読み尽くしてしまった為、小説に手を出してみようか、程度の軽い気持ちで手に取りました。

そんな軽い気持ちで、読んではいけなかった…!!

身分違い?義理の兄弟?しかも親がいない?
事前情報で!このコンボは!ズルすぎます!!!(樋口先生、ありがとうございます)

さらに冒頭読み始めるだけでも、攻のエドは全てを手にしていながら愛されてなくて?受の礼はいじめられていて?エドしか頼ることができなくて?どちらも美人で?礼は自分の美しさに無頓着???
え、えぇ〜〜!?!?
皆が好きなの全部盛りしました!みたいなBL、あっていいんですか…

それがしかも、全寮制・禁欲的・規律が厳しい・歴史がある・髪の乱れ1つ許さない・ハイクラスの美しい東欧人ばかり……みたいな、とにかく美味しい世界で繰り広げられる…
なんと背徳的に美しく、愛と肉欲の描写がされていることか…
鬼畜責めですが正義ですね…もう正義正義…萌が、萌が追いつきません。

たまらないのは礼がどんなことにも耐え抜くところです。
もう例えるなら、雪の下で永遠と思える程長く、じっと春を待つ植物さながらのいじらしさ。
アジア人というだけで陰湿ないじめを受け、さらに守ってくれる人はおろか、味方もいない。
え、アニメ世界名作劇場か?おしんか?というほど、これでもかってレベルで主人公を虐めぬいてくれるんですが、何ですかこれ…

礼はそれもこれも全部、エドへの愛だけで乗り越えるんですね…は?これに泣かずして一体何に泣けるのか?(言い過ぎ)

檻の中の王 編では、礼がメインで、エドの思惑が見えてこず、酷いやつだ!くらいにしか思えないのですが、群れを出た小鳥 編で、エドがどれほどの覚悟と努力で礼を守ったのかが描かれます。
涙!!!こっちも涙!!!
エド、気高過ぎーーー!!!
王様だね、そうだね、王ですわ、そりゃそんな気高いなら王様ですわ…脱帽です。

樋口先生はなんなんでしょうか?パラレルワールドで実際に生きている、エドと礼にインタビューして書いてるとか、そういうことじゃないんですか?
そうじゃないと、この、物語や人物の厚み、どういうことなんですか?
自分の生活からは離れまくってる設定のはずなのに、とてもリアルに情景が浮かびます。

幸せになってほしい、しかない。
2人は引き離せないですね。ガチガチの運命の糸が見えます。

とにかく若いエドは気高くエロい。
素晴らしいです。

イラストのyoco様も、素晴らしいセンスで描かれ、その静謐さにスタンディングオーベーションです。
大満足の一冊になりました。
何度でも読み返します。

9

この巻は割としんどい

最初に、これは3冊読み終えたからこその評価といえます。

礼のお母さんがダメだった。
愛とかそんな形で言葉で伝えるもんじゃないですよ?と思った。
小学校でいじめに合った時の対処方法がもうダメ。
この場合は子供が親に申し訳なく思うような事をしてはいけません。
偽善者かよ。っていうね。

なもんだから、礼が好きになれない。
最後まであんまり好きにはなれなかった。

エドについては3冊読み終えてこの巻でのエドの考えも気持ちも理解できた。
とても良い男なのがよく分りました。
ただの独占欲じゃないのよね。

あ、でもこの巻の二人の初エッチの描写はエロくて良かった。

2

個人的には最後の最後で盛り上がりました

不憫で可哀想で一途な健気受けが読みたい!というただそれだけの気持ちで買いました。
が、個人的にはそこまでグッときませんでした。

そもそも個人的に受けの矢印が多すぎる一方通行ってあまり好きじゃないみたいだ。
エドの腹の内はまだまだ分かりませんけどね。
いい具合に霧の中状態なので、最後まで読み進めることに苦はありませんでした。
なかなか気になります。

レイの孤独も胸に響くものはあるのですが、シリアス好きの私の心には甘口レベルでした。
もう少しこう…心を抉ってくれるアレコレを勝手に期待してしまった。

エドに健気に従う姿も好きなのですが、環境のせいでそうなってしまったとはいえオドオド要素が強くどうにも心が乗り切れなかった。
変わりはじめるところからはようやく応援できそうになりました。

ただ一番面白かったのは最後の最後。
別にエロ重視したいわけではないのですが、過去ではなく現在のエドとレイの濃厚な絡みがここまでの流れと打って変わり酷く暴力的でとても引き込まれました。

樋口先生の作品はこれが初めてなのですが、最中の描写がなかなかに細かくはいはいよく見る流れねとは思わなかったところが嬉しいです。
その場所、その状況だからこそという見せ方をしてくれていて、これからもどんな表現を見せてくれるのか純粋に楽しみです!!

そしてyocoさんの美しく作品にぴったりなイラスト…。
表紙を何度見ても見惚れてしまいます。

1

初めてのBL小説がこの作品で良かったです!

小さい頃のエドも成長して強くなったエドも大好き!
エドはずっと礼のことを縛りつけて誰にも触れさせないようにしてきたけど、礼が自分のものだっていう独占欲のほかにも何かありそう。礼のことを抱く想像もしてたとか。
最後の学校に二人きりで朝食を食べるシーンが最高にやばかったです。

2

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