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パブリックスクール-檻の中の王-

public school ori no naka no ou

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表題作パブリックスクール-檻の中の王-

エドワード・グラームズ
18歳,イギリス貴族,学生
中原礼
16歳,日英混血,学生

あらすじ

唯一の肉親だった母を亡くし、天涯孤独になった礼を引き取ったのは、
父の実家のグラームズ家。なんとイギリスの名門貴族で、礼は全寮制
パブリックスクールに通うことに。けれど、そこには寮代表で監督生の
義兄・エドワードが学園に君臨していた! 引き取られたばかりの
幼い頃は可愛がってくれていたエドは、礼が入学した途端、なぜか冷たい。
「俺が卒業したら、おまえは日本に帰れ」と言い放ち!?

作品情報

作品名
パブリックスクール-檻の中の王-
著者
樋口美沙緒 
イラスト
yoco 
媒体
小説
出版社
徳間書店
レーベル
キャラ文庫
シリーズ
パブリックスクール
発売日
ISBN
9784199008160
4.4

(662)

(467)

萌々

(108)

(33)

中立

(19)

趣味じゃない

(35)

レビュー数
74
得点
2885
評価数
662
平均
4.4 / 5
神率
70.5%

レビュー投稿数74

名作です。

最後までひたすらにしんどいですが、不憫で可哀想な受けが好きな人にはかなりささります。
私は大好きです。

0

別世界に惹き込まれる作品です

恋物語としても、人間二人の物語としても素敵なのですが、舞台が海外ということもあり、日本人ではなかなか触れられない愛のカタチに触れることが出来ます。
とてもとても愛おしい作品です。シリーズ全て読んで欲しい。

0

エドの拗れっぷりがすごかった!

高評価の通り、読む手が止まらず、一気に読み終わりました。

個人的には、溺愛攻め↔︎しっかり者で強気の受けが好きなのですが、本巻を読むと、攻めのエドの気持ちはうっすらと愛が垣間見えるが、礼はまだカゴの中の小鳥で、不憫な受けのままだった。

礼の母との別れや、母以外から必要とされたことがないなど、その不憫な出自を読めば、この性格もなるほどと頷くしかない。
そんな礼がエドの意向を無視して入学したり、学生生活の中でオーランドと出会い、自分の好きなこと、他の人から必要とされる喜びを知り、少しずつ自分の意思を持って、動き始める。

エドは当初は眠れない礼のためにラベンダーをもってきたり、世話を焼いてかまうが、同じ学校となり、優秀で目立つ監督生であるエドは礼に対して高圧的な態度をとる。またオーランドに対して、「礼に触るな」と言ってみたり。
エドは最初から最後まで、礼に対して傲慢で、横柄で、強気で、礼の行動を制限して、監視して、イライラしていて、執着している。

礼はエドに対して、好きだと伝えているのに、このこじれっぷり。
家族の中で居場所がないエドが、その燻る気持ちを礼にぶつける。怒りを発散させるかのように。

続編で、この関係がどのように変化していくのか、楽しみで仕方がない。

0

初めてのパブスクBL読んでみた

コミックでは「男子寮♡」というと飛びつく私なのですが。
初めてのヨーロピアンパブスクBL、アタシ読めるかしら・・・。という心配は杞憂でした。
すごいドラマチック展開に驚き、
一冊で「めでたしめでたし♪」とならないことに
たまげました。
やめられないとまらないで6冊一気に読破。
そしてアンソロジーも買うっ..!沼ドボン

3巻まで読んでようやくお互いの気持ちがみえて、
再度1巻にさかのぼると全く情景が見えてきます。
1巻では理解しがたいエドも大概に不幸でだだ泣きしました。
お互いが不憫に思っていて、お互いだけが救済。
尊い、面白い、読んでよかったです!!!

そしてyoco先生の絵が・・・絵ガア!!
うつくしすぎる。
この世界観を彩り、登場人物を息づかせてくれます。
小説を読まないとyoco先生の作品には触れることはなかったと思うので
本当に読んでよかった..心からそう思います。
評価してくださったみなさまにハグと感謝を。

0

学習能力のない主人公が無理すぎた

久々にここまで良くない読後感を味わった。最初は理不尽に思えた環境も、そうなるに至った経緯を知れば、どうなろうと礼の自業自得に思える。常に二択を間違える礼は、最後にエドを壊して終わっていく。残ったのは激しい不快感だけだった。

礼は誰に何度期待を裏切られても懲りずに相手に期待して、愛されたいと願っている。そうした性質は何年経っても変わらず、学習能力が無い。何か言われてもただボサっとしていて、自己主張もない。「なんのこと?」と訊いてばかりで思考すらできないところは、いつまで経っても成長しない。

エドを好きだと言いながら、エドが必死に懇願したことを拒み、話せば分かってくれると自分の気持ちを押し付ける気満々なのは傲慢。しかもエドの望みを拒否しておいて、いじめ加害者の言葉にはしっかり耳を傾ける意味が分からない。それが一度じゃないから、礼への不信感が増していく。

さらに表向きにはエドの男娼で良いと考えたところでドン引きした。あれだけ母親が娼婦扱いされることを悔しがっていたのに、自身がそんな立場になれば、母親の汚名なんて晴らせるわけがなくなるのに。親を忘れて男を取った盲目ぶり。

その後も礼の言動には卑屈なのに自意識過剰さが見えたり、なぜかエドに他の男といる言い訳を求めたり、エドの過去の失恋話を第三者に話したりと、余計なことしかしない爆弾のよう。しかも本人に悪気が無い自己中で、救いようがない。

そして最後はブチ切れたエドが礼を強姦するという。エド側から見たら、今まで人間扱いしていなかった相手で、家畜を犯す主人を見ている気分になる。それに喜ぶ礼の心理描写は、尊厳を積極的に放棄したいのかと思うほどに気持ち悪い。

いくら両片思いだろうと、表に出す愛情表現がこれでは人間同士だと思えない。理不尽なことが次々起こる話を、何も学ばない、まともにものを考えることもできない主人公視点で追うのは耐え難い。お花畑にも限度がある。

少しでも印象を良くして読み終わりたいが、次巻を読むのは礼が受け付けなくて無理っぽい。この終わり方が二人の最良ってことで良いかな。

4

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