パブリックスクール-群れを出た小鳥-

パブリックスクール-群れを出た小鳥-
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神276
  • 萌×235
  • 萌11
  • 中立6
  • しゅみじゃない15

46

レビュー数
32
得点
1559
評価数
343
平均
4.6 / 5
神率
80.5%
著者
 

作家さんの新作発表
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イラスト
 
媒体
BL小説
出版社
徳間書店
レーベル
キャラ文庫
発売日
価格
¥650(税抜)  
ISBN
9784199008221

あらすじ

ハーフタームの休暇中、無人の校内で昼夜を問わずエドに抱かれる礼。これは言い付けを破った罰だ──。わかっていても、エドを独占できる喜びと快楽に溺れる日々…。ところが、休暇が明けると、たおやかな美貌の編入生・ジョナスが復学!! エドの恋人らしいとの噂に、礼は不安と嫉妬に駆られ!?閉鎖された檻の中──一瞬の煌めきが彩る少年時代に、生涯ただひとつの恋に堕ちる、奇跡の純愛!!

表題作パブリックスクール-群れを出た小鳥-

エドワード・グラームズ 英国貴族、監督生
中原礼 日英混血、学生

評価・レビューするAIの精度がアップいたします

レビュー投稿数32

エドの覚悟に神

1冊目で一線を越えた二人。どうなるかと思ってたら、ジョナス(エドの曰くありな美人さん)が出てきてびっくり、そしてエドの覚悟に驚嘆し、あふれる幸福感に何度読み直ししたことか という2冊目でした。本編350P弱+先生のあとがき。これは手放せない1冊になりそうです。

1冊目に出てきたオーランドにより、まだスクール内とはいえ、少しずつ世界が広がり始めた礼。ギル、ジョナスも加わって、1冊目とはうって変わって、とてもせつないながらも前進する期待感、喜びにあふれた感じのお話で大好きでした。
前半の皆で過ごしたクリスマスのエピソードは良かったなあ・・・・(このエピ、後続の別本で出てきます♡)卒業前の兎狩りのエピソードも素敵でした。うさ耳レイは残念ながらいませんがyoco先生が1枚、エドがレイに壁ドンならぬ木ドンしている図を書いてくださっていて、二人に降りかかる木漏れ日にうっとりです・・・ とうきうきしてたのに、え?卒業してサヨナラかい!

こんどこそどうなるんだ!と思ってたら、なんと後半は24歳の礼かつ日本編でした。ジョナスやギル、オーランドともまだ繋がっていて、特にジョナスが礼の側にいてくれてすごく嬉しかった。いい人だ、ジョナス。そしてギル。あわよくば礼をかっさらっていこうとしていたのかもしれないけど、エドがじれったいのが悪いんだし、援護射撃は必要だしね。ギルもいい人だー。
また、エドの忍耐、努力、覚悟に神でした。欲しいもの(レイ)があるから強いのか、エドワード・グラームズだから強いのか。エドを人間たらしめるレイと一緒にいるところのエドをもう少し読みたいです。

じれったい二人がやっとくっついて超幸せな気分で読み終えることができました。最後の指輪のエピと「母親のところへ連れていけ」は泣きます。レイ、クローバーかもしれないけど、指輪をお母さんにちゃんと見せてあげてね・・・。
さあ三冊目。うきうき極アマか?と期待してるんですけどw

2

心が締めつけられる

ずっと独りだった礼を必要とし求めてくれるそんな友達に出会い、エドばかりを愛し続けてきた礼が自分の足で立って世界を広げようと、エド以外の人も愛そうとがんばる礼が微笑ましく思え、その一方で愛することが出来ないエドの心の苦しさグラームズ家の貴族としてのしかかる重責を背負い礼を守れるだけの力を得るため愛を隠し苦心するのが心痛く、礼に対してのひどい態度は愛からなるものと分かり、はじめて、愛とは伝わるし受け取れる、そんな切なさと微笑ましさを含んだ素晴らしい作品でした

3

やっぱ 羞らいネ

礼くんの慎ましやかな性格に若干イラッとなりかけるけど、でもカワイイから許す。

続きものなので、当然 ①檻の中→ ②小鳥→ ③八年後 の順番で読まねばならぬ。

『品の良さ』と『恥じらう心』が大事だど。

電子で読んだのでイラストなし。しっぺこいた ( ̄∇ ̄)

3

2冊続けて読むべき。

1冊目の『パブリックスクール-檻の中の王-』より、この2冊目の方が断然面白かった。1冊目がイマイチだと思った人も、とりあえず2冊目まで読んでから判断して欲しいと思う。

キャラについて。
 礼の成長ぶりは好ましかった。オーランドに背中を押されて狭く薄暗い世界から自分の足で飛び出して、日本に帰国してからは自立して、可愛いコマドリちゃんもそれなりに逞しくはなっているけれど、やっぱり好みじゃなかった。『ツバメと殉教者』の桂人みたいに、もっと賢くて芯が強くて男前だけれど脆さのある健気受けの方が好きだ。
 エドについては本心が理解できてスッキリした。青い血が流れる貴族の血統、持てる者であるエドの苦悩。そして王であるがゆえの孤独。ノブレス・オブリージュ。うん、礼に対して取るべき言動は確かに難しかっただろうと思う。扶養される身であるゆえ、礼のことで全責任を負えないから遠ざけてきた。礼の傍で本心を隠したまま頑張ってきたエドも、礼と離れた後に青い血の差を埋めるべく努力してきたエドも、どちらのエドも凄くイイ男だ。
 それから、脇キャラのオーランド、ジョナス、ギルがそれぞれに魅力的だった。大輪の薔薇みたいなオーランドの視野の広さと自由な生き方が好き。つるバラみたいなジョナスのしなやかな強さが好き。ギルには参った。最初の頃は凄く嫌なヤツだったのに、いつの間にか気遣いのできるイイヤツになってるし。エドに遅れを取った報われない愛は、どこに行くのだろう。

内容について。
 愛には色んな形があり、自分の愛が届いていたかは問題ではなく相手からの愛を知っていたことの方が大事であって、言葉がもらえなくても相手からしてもらったことに愛が現れているかも知れない。

4

脇役が光る

パブリックスクールの2巻です。
前回、礼はわけがわからずエドに抱かれ、そのことに理由もつけてもらえず…というところで終了でした。
その直後からのスタートです。

前巻と同じく受けは日本人(といってもハーフ)で、エドの祖父の子供の礼。
攻めは生粋の貴族で、パブリックスクールのトップをひた走るエドです。

前半はエドがなぜ礼を愛したくとも愛せないか、そのエドの心情を礼が理解し離れる決意をするという切ない展開。
そして後半は、礼が日本へ戻されてから8年後です。
もともと礼が引き取られたのはエドの両親の思惑で、エドが大人しく学園生活を送るよう性処理の生贄とする為でしたから、エドがパブリックスクールを卒業したら用無しだったんですよね。
これについては思うところがないわけではありませんが、今のこの時代であっても貴族というものに価値があるイギリスを理解しようとしても無理だなと思った方が楽に読めます。

案外萌えたのは、エドの従兄弟のギルが礼へ迫っていく辺りでしたね。
エドは立場上あからさまに礼への愛をスクール時代囁くことはできない(もちろん読者には彼の想いは伝わってますが)ので、その代わりに読者への直接的な甘さ補充をギルが担ってくれてるというか。
まあ彼の言いっぷりはやはり根底に貴族の特権意識がありはしますが、それでも「おお!」とドキドキさせられました。
最初の頃はかなりムカつくギルでしたが、最後の最後にはキューピッドでしたね(苦笑

6

パブリックスクール2巻目です。

シリーズ2巻目です。1巻目で読みやめてしまわないで読み続けて欲しい!すっごくBL的な展開で攻めのエドワードがカッコいいです。本当に受けのレイのことを大事に想っているんだなぁということがよく分かって一安心しました。これからも貴族という家柄的に大変なことがたくさんあると思いますがこちらの作品を読んでいる限り二人の愛は永遠ですね!レイがもうちょっと大人になってくれればエドワードの気苦労も減ることでしょう 意外にモテるレイの守りの薄さが心配のエドワード様 お疲れ様です。

6

BL界のビルデュングスロマン的な

「パブリックスクール」第2作。

冒頭、1作から続く誰もいない学校内での連日の強姦から。
相変わらずエドの心がわからない礼と、言葉では何も言わないエド。
何も言わなければ何も通じないのに、何を言ってもそれでも通じない。
読者にはエドの本心はいつでも透けて見えているのに、礼のフィルターがかかると途端に解釈がずれていく。
怖いところは、礼の解釈もまた成り立つところ。
作者様が一つ一つのセリフにダブルミーニングを込める意図があったかどうかはわかりませんが、結果的に言葉の持つ二面性、可能性と限界というか、2人の通じない想いを描いて残酷。
ただ、オーランドや舞台を通じての新しい友人、現れたエドの過去の恋人ジョナスらとの交流を通じて、1作目の、孤独で虐められる不憫さはどんどん薄れて、心から笑えるようになる礼。
そして卒業生恒例の「兎狩り」。東の蕾が兎に!と皆が色めくが、エドが礼をさらって走る。
林の中でのエドの涙…この兎狩りの1シーンはBL屈指の切ない美しさを放っています。

…後半は場面は変わって8年後の日本となります。
エドが礼を迎えに来るのですが、またエドは何も言わないので礼には全く伝わってない。
その上今の礼は無自覚に人を惹きつける存在で、嫉妬でイラつくエドとやっぱり嫌われてるんだと思い込んでる礼の図。
最終盤、遂にエドは『愛してる』の言葉を礼に伝えます。
ここからは今までのすれ違いを補って余りある甘い時間…
エドのプロポーズ「Please give me the key for your heart…」、そして「クローバーでいいなら指輪を作って送ってやろう」 …
エドの血の重さの苦悩、礼の鈍感さ、リーストンでの冷たさ、別れた8年間、それら全てが必要な時間だった、という礼。弱さを愛せるのが礼の強さであり、愛してるが故に愛さないようにしようとするエドの救いになったのですね…
読み応え十分でした。

4

エド、頑張ったよね!

まずは、前作からの続きなので、未読の方は前作から順番に読むことをお勧めします。

前作から礼もエドも、色々な自分なりの理由から、自分の一番素直な気持ちを相手に伝えられずにもだもだしっぱなしで、礼くん、もういい加減エドの気持ちに気付いてやれよ!とおばちゃんは萌えきれずにいたのですが、クリスマスエピソードで少しいじいじを脱したのかと思えた礼くんの明るさと、卒業間際のエドの切なさが垣間見れて、ようやくBL的萌えにたどり着きました………長かった………で、エピローグ的に、一度離れた二人が、少し大人になって再会vvv ようやくめでたしメデタシ………なのかと思ったら、礼が相変わらずエドをわかってなくて、イラっ!
もうひと波乱ありました。

一番頑張ったのはエドだったよね!というところですが、彼もすぐにイラっとして癇癪起こすのはまだ、こどもだったよね。
でも、そんな素の自分をみせられるのが、礼くんだけだったんだよね。

結局、悲しい境遇で卑屈になり、自分の感情だけに手一杯だった礼と、家柄とジョナスを傷つけた罪悪感に縛られて、素直に礼くんに愛を伝えられなかったエドの、壮大な遠回りのお話でした。

最後まで読み終えて、ようやくBL的萌えにたどり着いた感じでした。
確かに、一波乱二波乱でお約束的にくっついてしまうお話ではなかったので、二人の未熟だった『男の子』の成長物語としては良かったと思います。
そういう意味で、このタイトルは成功。

……が、お約束大好きなBL好きには、ちょっと回りくどすぎかな。
もう1巻続きがあるので、さらなる二人の成長とBL的萌えを期待して、読んでみたいと思います。
……というか、ここから恋愛物語の始まり、だよね?

……あ、……ギルとジョナスは美味しいとこ持ってったのに、この巻に、オーランドの出番がなくて残念。








1

ギルの成長っぷりに惚れた


2巻から唐突に主人公総受け度と姫度が上がってびっくり。
ジョナスが登場したのもあってか同時にレイが自分を卑下するのが多くなった気がしたけど、
「ギルやオーランドがレイを構ってエドが怒って来る」ってのが出来上がってたからあまり感じなかったのかも。

ジョナスはいいやつだったしね!エドとジョナスは恋とか愛とか友情とかまだ自分の中で確立できてない時期に一緒にいたからこんなことになっちゃったのかな~、お家のこともあるしね…。エドとジョナスは本当の兄弟っぽいなと思った2人だった。
それにキチンと言葉で表してまでレイの心配をしてくれたり助言をくれたりするのもお兄さんって感じがあってここでやっと大人なキャラが出てきた感じがした。

学生時代は主要キャラが近くにいたからかもしれないけど、社会人になった今、レイの魔性度がわかってきた。レイは幼少期優しくされたいと思っていたから、その時の自分に似た人を見ると優しくして、相手からしたら聖母ように見えてしまうんだろうなっていうの、レイ○されそうになった相手ですら取引相手だしとか言って切り離せないのは、エドからしたらイライラするんだろうけど、その優しさと危うさがあるからこそエドはレイに愛してもらえたんじゃないのか?とも思った。
レイもレイだし、エドもエドで一癖も二癖もあるからどっちもどっちだなーって(笑)

それにしてもギルがめちゃめちゃいい男になってて惚れるしかないでしょこれは!
「さよなら、レイ。…十六の思い出」「…ちゃんと幸せになってくれよ」で胸打たれたよ…。
ギルのスピンオフが読みたいです…。

10

エドワードの苦労は続くよ

オーランドに誘われて、舞台美術を手伝うようになったレイ。
レイの世界が広がることで、エドワードとの関係も変化していくのですが…。


相変わらずエドワードが不憫です。
レイを真綿の檻に閉じこめて、隠すことばかり考えていた反動で、一度たがが外れると制御不能になってしまってます。
そして、どんなに身体を繋げても、決定的な言葉もキスも無いので、二人の気持ちはすれ違ったまま。
レイをこんな風に、頑ななほど卑屈にしてしまったのって、自業自得とはいえ、やっぱりエドワードもまだ子どもだったって事なのでしょう。
狂乱のハーフタイム休暇後、エドワードの執着の檻から解放されたレイは、ジョナスやオーランドや他の生徒とも交流するようになって、ようやく人間らしい成長を始めます。
但し、レイ自身は、自分が今まで何に閉じこめられていて、何から解放されたのかを全く気付いていないままです。

後半はレイがエドワードと別れて日本に帰ってから8年後、エドワードと再会するお話です。
イギリスで別れた時に、結局の所、レイはエドワードの気持ちを全くわかっていなかったために無駄にすれ違う二人。
やっぱり、思いは言葉にして口にしなければ伝わるはずがない。
お互いの、独りよがりで届かなかった愛と執着が「愛している」の言葉でやっと結び合わされて、これでようやく一安心。
なのかな。

5

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