パブリックスクール -ツバメと殉教者-

public school

パブリックスクール -ツバメと殉教者-
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神55
  • 萌×28
  • 萌5
  • 中立2
  • しゅみじゃない3

3

レビュー数
9
得点
324
評価数
73
平均
4.5 / 5
神率
75.3%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
徳間書店
シリーズ
キャラ文庫(小説・徳間書店)
発売日
価格
¥1,400(税抜)  
ISBN
9784198644185

あらすじ

エドと礼が通った、貴族の子弟が集う名門パブリックスクール──全寮制のリーストン校を舞台に描く、「パブリックスクール」シリーズ、待望のスピンオフ!!
イギリスの貴族社会の小さな縮図である学び舎に馴染めない青年たちの恋と葛藤を綴る、センシティブLOVE。

表題作パブリックスクール -ツバメと殉教者-

スタン・ストーク
桂人・ヴァンフィール

評価・レビューする

レビュー投稿数9

前作が強すぎて

まさかまさかのシリーズ再びとは…3部作でパブリックスクールの世界が終ってしまったのかと、すごく残念に感じていたので素直に嬉しかったです。でも本棚に並べると明らかに違うサイズ感にちょっと…同じ文庫サイズにしてもらいたかったです。でもちょっと希望が持てました。まだまだ終わらないパブリックスクールの世界観 樋口先生まだまだシリーズ続きますよね!スタンと桂人も好きですが、やはり前作のカップルが強すぎて もっと最強のカップルをよろしくお願いします。

0

少数派の戯言として。

前作三冊は勿論、amazon限定ペーパー、そして電子限定SS読みたさに紙だけでなく電子も買ったくらい、パブリックスクールは好きです。
ただ、今作は「またか…」という感が拭えなかったです。

礼と桂人の生い立ちや性格は違うのは分かります。
が、『頑張り屋な受け』『アジア人の差別』『皆から愛される』という設定の既視感がありすぎて…。
スタンにしても、ヘタレな面がある所などエドとかぶる点があるように思います。
物語に必要不可欠なのかもしれませんが、同じような設定にして欲しく無かったのが正直な感想です。

とはいえ、音楽や物語に絡めた話の進め方はとても素敵でした。
パブリックスクール独特の陰鬱とした感じもたまらないです。
自分の立場や生き方を、あの閉塞感ある場所でみな模索しながら生きてるんですよね。
『パブリックスクール』という物語は、パブリックスクールという場所だからこそ魅力が増すんだろうなーと思ったり。

神評価が多いのでなかなかレビューする勇気が持てませんでしたが、このような感想を持つ者も僅かながら居るという事で…。
評価は『萌』ですが、続編があればまた是非読続きみたい作品でした。

11

続編が読みたい作品です!

前作の『檻の中の王』から続く三作が好きだったため、本屋さんで見つけたとき、「またあの世界観が読めるのね!」と大興奮しました。

前作と同様にとても面白かったです。
ちなみにお話は一気に読み進めましたが、個人的には一度目よりも二度目と読み返すたびに面白くなっていく作品なのかなと感じました。
パブリックスクールを統率する者の人物像もキャラ達の位置付け(主役2人周り含め)も前作と異なるところがちらほらあり、最初は戸惑う部分もありましたが、最終的にはそこが面白いポイントであり何度も読み返していろいろとじっくり考えたくなるところでもありました。

そして、今回も美しいイラストで感激でした!
しかし、ああ…英国の貴族様!という感じでうっとりとするかたわら、スタンの表紙の雰囲気から受ける雰囲気と本編内との印象に、少しズレを感じました。
(ケイトに関してはあまり感じなかったのですが…。)
そのズレが作品の最後まで続いたこともあり、頭の中で消化するのに少しだけ体力を要してしまいました。
具体的には、表紙のスタンはこの作品の序盤もしくは始まる前のスタンと考えるのが妥当なのか、スタンの内続き面から出る表情なのか、それとも、これからのスタンとして捉えるのかとても悩みました。
(ちなみに体力を使うとはいえ、それを悩むのもとても楽しかったですが)
自分の頭の中だけとはいえ、「これかな」と断定するには材料が足りず、もっとスタンの色んな姿が見たい!と思いました。

続編が読みたい作品です!

1

閉塞感がたまらない‼

『ムシシリーズ』も面白いですが、やっぱり樋口作品は『パブリックスクールシリーズ』いいです!大好きです!そして今回のスピンオフも期待を裏切らない読みごたえのある作品でした。

なんといってもあの息苦しい程の閉塞感!寄宿舎という狭い世界の中で、まわりの目を気にしながら自分の立ち位置を必死に守りつつ、そんな環境に苦心しながらもどうすることもできずに堂々巡り。この八方塞がり感がたまらなくいいです!

そんなところに、差別の対象のアジアンで貴族の養子で爵位も継ぐわけでもない格好のストレス発散の捌け口になりうる桂人の存在。さらにそれが青みがかった黒髪と黒い瞳をもつ神秘的な美人ときたら、いつ襲われるのかドキドキ?まだか、まだかと待ちわびながら読み進めました(笑)

ストーリーとしては『幸福な王子』を根底に据え、愛情と自己犠牲の有り様を問う形で進められていきます。
家族からの愛情薄く、スラム育ちで、さらに性虐待の過去をもつ桂人に、全てを持っていると思われたスタンには壮絶な過去、凡庸にも関わらず優秀であることを求められ苦しむアルバート。
おのおのが苦しみを抱えながらも相手によかれと思って続き自らを犠牲にしてしまうことがさらに問題を深めてしまうという、もがけばもがく程がんじがらめになっていくところがさらに作品を重苦しい雰囲気にしています。

ですが、今回はわりと早めに(スタン本人は必死に隠しているつもりでも)湯たんぽ持ってきたり、言いよどみながら小鳥について話したり、挙げ句の果てには専用娼婦になれとか独占欲丸出しで、愛情がただ漏れなので(笑)もどかしくはありますが安心して見守れました。

この先、学校という守られた世界(檻)から解き放たれてさらなる差別が桂人には待ち受け、前途洋々というわけではないと思いますが、スタンに約束を破らせてしまう程の桂人の艶態と、桂人を失神させる程のスタンの精力で(笑)犠牲の上に成り立つのではない幸せを二人は築いてくれると思います。続編、出て欲しいなぁ。

3

健気受けの殿堂

読む前から想像していたものの、過酷な環境にいながらも心優しくて強くて健気な受けに泣かされました。
愛についての想いを語る演劇のシーンでは涙ボロボロ。。
分厚い二段組の分量を感じさせず、あっという間に読破しました。
最初はこれでもかというほど辛い目にあう受けが不憫でしたが、それでも人への優しさを失わない芯の強さに救われました。
そして攻めにも攻めの辛い過去や事情が多々あるのですが。。にしても受けのこと傷付けすぎでしょーー!!!とこのシリーズを読むと毎回思うのですが、攻めの身勝手さというか不器用さにはイライラさせられました。
脇キャラのメンベラーズが受けのお相手でも良かったのではと思ってしまうほど。
とはいえ独占欲丸出しな攻めには萌えましたが。
最終的にはびっくりするほど周りのキャラも全員良い人になって、受けが総愛されになりますが、モテモテの受けにハラハラする攻めを思うと小気味良い気分です。
もっとラブラブな様子も是非見たいです!!

3

読む勢いが止まらない!

手に取る時は迷いました。
如何せん、前作が好きすぎるので…

しかし、樋口美沙緒先生の作品を今まで購入しなかったことはなかった私。当然買いました(≧∇≦)/


前作が好きすぎるのは変わりありませんが、
めちゃくちゃ良かった!泣いた~( p_q)
他の方々の素晴らしいレビュー通り!

後半からスタンに萌えまくり(;//́Д/̀/)ハァハァ
前半あってこその、この萌え。
たまりません(;//́Д/̀/)ハァハァ

言いたいことはたくさんありますが
1番言いたいことは……

樋口美沙緒先生!
どうか続きを!!
スタンの迷いながら、
また愛することについて成長しながら
ケイトをどうやって愛していくかがみたいです!(待望)
スタン視点だったら……
もうたまらんです(;//́Д/̀/)ハァハァ


待ちきれないので、もう1度読んできます(*°∀°)=3

2

買って悔いなし

一気に読みました
前作の続きではないし、お値段もよかったのでかなり迷いましたが買ってしまいました
前作も神評価ですが、こちらの話の方がより好きです
桂人の男前っぷりが良かったです
その後が読みたいです

0

英国ど根性物語

パブリックスクール4巻

針のむしろで生き抜く
受けっ子達の強靭な精神力に敬意を表し
英国ど根性物語と勝手に呼んでます。

前作の礼ちゃんもツワモノだったけど、今作の受け桂人くんはさらに強い。
スラム街の貧困を経験していることも一因ですね。
人に媚びへつらって生き延びた経験が
桂人の逞しさであり卑屈な記憶でもあります。

恋愛パートも面白いですが、寮代表メンべラーズと桂人の不思議な関係が印象に残りました。
ウェリントン寮の支配者メンべラーズは、最初から桂人の能力と人間性に目を掛けています。
目を掛けていたと言っても、桂人に利用価値を見出していたと表現する方が正しい。
でも、桂人はメンべラーズに利用されていたことに怒りを感じないんですよね。
ウェリントン寮の一員としてメンべラーズが守ろうとしているものを理解している。
メンべラーズは桂人のことをパブリックスクールにおける「良心と錨」と表現したり自分にとって「憧れそのもの」だと言いますが、桂人を利用するための嘘の言葉ではありません。
本気でそう信じて言っている。
桂人はメンべラーズに自分の存在を肯定されて続き救われたことがあり、メンべラーズに甘いのかもしれません。
パブリックスクールという特殊な小社会だからこそ成立する、恋愛とも友情とも呼べない不思議な関係に萌えました。

スタンは、安定のヘタレ攻めです。
最後まで弟のアルバートとメンべラーズにいいとこ取りされる体たらくに笑わせていただきました。
個人的には、樋口先生の攻めは情けなければ情けないほど好感度が上がります。

8

ただ泣けた。

パブリックスクールシリーズ待望のスピンオフです。
正直礼とエドの続編や番外編でないことを残念に思った方がいらっしゃるのではないでしょうか。実は私もその一人です。
前回が好みすぎたから今回は合わないかも、読んで大丈夫かな、後悔しないかな等考えておりました。
まぁそんな考えは4、5ページ読んで消え去りましたが(笑)
悩んでいるそこの貴方に是非読んで頂きたい!と思ってしまうくらいには面白かったし泣けました。

主人公(受)の桂人は前作主人公の礼に負けず劣らずの不幸っぷり。家庭環境が最悪で、最初は淡々と「可哀想だな…」と読み進めておりましたが、とある一行に綴られた桂人の心情に涙がぼろっぼろ零れました。それが多分序盤と中盤の間ぐらいで、そこから始終泣きっぱなし。文字がぼやけて読むの大変でした!
そしてやっぱり鈍い。おいおい…と心配になるほどです。ここらへんはスタン(攻)に同情しました。鈍い桂人に驚き呆れるスタンは笑ってしまうほど可哀想でした。本当に(笑)

対するスタンですが、不器用な男でしたねぇ。そして勝手(笑)
自分にはこれだけって決めているものがあるのに、桂人のことを諦続きめられない。放っておけない。でもいざ向き合えるとなったら自分に自信がなくて話すこともできない。序盤の嫌な奴が終盤では嘘のようで、「あぁこれがスタンなんだな」と思いました。
あ、、でもスタンは何人かの生徒と関係を持ってます。目的があっての行為でしたのであまり気になりませんでしたが苦手な方はご注意を!スタンが桂人以外との情事シーンが序盤に1回だけですがしっかりあります。

魅力的なのはメイン二人だけじゃなくて、他のキャラもいい味だしてました!
最初はなんだこいつって思っていたキャラもいたのですが、読み終わってみると全員のことを好きになってました。不思議ですね。
何だか愛を捨てて、愛することも愛されることもないと言い切っていた桂人と一緒になって、キャラ(桂人の周りの人間たち)を愛せるようになった感じです。
ただ最初から最後まで嫌な奴はいましたがね。夜は背後に気を付けろ、と言いたい!

そして嬉しかったのはデミアンとエドの登場シーンです!!!これには思わず喜びの声をあげました。
礼はいませんでしたが彼らの会話にしっかりと出ております。
短い登場シーンでわかったことはひとつ。エドは小鳥が好み。
そうか、やっぱり小鳥に弱いのか…と温かい目でその一文を眺めました。

読み終えてまず最初に思ったことは、続編読みたい!!!です。
今回はもちろんハッピーエンドで終わりましたが、スタンと桂人のリーストンでの生活はまだ一年以上あるようです。これから楽しいこと、面白いこと、嫉妬に大忙しの笑いを誘うスタンの姿もまだまだあることでしょう。
それを是非読ませて頂きたいです。学内えっち期待しております!!!

17

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