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表題作あさはらたそかれ

堂山純一郎,17歳,高校球児
澄山 忍,26歳,人気映画ブロガー

その他の収録作品

  • あさっぱらからたそがれて

あらすじ

夜型人間で人気ブロガーで、早朝散歩が趣味の澄山。
高校野球児で、健康優良児の堂山。
澄山が堂山と知り合ったのは、ひとの少ない朝の散歩のときだ。
関わるはずのなかったひとと、同じときを過ごしている。
年上なんだし、動揺したくないのに、どきどきしている。
こんなに俺は不器用だった?

高校野球児×社会人の初々しい恋を描く はやりやまい、待望のデビューコミックス!!

作品情報

作品名
あさはらたそかれ
著者
はやりやまい 
媒体
漫画(コミック)
出版社
大洋図書
レーベル
H&C Comics ihr HertZシリーズ
発売日
ISBN
9784813031192
4.2

(158)

(80)

萌々

(51)

(16)

中立

(6)

趣味じゃない

(5)

レビュー数
22
得点
658
評価数
158
平均
4.2 / 5
神率
50.6%

レビュー投稿数22

帯の推薦文がヨネダコウさんです

人気映画ブロガーで超夜型の生活をしている澄山(受け)は、就寝前の日課の早朝の散歩で、ランニングをしている高校球児・純一郎(攻め)と出会う。毎日のように顔を合わせるうち、ふとしたことから言葉を交わすようになるが…。


すっ…ごくよかったです。
攻めが高校球児です。坊主頭です。しゃべり口調が「っス」で、体格ががっしりの可愛いヤツです。
受けは映画のブログをやってる人。雑誌にも記事を書いたりして、映画の評論で生活をしています。年齢表記はないですが、目が大きくて可愛い顔立ち(イケメン設定です)なので、そんなに歳の差感はありません。
でも、ただでさえDKと社会人って背徳的で萌えるのに、それが高校球児なんて爽やかさの権化になったら…! いやもうヤバイです萌えすぎて。

中身はまったく色物っぽくはないです。淡々と物語は進みます。
最初は散歩中の受けとランニング中の攻めがすれ違うだけ。それから受けが、すれ違ったときに散髪したらしい攻めにびっくりしてつい「ぼうずじゃん」って言っちゃって、それに反応した攻めと少し言葉を交わし、軽く挨拶をかわすように。そして夜コンビニで出会って、アイスをおごってあげて、メールアドレスを交換して…。
少しずつ距離が近づいていきます。

ちょっと奇妙な友人関係は、お酒を飲んで帰ってきた受けと攻めが出くわしたときに変化します。酔っ払って可愛く抱きつき、「じゅんいちろうあせくせぇ」とか「純一郎に会えるの嬉しい」とか言う受けマジ小悪魔。攻めも抱き返したりなんかしちゃって、それを見た私はもんどりうって萌え転がりました。
受け可愛い。攻めカッコ可愛い。読んでいてモゾモゾそわそわしちゃうような、可愛い恋を覗き見しているような、そんな気分。

エロも大変よかったです。どちらもノンケで、攻めに至っては童貞で、セリフの応酬も面白い。「先っぽだけでいいんで」「それ先っぽですまないやつじゃん!(心の声)」とか。
あと攻めの腹筋すごかった…!
派手さはないけど、とても素晴らしい作品でした。デビュー作らしいのにすごい。迷いなく神をつけます。

20

はるぽん

詩雪さん。
大好きな本なので、レビューがきっかけで読んでいただけたと思うとすごくうれしいです\(^o^)/
受けも攻めもとても可愛くて大好きです。エッチも可愛かったですね。(笑)
数年後の2人とか見てみたいです。プロ野球選手攻め…たぎる\(//∇//)\

骨太な新人さん


一冊まるまる、高校野球児(純一郎)×夜型社会人(澄山さん)のお話です。

*ゆっくり丁寧に描かれる 2 人の関係
「あさはらたそかれ」というタイトルに込められた朝と夜という時間の流れももちろんですが、冬の朝の澄んだ空気、春の花粉に満ちた空気、梅雨の湿った空気、真夏の焼けるような空気といった四季の移ろいがさりげなく描かれているところも見どころだと思います。ゆっくり変わっていく季節と共に澄山さんと純一郎の関係も変わっていきます。朝すれ違う以外に接点のなかった 2 人が徐々に仲良くなっていく過程が丁寧に描かれています。

*味のある絵
絵柄は好き嫌いが分かれると思いますが、作者独自の路線を進んでらっしゃり味があります。影の描き方、トーンの削り方、背景の直線の少なさが上手いなあと。特に商店街の背景の描き込みがお気に入りです。背景の描き込みの多いコマとモノローグの白いコマの対比により、モノローグの言葉が引き立っていると感じました。

*エロもあるよ
ギラギラしたエロ坊主と澄山さんのやり取りに萌えました。エッチする前に 2 人が澄山さんの部屋まで走って帰るのですが(さすが高校野球児!)、玄関で息切れしながら 抱擁するシーンはドキドキが伝わってきました。
ベッド上で年上っぽく純一郎の上に乗っかって煽ったかと思うと、次のページでは怖がりながらもお尻を突き出す澄山さんがかっこかわいかったです。


作者の新人らしい初々しさと主人公たちの初々しさがマッチしていました。一方で、新人とは思えないストーリー性に底知れないものを感じました。
次回作も楽しみです!

12

純一郎は私の2016年No,1攻めです!

私が「あさはらたそかれ」に惹かれたのは、まず、純一郎(攻め)の坊主頭ッス。
坊主LOVE~///
純一郎は坊主なだけでなく、寡黙。そしてムッツリすけべ。
澄山(受け)の気持ちを察したり、振られても果敢に押していく器のデカさ。

そんな純一郎の魅力が光る「あさはらたそかれ」
まず、すっごく映画っぽいです!コマ割りのテンポが。
なんていうか、この街の規模や季節感、吐く息の白さが見えるようで、気温も自然に想像できるよう。背景やモブごと動いている映像が浮かんでくるので、とっても読みやすかったです。

季節が冬から夏にいつの間にか流れているのも、二人の距離がいつの間にか縮まっていくのも好きでした。
最初にアイス奢った時は二人が座る位置、距離感は普通なんです。
でも一か月後、純一郎が水筒からお茶をいれてあげるところは、もう純一郎がぴとっとくっついてる。
澄山もメアド交換で距離の近さに気づいたはずなのに鈍感か~///

友達にも盛大に惚気といて否定してるし、酔っぱらって夢の話するし、汗臭いのに抱きついて離さないし・・・最初に夢で声を聞いた時からこうなるようになってたんだよバカァ~///

純一郎はエラいよなァ!いっくらでもモテるはずなのに、年上の堅気じゃない男に恋してうつつを抜かすでもなく、ちゃ~んと夢に向かって練習を怠らず、県大会優勝して甲子園とか完璧か。だって、告って振られて、兜合わせした後に猿にならずに甲子園って・・・とんだ賢者ですよ!
澄山~英語勉強しとけ~純一郎はMLB待ったなしだぞ~
お前も町山智浩みたいに現地からレポできるように鍛えておけ~

最終回。
澄山の告白を聞いて真っ赤になる純一郎、イイッス・・・!
「澄山さん 俺のもんスか」のセリフ、イイッス・・・!
「笑うの無しッスよ」って野球部焼けしてるの、イイッス・・・!
童貞のくせして指の又ベロ~ンと舐めるの、イイッス・・・!
「澄山さんのケツん中いれたい」ってさすが野球部ストレート、イイッス・・・!
「だって入っちゃったんスもん」強引なの、イイッス・・・!

最終回に澄山が、描き下ろしで純一郎が、それぞれ「いい朝だ」って思ってるのがイイッス!!!

映画「君の名は。」でも「たそがれ時」が重要なモチーフで出てきましたが、そのたびに「あさはらたそかれ」を思い出しました。

超オススメです!

6

とにかく台詞がいいです。実写化して!

初読み作家さんのデビューコミックス。
1冊全部を使って、高校球児と、高校生とは全く接点のない30代ブロガーが、昼夜逆転生活の中で出会い、いつしか恋の沼にはまっていた事に気付くお話。
このストーリー展開、凄く好きなヤツだ。
高校生堂山のストイックな童貞力が、既成概念に囚われて自分の感情をもてあましていた澄山の恋愛スイッチを解放すると、澄山が素直に自分の感情を受け入れて、ついでに堂山の欲情も受け入れる。
堂山が、ただのわがままな子どもじゃないところもいいし、
澄山が、自分の欲望に正直なところもいい。
こんな年上受けが好きなのよ。
物語の力で画力を凌駕して「神」です。

6

ほっこりにまにま(*´︶`*)

これは迷わず「神」付けたくなるやつ!
BLとしてももちろん良いんだけど、これが仮に恋愛に発展しないような日常の出会いを描いただけの作品だったとしても満足して読み終えれたと思う。
2人が交わすやりとりにほっこりしたりニマニマしたり。
心がゆるりと潤いました。

大人になってから新しく誰かと仲良くなる(ましてやそれがキラキラ眩しい若者!)のって結構大きな出来事だったりするし、好きな人でもできたみたいにちょっと浮かれちゃう感覚も実際経験あるし、なんかこうスルッと入り込めるのですよ。澄山のその気持ち分かるなぁって。
で、そんな大人の澄山に対して、高校生の堂山がこれがまた「あぁ若者だなぁ!」って思えるような10代の勢いがあって、それもまたなんかこう若かりし日の感覚を思い起こさせてくれたりして。
道ですれ違うだけだった2人が少しずつ距離を縮めていく中で描かれる、若い堂山が心と身体に素直に澄山をサクッとオカズにしちゃってる若者特有の感じだとか、大人の澄山がすっかり恋愛に鈍くなってる感じだとか、そういう2人の年齢差がとても自然で良かったです。
最終的には堂山の若さに助けられた感じでしたね。
高校球児眩しいぜ!

ほんと、こういうのこそ実写化されたらいいのにな。
読みながら自然と頭の中で映像化されるような作品でした。

【電子】レンタ版:修正○、カバー下×、裏表紙×

6

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